これは、経営者必読
ネスレ日本の100年の歴史のなかで、史上初の生え抜きの日本人CEOに就任した高岡浩三氏の新刊書。
最近読んだ経営者の本では、DeNAファウンダー南場智子さんの『不格好経営』、エステー会長 鈴木喬氏の『社長は少しバカがいい。』と同じくらい面白かったですし、刺激になりました。
「キットカット」の受験生応援キャンペーンの戦略なども大変勉強になりました。
経営者の方や、経営に興味ある方は、是非読んでみてください。
■「ゲームのルールを変えろ」 これは私の口癖でもある。
■ニッポン株式会社モデルの脆弱性はここにある。どう見ても、イノベーションのレベルが低いと言わざるを得ない。
■私は、マーケティングとは「経営そのもの」であると理解している。
■「イノベーションとは、思いつきを行動に起こすか起こさないかである」
■私の場合、思いついたことの98パーセントはまず実行する
■お客さまとの信頼関係を構築することができれば、人の何倍もの売上を上げられる
■失敗の定義とは何か。それはおそらく、失敗から何も学ばないことだ。
■昨年と同じことをやったら、それはもう戦略ではない。
■すべてはブランドに尽きる。本当のブランドを持つことが、絶対的優位に立つ条件だ。
■変革にコンセンサスは必要ない