以前、JALで海外に行った時、機内上映ビデオで歌手ビリー・ジョエルのプレミアムコンサートが放映されていた。

コンサートといっても、フィラデルフィアのペンシルベニア大学内の講堂のような場所で行われた学生向けの「講義」のようなもの。

ステージの上には、スタンドマイクとピアノ1台のみ。
学生に向けて、コメディアンの如く手振り身振りを交えて話したかと思うと、ピアノに向かって影響を受けた曲や自作の曲を演奏し、また学生からの質問にも応じるという非常に貴重な映像。スタンディング・オベーションをしたくなるような素晴らしい映像だったので往復とも(2回)見てしまった。

学生との質疑応答の中で、こんなやり取りがあった。

確か、学生が「あなたは、天賦の才能を信じますか?」というような質問をしたと思う。

これに対して、ビリー・ジョエルはこう答えるのである。
「誰にでも、いくつもの才能が与えられているはず。
 大切なことは、それを磨き続けることだ。」

「honesty」や「piano man」や、その他数えきれないほどの名曲を生んできたビリー・ジョエルをもってしても、やはり努力の人なのである。マイケル・ジャクソンの「This is it」を見ても思った。
“努力し続けること、磨き続けることが、成功するための唯一の道。”


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