カリスマコンサルタント、ブライアン・トレーシーの言葉。

成功する人は、常に他人を助ける機会を探している。
成功しない人は、常に自分の利益を探している。

(ブライアン・トレーシー )


私がビジネスをする上で、常に心がけていることは、
「期待を超える」ということです。

私の中で、「プラス1%の法則」と名付けています。

お客様の期待値のプラス1%のことをやると「ありがとう」と言われる。
お客様の期待値のマイナス1%で済ませると信頼を失う。


そして、

信頼維持は信頼獲得より10倍苦労し、
信頼回復は信頼維持より10倍苦労する。


だから、
普段から信頼を得るために、「プラス1%」をやり続けるべき。

これは、私の経験から導かれた商売の原理原則。



超一流ホテルが、なぜ超一流なのか。

設備投資に莫大なカネをかけているからではない。

彼らは、常にお客様の期待を超えるからだ。

出来るか出来ないかではなく、出来る方法を考える。
言ったことをやるだけでなく、言ってないことも考えてやる。

ホテルに限らず、会計士の仕事でも、どんな商売でも、原理原則は変わらない。



お客様から信頼を失うのは、たいてい、お客様の期待値を超えてないからだ。

 ・そもそも、お客様の期待(何を求めているか)を考えない
 ・お客様の話を聞いていない
 ・コミュニケーションを拒む
 ・お客様の意見より、自分の正論を主張する
 ・自分のやり方を押し通す
 ・仕事を、割に合うかどうかで選別する
 ・割に合わない依頼は引き受けない
 ・割に合わなくなるとやる気をなくす
 ・思ったよりしんどい仕事だとやる気をなくす
 ・出来ないことは決してやらない
 ・やりたくないことも決してやらない
 ・面倒臭いことも決してやらない
 ・出来ない言い訳をする
 ・納期を守らない
 ・中途半端な納品をする
 ・お客様の文句をいう

そして、ブライアン・トレーシーのいうように、「常に自分の利益を探している」。

総じて、自己チュー。



お客様の期待値に対して、200%、300%の成果を出す必要はないのです。
「プラス1%」のことをやれば、「ありがとう」が返ってくるわけです。

プラスマイナス1%の努力の差なんて、気持ちの問題です。


以前、ミキハウスの社長さんの記事を紹介しましたが、これが商売の基本だと思います。この記事はモレスキンに貼り付けて、時々読み返しています。