昨日の続きとして、備忘録。


ビジネスモデルの構築(再構築)にあたって、
 (1)顧客の定義
 (2)商品・サービスの価値
 (3)価値の提供方法

の3つの要素は最低でも決定しなければなりません(詳細は拙著参照)。

昨日の『新規事業創出塾』でも感じましたが、(1)顧客の定義(2)商品・サービスの価値 は非常に難しい。ここは、(1)を定義しながら、(2)の価値を考えたり、(2)を考えながら、(1)を再定義したりということを何度も何度も繰り返していくことによって、イメージがカタチになると思います。

それができれば、その価値を、どうやって顧客に伝えていくのかという(3)価値の提供方法を考えなければなりません。

あなたの会社の商品・サービスを買わなきゃならないわけ(=商品・サービスの価値)を、
生活者・消費者・見込客にどうやって伝えていくのか

ということです。

□ 直接営業して伝えるのか、
□ チラシをまくのか
□ 広告を出稿するのか
□ ブログを書くのか
□ メルマガを配信するのか

方法は何十、何百とあります。
それをすべて書き出さなければなりません。

昨日の『新規事業創出塾』では、「最低15個」は書き出すことを課題にしました。

これが書き出せたら、ビジネスモデルは80%完成。

これを100%にするために時間を割くことも大切ですが、
「80対20の法則」の通り、最後の20%に、時間・気力の80%が必要です。

ですから、

価値の提供方法を15個も書き出せたらなら、何をすべきかと言うと


今すぐやれ!



15個すべてを、今すぐやれ。



昨日の『新規事業創出塾』でも言いました。

ビジネスモデルを構築するのに燃え尽きたかもしれませんけど、

  みなさんの会社の事業が『認知』されない限り、

      売上は1円も上がりませんから。





じゃぁ、どうやって『認知』してもらえるのか。

弾を撃ちまくるしかない。

価値の提供方法が100個あれば、100個すべてをやれ。

ビジネスモデルが決まったら、100発でも1000発でも10000発でも、弾を撃ちまくれ。

時間がない、カネがない、自信がない、とは社長であるかぎり絶対に口にするな。
自分で出来ないなら出来る人間を探せ。

弾を1発も撃ってないのに、あれこれと準備ばかりしている中小企業の社長が多すぎる。
弾を1発撃って、当たらなかったからといって、直ぐに諦める中小企業の社長が多すぎる。

私だって、「武田雄治」を認知してもらうために、この10年間、しつこいくらいに弾を撃ち込んできたから、ようやく世間に『認知』してもらえるようになってきた。武田雄治を知らない人が、武田雄治に決算早期化を依頼することも、IFRS導入を依頼することもない。

どれだけ撃ち込んでも命中しないこともある。
ただただ切ない時もある。
でも、それを乗り越える心強さが必要。



ですから、

事業立ち上げで大切なことは、正しいビジネスモデルの構築

ですが、

もっと大切なことは、アクション。

という話です。



PCの前に座っている限り、
会社は変わらない。

PCの前に座っている限り、
人生は変わらない。