某球団の某監督が成績不振の責任を取って就任1年目で辞任すると報じられました。

「やっぱりね・・・」

って感じですね。

選手時代の成績もパッとしませんでしたし、コーチ時代にも不祥事を起こしてましたので、監督就任が決まった時は、「なんでこの人が監督??」と思ったものです。監督就任早々から「休日なし」の「スパルタ教育」を掲げていると報じられた時は、「終わったな・・・」とも思いました。

チームや組織で結果を出すということは、指導者を得て成し得ることだからです。

「偉大さとは、方向を与えることなり」
というニーチェのコトバがあります。

指導者と言われる人間は
「方向を与えろ」
ということです。

私は、指導者は
「方向だけ示しとけ」
と思っています。

スパルタ教育とか体罰による指導というのは、指導者が怠けている証拠だと思います。

プロスポーツの監督だけではなく、教育者も、親も、経営者も同じです。



監督就任1年目に、茶髪、ガム、つば、ネックレスを禁止した監督のチームは、現在ダントツの首位。
この指導法に批判もあったようですが、注目を浴びる野球人としての最低限の「マナー」を教えたという点では、素晴らしい指導者だと思います。



この本は、そういうことも教えてくれる本。指導者の方にオススメします。