無税生活 (ベスト新書)無税生活 (ベスト新書)
著者:大村 大次郎
販売元:ベストセラーズ
発売日:2009-10-09
おすすめ度:3.5
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●合法的に税金を払わない人もいる!

元国税庁の調査官で、税に関する書籍を書きまくっている大村大次郎氏の新刊書『無税生活』

「脱税」は違反であるが、「節税」は義務である。
サラリーマンの場合節税には限界があるが、「納税の義務をきちんと果たしているのは、お人好しのサラリーマンだけであり、その他の人はいかにこの義務から逃れるかということに知恵を絞っている」(P9)と書かれているように、「節税」は知恵でもある。
(なお、サラリーマンでも合法的に税金を払わない方法を紹介したのが『無税入門』であり、税負担を大幅に軽減するヒントを与えてくれているのが『貧乏はお金持ち』である。両方ともオススメ本である。)

本書は、そんな知恵を絞った人たちを紹介してくれている本。年収の何割も税金でもっていかれている人は読む価値あり。

なお、サラリーマンなどの源泉徴収制度は何とかならないものかと以前から思っていたのだが、実はこれ、戦時中の臨時特別税なんですね(P23より)。戦前は、サラリーマンの給料には税金が課せられておらず、会社が所得税を払っていたのだが、戦時中に多額の戦費がかかり財源不足になったことからサラリーマンの源泉徴収制度が始まったようです。でも、これは戦争が終わると廃止される予定だったもの。それが…。

ちなみに、大村大次郎氏の書籍は相当数読んだが、『確定申告は裏ワザで税金が9割安くなる』は最もバリューが高い本だと思う。申告書を未だ提出していない方はご覧下さい。