セミナー・講演・研修などの講師の依頼は基本的に断りませんが、セミナー等の講師を引き受けるといういことは、ステージの真ん中に立つということであり、ある意味、エンターテイナーに成り切らなければならないと思っていますので、それなりに覚悟は決めて受託してます。

知識を与えるだけのセミナーなんて、私はやるつもりなし。

わざわざ足を運んでくれているお客様に何かしらの感動も、共感も、インスピレーションも与えることができないなら、講師なんてやりません。

ただ、引き受けるべきかどうかをいつも悩むのが、会計士さんや税理士さんなどの同業者向けのセミナー。

色んな意味で「微妙」なんです。冷めた味噌汁飲まされている感覚になる時がある。
なんだろ、この微妙な味わい。

先月と今月、同業者向けセミナーがあり、ようやく終わりました。
いつもの3倍くらい疲れました。

ただ、非常に嬉しい出会いや再会もありました。
毎日ブログを見て頂いているようなので、この場を借りて御礼を申し上げます。

受講者が10人であろうが、100人であろうが、1000人であろうが、ステージから受講者の顔ははっきり分かります。今回のセミナーで、一人、80代くらいに見える白髪のおばあさまがご来場頂いてました。終始、私の話に大きく頷きながら聞いてくれてました。会計士さんなのでしょうか、税理士さんなのでしょうか。おそらく、私のセミナー受講者の中で最高齢の方だと思いますが、一番熱心に聴いていてくれていたように思います。ご挨拶もできませんでしたが、とても嬉しかったです。