今年を振り返るには少し早いかもしれませんが、明日、一足早く仕事を納めるということで。

今年1年を振り返った時、ある一人の男性との出会いを取り上げないわけにはいきません。
私の人生観をがらりと変えた出来事です。

私は、西宮にある甲山(かぶとやま)という山の麓にある学校に通い、陸上部の練習でその山の山頂まで何度も登ったり、夜になると車で山の上まで上がり展望台から大阪平野・大阪湾を見下ろしたり、という青春時代を過ごしていたため、将来はその山の上に住みたいという「夢」がありました。その山の上の一角は、上場企業経営者、スポーツ選手、芸能人なども住む関西屈指の高級住宅地で、今はそこに住むことが「夢」ではなく「目標」になっています。

昨年あたりから、時間があれば売りに出ている建物や土地を見て回っておりますが、最近は仲介業者とも仲良くなり、チラシなどで売りに出る前の物件を内覧させてもらうこともあります。そのような物件は、まだ売り手の家族が住んでいる状態です。売り手側も早く売りたいと思っていますから、生活している状態でもウェルカムで迎えてくれ、すべての収納・クローゼットから、バス・トイレまでを見せてくれます。見せなければ売れませんから、時にはこちらが見てはならないと目を背けるものでも、すべてオープンです。ただ、生活している状態を見ることが出来るということは、空家を見るよりも遥かに面白いものです。そのオーナーがその住宅でどういう生活をしていたのか、生活の質感のようなものを知ることが出来るためです。空家では、そのあたりの感覚はほとんどつかめません。

ある時、超有名スポーツ選手の隣の家が売りに出ているということで内覧しに行きました。周りの家は、8LDKの家とか、車が11台も駐車できる家とかがゴロゴロとしている中で、間取りは3LDKという一見普通に感じる家でした。ただ、夫婦と娘さんの3人家族にしては1つ1つの部屋が大きな家でした。内覧の時、ご主人は不在でしたが、奥さんと娘さんは在宅されており、家中を案内してくれました。案内されると直ぐにこの家族の生活の質感の違いを感じました。これまで豪邸を何件も内覧させてもらいましたが、物質面以外の「豊かさ」をこれほど強烈に感じる家庭は初めてといってもいいかもしれません。

奥さんや娘さんの年齢から推測するに、オーナーのご主人はおそらく40歳前後。
若くしてこの豊かさを手に入れているのは、ただ者ではないはず。

個人情報保護の関係で仲介業者からオーナーの情報を聞くことはできませんが、ちょっと調べると、すぐにオーナーと出会うことができました。

誰かは言えませんが、私の周りの同世代で最も成功している人といえるでしょう。

しばらくして、彼の話を聞く機会がありました。
機会があったというか、無理矢理その機会を手に入れたのです。
朝から晩まで、これ以上ないというほどの集中力で話を聞いたと思います。
(集中しすぎたのかその後2〜3日はホントに疲労が取れませんでした)

この時を境に、何か自分の中でガラリと変わるものがありました。

その直後の今年6月、Facebookに「生活環境も仕事環境も車も携帯も体型も願望も優先順位も人間関係も習慣もすべて変える。」と宣言しました。

そして2ヶ月で、自宅兼事務所も引越し、車も売却し、宣言通りすべてを変えました。
すべてを変えると宣言して、私自身が驚いたのは、これまで60キロ位を挙げていたベンチプレスが、2ヶ月後には130キロを挙げていたことです。ベンチプレスをやったことがある人なら分かると思いますが、普通は有り得ないことです。これまでジムに18年間通ってきましたが、「今まで何やっとったんや!?」という感じです。

これまで自分の能力の1%も活用していなかったのだと思います。
自分の中で願望がはっきりとすれば、ものすごい潜在能力が発揮されるということをこの2ヶ月で体感しました。

そこから、私は自己啓発書を読みあさりました。今年、このブログで書評を余り書いていないのはそのためです。カーネギー、ナポレオン・ヒル、スティーブン・R・ゴヴィー、マーフィー、ジム・ローン、アンソニー・ロビンズ、その他名前も思い出せない人から、最近の日本人まで。

色々読めば読むほど、あのオーナーが言っていたことと同じだと気付きました。
つまり、物事には「原理原則」ってものがあるということに気付きました。
自分に今足りないことも気付きました。
何をすべきかも何となく分かりました。

その後どうなったのかは未だ言えませんが、いろんなものが変化しました。

環境を変えると失うものも多くあります。
よき理解者が批判者に変わることもあります。

手は2本しかありません。
あるものを掴もうと思えば、あるものを手放さなければなりません。

尾崎豊がこんなことを言っていたようです。

「孤独になることも、淋しくなることも、誰にも理解されないことも、
それは思うように生きることの代償なのかもしれない。」

ホントその通りだと思います。

今年はいろんな意味で破壊的な一年でした。
正直、疲れました。

来年は、
一度限りの人生を充実させることを優先させたい。
物心両面での豊かさと幸せを手に入れたい。
準備ばかりの人生はやめたい。
傍観者ではなく、プレーヤーになりたい。
そして、もう少し楽しく過ごしたい。

No Fun,No Life !!
です。

「『人生、何をすべきか?』
この問いに対する正しい答えなんかない。
まずは、「べき」という考えから自分を解放しよう。
そして、自分にとって、楽しくてやりがいのある何かをすればいい。
人生で大事なのは、これだけかもしれない。」
ティモシー フェリス

No Fun,No Life!