この文章を読んで、どう感じるでしょうか?

●子どもの成績が悪いのは、親が馬鹿だからだ

●犯罪は遺伝する

●ブスは美人より生涯3600万円損をしている

●親は子どもの人格形成になんの影響も与えられない

反論したくなるような話ばかりかと思いますが、これらは全て、進化論的、遺伝学的、脳科学的なエビデンス(証拠)があるのです。つまり、余りにも不愉快な、「残酷すぎる真実」ということです。

本書は、私が、「出たら買う」という作家の一人、橘玲(たちばな あきら)さんの新刊書。

昨年末に出た「『読まなくてもいい本』の読書案内」は、知のMAPが一気に広がった興奮冷めぬ内容でしたが、本書も『読まなくてもいい〜』からスピンオフしたような内容で、読み出したらページをめくる手が止まりませんでした。

上の4点の話も強烈ですが、ヒトの本性は(一夫一妻制や一夫多妻制ではなく)乱婚であるという話(第10章参照)や、子どもは自分のキャラを子ども集団の中で選択するという話(第13章参照)は、めちゃくちゃ面白い。はじめは驚きましたが、進化論的、遺伝学的はエビデンスをもとに聞けば100%納得の話であり、パラダイムシフトが起こったような感覚です。

デイヴィッド・ブルックス著 『あなたの人生の科学』のような面白さ。オススメです!