こんな本は田原総一朗氏しか書けないと思います。

歴代首相やその側近などと接触しているジャーナリストが、その「生の声」を元に編集して出来上がった「現代史」の参考書、といったテイストの本です。

本書で取り上げられているのは、1960年から2014年までの現代史で、池田勇人の所得倍増計画から始まり、佐藤栄作時代の沖縄返還問題、田中角栄時代のロッキード事件、竹下登時代のリクルート事件、小泉純一郎の郵政民営化、鳩山由紀夫の「普天間基地は最低でも県外へ」発言、そして最近の原発問題、日中問題に至るまで。

メディアが報じていない真実、教科書には載っていない事実が書かれています。

かなり面白い本でした。


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