先程、インタースクール主催の
『通訳・翻訳者志願者向け 国際会計基準(IFRS)入門セミナー』
が終わりました。

会計の知識がそれほどない方に対して、IFRSのセミナーをするのは初めてのこと。正直、何を話していいのか分からず、開催5分前に主催者に対して「何を喋りましょう?」なーんて聞いた程だったのですが、いざやってみると、非常に面白いセミナーでした。来場者のほとんどがIFRSについて何も知らないけど、「何かすごいものがやってきそうだぞー」という好奇心満点で聞いてくれていましたので、まず真剣さが違う。また来場者からの質問の多さも今までにはなかったこと。何がなんでも理解して帰ってやる!的な内容の質問ばかりで、こういうのは講師をやる側としては嬉しいものです。

今後、IFRSが導入されると、経営者やIR担当者の投資家に対する説明責任は増すと思います。もちろん英語でのコミュニケーションも必要になってくるでしょう。経理担当者も英語の知識はある程度不可欠だと思います。Annual Reportや英文のIRサイトの需要もあるでしょう。今回来場された通訳・翻訳者の皆様に、そういった需要を掘り起こして欲しいと思います。