続き


「起業した方が良いでしょうかー??」


なーんてボンヤリしたことを言ってくる人には、


「やめとけ!」


と言います。

起業なんて、そんな甘いもんじゃない。


エセ専門家・自称専門家が起業とか上場を煽ってますけど、
「何か違うのではないか!?」
と思います。

大阪弁で言うと
「ちゃうんちゃう!?」


起業したい人は気を付けて下さい。

起業する前から、
事業計画とか資本政策とかガバナンスとかコンプライアンスとかいう人がいます。
難しいことを言う人は、スゴイ人だと錯覚するかもしれませんが、
私からいえば、彼らは「ヤフー翻訳」で翻訳された日本語以上に意味不明なことを言ってますから。


そんな「スゴイ人」にプレゼンするヒマあったら、
先にお客様を見付けた方が良い。



起業に必要なことは、
儲かる「商売のタネ」を見付けることであり、
ビジネスモデルに落とし込めたのであれば、
情熱をもって「行動する」ことです。


それ以外に何が必要と言うんですか?



私の本にも書きましたが、
起業しても、10年後に残る会社は、100社に6社程度と言われています。
生き残っている会社も、100社に75社は赤字です。

起業家の方は、それなりの情熱をもって起業したはずなのに、
10年後に残る会社は100社に6社程度。
税金を納めている会社は4社に1社。

なんじゃらほい。

儲からないことを熱意をもって一生懸命やっている経営者・起業家がいかに多いかということです。



かなり昔に起業の支援をした社長さんから、
創業6周年を迎え、7年目のスタートを切ったと、ご丁寧に御礼の連絡を頂きました。

私が起業のきっかけを作ったかもしれませんけど、
6年も会社を維持・存続させ、今も多くの方に貢献出来ているのは、
社長さんが正しい行動をしただけのこと。

利の元は義なり、です。

儲かる「商売のタネ」を見付けることは大切ですが、
金儲けが商売の中心になっている人は、起業したってうまくいきません。


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