dsuzuki


ちょろっと金沢へ。

せっかくなので前から行きたかった「鈴木大拙館」へ(上の写真)。

水鏡に浮かんだように見えるのは「思索空間棟」という建物。
建物の中はボックス型の空間になっており、畳で作られた椅子が置かれているのみ。
椅子に座ると、(上の写真でも見える)小さな出入口の向こう側に水面とコンクリートの壁が見える。
ミンミンゼミの音がなければ、めちゃくちゃ無機質な無音空間。
これが鈴木大拙的「思索空間」なのか。
このコンクリートの建築物と鈴木大拙とが繋がらず、最後まで違和感がある館だった。



21美

「金沢21世紀美術館」にも行きました。
ここの展示物は意味不明だった。
私が浅学非才なだけかもしれないが、独特な思想が反映されている展示物は理解に苦しむ。
ウサギが倒れているだけの展示物があったりとか(上の写真)。
外国人観光客も多かったが、これを見てどう思っているのだろうか。
Why Japanese People !?


金沢、奥深し。




無心ということ (角川ソフィア文庫)
鈴木 大拙
角川学芸出版
2007-09-22