先日読んで佐藤優(さとうまさる)さんの「いま生きる『資本論』」を読んで、すっかり佐藤優ワールドへ引き込まれてしまい、佐藤優さんの書籍を5、6冊まとめ買い。

その中で自己啓発的な本が、今回紹介する『人に強くなる極意』
30万部以上売れているようです。

人間力を強化するための「基本技法」として、以下の8つをテーマとして佐藤優さんの考えが述べれています。
第1章 怒らない
第2章 びびらない
第3章 飾らない
第4章 侮らない
第5章 断らない
第6章 お金に振り回されない
第7章 あきらめない
第8章 先送りしない

この中で、何度も読み返したのは「第3章 飾らない」の章。

要約するとこんなことが書かれています。

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現代の資本主義、自由競争社会の中では、自分を大きく見せて(=飾って)生きていかなければならない。

だからこそ、本当に飾らない関係というのは貴重。

では、プライベートで飾らないで付き合える相手はどれだけいるだろうか。

人生で一番悲しいのは、飾らない相手も、生き方も求めなくなることだ

素になることすら演技になってしまうとしたら、これは悲しい。

結局、飾らない力を得るためには、自分が何者であるかを明確にすることに尽きる。

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深いですね。
飾らないで付き合える相手が2、3人いる人は幸せだと思います。