私は人前で喋ることが好きではありません。
しかし、セミナー・講演で何百人の前で喋ることは快感です。

私は昔からシャイな人間です。
しかし、リーダーシップを発揮して人を喜ばせることは大好きです。

以前から、自分の中に、複数の人格があると思っていました。
そして、ある人格の自分が、別の人格の自分を、背後から客観的に見ています。
まるでテレビカメラが自分を追っかけているように。

そうやって、
シャイな自分が、人を喜ばせる自分へと脱皮させ、
ネガティブな自分に、ポジティブな性格を植え付け、
人格を変えながら、今に至っているような気がします。
そして、今でも何十という人格が自分の中に同居しています。

田坂広志先生が「人は、誰もが『多重人格』」という本を出された時、
「あっ、やっぱりそうか!」
と心の中でシャウトしました。

本書によると、人間は無意識に世界を2つに分けてしまう、といいます。例えば、私は数学が得意だから、国語が苦手であるとか、私は技術者だから、営業が苦手であるというように。

田坂広志先生は、これが自分の能力を限定しており(抑圧しており)、才能の開花を妨げているといいます。

これには100%同意ですね。

自分の中に「すべての才能(人格)」が隠れており、その隠れた才能(人格)に気付く必要がある。
そして、その人格を演じ、人格を育てる必要がある。

とも述べられています。

才能を開花させるためには、別の人格(なりたい人格)を演じろ、とおっしゃっているのです。

そして、才能を開花させた「天才」といわれる人たちは、このような人格のマネジメントをしてきた人だ、とも。

マネジメントの方法は本書をご覧ください。

そんじょそこらの自己啓発書を骨抜きにするような、実に深い思想の本です。