お金は、知識がない人から、知識がある人へと流れていく。

知識がない者は金を払わなくてはなりません。知識がある者は大きな富を獲得する機会が得られます。これが「資本主義のルール」です。会計だけ知っていてもダメで、税務、財務、投資などの多面的な知識が必要です。

確定申告の受付が始まりました。私も税理士ですから、何件かサポートしてます。富裕者になればなるほど、驚くほど勉強しています。不動産やビジネスへの投資をして成功している富裕者も多くいますが、彼らはそれまでの何十年と「自己への投資」を惜しまなかった人です。

脱税は罪ですが、節税は義務であり、知識であり、知恵です。日本の税法は恐ろしく複雑ですが、複雑であるということは裏を返せば「制度上の歪み」が存在します。それに気が付いた人が「黄金の羽根」を拾えるのです。私がそれに気付いて「黄金の羽根」を拾ったという意味ではありません。お金持ちはお金持ちになるべくしてなっている、富裕者は富裕者になるべくなっている、最近つくづくそう感じます。

経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。
国家は神聖なものでも、崇拝や愛情の対象でもなく、人生を最適設計するための道具だ。

(橘玲『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015』より)