驚きのデータ。

2009年のデータではありますが、日本の所得税率(最高税率)は40%、アメリカは35%。しかし、所得税の税収は日本が約12兆円、アメリカは約78兆円。日本は所得税・法人税・消費税などすべての税収を合わせても約50兆円なのに、アメリカは所得税だけで税収が約78兆円。これは、我が国の高額所得者の税負担が少ない(=税金の抜け穴がある)から。個人所得税の実質負担率は日本が7.2%、アメリカが12,2%

もう一つ、驚きのデータ。

消費税の税収は約15兆円です(2014年)。しかし、輸出企業の消費税還付金(戻り税)は、トヨタ、ソニーなどの上位10社だけで1兆円超。消費税が増税されれば、戻り税も増える。

色々と制度の歪みがあります。
無知な者がバカを見るのは税制に限ったことではありません。
橘玲著『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015』もご参考までに。


▼こちらもどうぞ。
大村大次郎著 『無税生活』
大村大次郎著 『決算書の9割は嘘である』
大村大次郎著 『確定申告は裏ワザで税金が9割安くなる』