先日、公認会計士の先輩方と会食の機会がありました。公認会計士の若手を育成する組織のようなものが公認会計士協会にあり、その委員を努めている方も。若手会計士向けの研修プログラムを企画しているようで、そこで私にお声がけ頂いたという経緯。

今回集まったのは、コンサル会社の社長や、上場企業のCFOや、多方面で活躍する公認会計士ばかり。まぁ、なかなかマネできないキャリアをお持ちの方ばかりですが、皆、口をそろえていうのは、「(今のポジションは)考えてなったわけではない。」ということです。運や偶然やタマタマがあって、コンサル会社の社長や上場企業のCFOなどをやっている。

私も「公認会計士の仕事」(日本実業出版社)という本に書きましたが、監査法人に入所した頃は独立願望はゼロでした。自分が独立して会計士業やるとは微塵も思ってませんでしたが、タマタマこうなっていたのです。

定期購読している「致知」(2013年6月号)の対談記事に、日本マクドナルドの原田泳幸社長が同じようなことを述べていました。

私は「キャリアプランなんて考えるな」と言うんです。そんなものは自分であれこれ考えてもどうにもならないし、絶対にそのとおりにいくことはない。若いうちから自分の進路を狭めて考えることはないだろうと。

私はキャリアというのは、周りから降ってくるものだと思うんです。目の前のやるべきことを人以上にやれと。そうしたら世の中は必ず見ていて、チャンスをくれるわけです。

私自身、社長になるなんて夢にも思っていませんでしたからね。

私のもとには今も若手会計士の方から人生相談のような連絡がきますが、そのような相談って、結局は原田泳幸社長の述べられたとおりの回答しかできないんですよね。

目の前のことを10000時間やれ、と。