『セミナーの受け方』について書いたので、ついでに『セミナーの選び方』も書いておきます。



先日、セミナー講師をやる方は、以下のいずれかに分けられるのではないか、と書きました。
  (1) セミナーを本業として稼いでいる方
  (2) セミナーを本業へのマーケティングとして行っている方

これは、セミナー講師を「やる側」から見た分類であり、「受講者側」から見たら、そのセミナーが本業であろうが、副業であろうが、別にどちらでも構わんと思います。ちゃんとしたものであれば。



ただ、セミナーの「受講者側」から見た場合、セミナー講師をやる方が以下のどちらに該当するのかは見極めた方が良いと思います。
  (3) セミナーが目的の講師 (=人前で喋りたいだけ)
  (4) セミナーが手段の講師 (=伝えたいことがあるから喋る)


(3)は出るだけ時間・コストのムダだと思います。
(3)か(4)の見極めは難しい場合もありますが、セミナー概要とか、講師のプロフィールとか、ブログとかメルマガとかHPとか書籍とか、その他いろんな情報から、そのセミナーや講師の理念・信念・想い・メッセージみたいなのが伝わってくるかどうかで判断したら良いと思います。ググれば簡単に分かります。事前に何も伝わってくるものがなければ、セミナー当日も何も伝わってこないと思います。

(3)を排除したあとに、もう一つ見極めを。
セミナーで喋るってことは、アウトプット手段の一つです。講師がこれまで経験してきたこと、体験してきたこと、学習してきたことに、その講師の思想などがブレンドされてアウトプットされるものが、セミナーであり、書籍であり、ブログであり、メルマガであり、様々なコンテンツになるわけです。
当たり前のことを言いますが、セミナーだけが面白いなんてことはないです。

普段から書籍とかブログとかを読んでいる方のセミナーなら問題ないですが、知らない方のセミナーを受講する場合は、他のコンテンツを調べた方が良いと思います。書いている文書が面白くない人は、セミナーも100%面白くないです(これは著名人でも同じ)。

そこまで調べれば、後は軽い気持ちで聴きにいけばいいと思います。得るものがあるかどうかとか、割に合うかどうかなんて、出てみなければ分かるまい。

最後に、ついでのついでで、もう一つ。
セミナーを受講して面白くなかったら、テンション下がる前に退席することです。