公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

陸上の練習場

先日、母校関西学院大学に用事があって行ったついでに、陸上部のグランドも覗いてきました。かつては砂のグランドで、雨が降ると凸凹になったものですが、青色のタータンと綺麗な芝生が敷かれており、まるでどこかの競技場のようになっていました。多田選手はここで練習してるんですね。フィールドはラグビー部の練習場になっていました。この写真の裏側には野球部のグランドもあり、ここも芝生が敷かれた綺麗なグランドに変身していました。

「関学、お金あるんやなぁ〜」。


関西学院大学


陸上部時代は短距離走者だったのですが、このグランドのトラックをグルグルと走るのが好きではなく、いつも学校を飛び出して、近所の甲山(かぶとやま)という標高300メートルくらいの山か、その麓の甲山森林公園を走っていました。学校から2キロくらいの場所です。

関西学院大学


この甲山森林公園を走るのが好き過ぎて、数年前にこの近くに引っ越してきました。学生時代から「自宅から甲山山頂と甲山森林公園に走って行ける場所に住む」というのが夢でした。大阪・神戸から1時間もかからない場所に、こんな気持ちいい場所があるんです。

甲山森林公園


ただ最近は甲山森林公園が「人工的」になり過ぎているのが若干の不満。「自然のまま」残して欲しいのに、木が伐採されたり、コンクリートで舗装されたり・・・。

「西宮市、お金あるんやなぁ〜」。

かつてはジョギング中にイノシシと対面したり、蛇を踏んずけたり、ってこともありましたが、最近はそんなこともなくなってしまいました。良いのか悪いのか。

独立記念日

今日が1年の折り返し。7月になると「もう1年の半分が過ぎたのか」と思うと同時に、「独立して〇年が経ったのか」と、しみじみとあの日を思い出します。

2005年7月4日

私が独立し、事業を開始した日です。アメリカの独立記念日と被っているのはたまたまです。それまで働いてきた会社を6月末に辞め、翌月曜日が7月4日だった、というだけの話。

3年前、こんなことを書きました。ここでも書いた通り、独立してしばらくは波瀾万丈でした。たくさんの傷を負いました。思い出したくもないことばかり。

いろんなことを経験し、仕事においても「自分らしさ」を追求することがどれだけ大切かということを学びました。うまくいかないのは、「自分らしさ」を見失った時か、感謝を忘れた時かです。

自分は本当はどうしたいのか? 
今日やっていることは本当に自分がやるべきことなのか?
 

そういったことを問い続け、時間の使い方、環境、人間関係を変えていかなければならないと、今以ても感じています。


【関連記事】
2016/7/13 やがて哀しき起業家たち
2017/6/9 長距離打者を目指すのか、短距離打者を目指すのか。

【オススメ本】橘玲『朝日ぎらい  ―よりよい世界のためのリベラル進化論』 (朝日新書)





「朝日ぎらい」というタイトルの本を朝日新聞系の出版社から、しかも「京都ぎらい」のパロディとして出す辺り、マーケティングとしては最高。

政治にもネトウヨにも興味はないのですが、”出たら買う” 橘玲さんの新刊書ということで買ってみました。読み始めたら止まりませんでした。そして、この2週間で3回転。これは非常に良書。

右とか左とか、リベラルとか保守とか、自由主義とか功利主義とか、知ってそうで知らない話を、これほど分かりやすく一冊にまとめてくれた本は(私が知る限りは)この本くらいじゃないかと思います。政治学、社会学、進化論などを詰め込んだ内容。知を横断したい方に超オススメです。


【こちらもオススメ】
橘玲著 『言ってはいけない 残酷すぎる真実』 (新潮新書)
橘玲著「『読まなくてもいい本』の読書案内 ―知の最前線を5日間で探検する」(筑摩書房)

2018年上期 良かった本

もう1年の半分が過ぎました。

ということで、半期に一度のエントリー。

今年1月〜6月までに読んだ本の中で、良かった本をご紹介します。
(この期間に発売された本ではありません)



悪について (ちくま学芸文庫)
エーリッヒ フロム
筑摩書房
2018-01-11


『自由からの逃走』や『愛するということ』などの名著でも有名な精神分析学者・社会心理学者であるエーリッヒ・フロム(1900〜1980)の『悪について』が文庫化。既に何度も読み返しました。目の前には選択肢があり、どれを選ぶかは自分の自由だぜ。
書評はこちら



新装版 苦海浄土 (講談社文庫)
石牟礼 道子
講談社
2004-07-15


全国民、読むべし。
書評はこちら





今年は小説も何冊か読みましたが、この本はとても良かった。
書評はこちら





こちらの小説も非常に良かった。
書評はこちら





これまで読まなかったような本を乱読するきっかけになった本がこちら。
正に人生を狂わされた。
この著者に会いたいと、京都の天狼院書店にまで行きました(会えませんでしたけど・・・)。
書評はこちら



下半期も読書を楽しみます。

人生二度なし
良い本で、良い人生を!
No Fun,No Life !!



【過去に紹介した良かった本】
2017年下期 良かった本
2017年上期 良かった本
2016年下期 良かった本
2016年上期 良かった本
2015年下期 良かった本
2015年上期 良かった本
2014年下期 良かった本
2014年上期 良かった本
2013年下期 良かった本
2013年上期 良かった本
2012年下期 良かった本
2012年上期 良かった本
2011年下期 良かった本
2011年上期 良かった本
2010年下期 良かった本
2010年上期 良かった本
2009年下期 良かった本
2009年上期 良かった本
2008年 良かった本

株主 vs. 経営者

株主総会


今日は株主総会のピーク日のようですね。
株主総会が高齢者の罵り・愚痴・暴力の場と化していることの居心地の悪さから、最近は大半の参加を見送ってますが、今年は友達が役員をやっている上場企業の株主総会(1社)のみに参加しました。この会社は上場間もないベンチャー企業なので、まだ株主総会への出席者は少なく、質疑も少なく、小一時間で終了しましたが、経営者の皆様はさぞかし疲れただろうな〜と思います。お疲れ様でした。

制度 vs. 実務

勉強会

都内某所で四半期ごとに開催している会計の勉強会。
今回は株主総会前だからか、参加者が少なかったものの、新基準やIFRS対応、SOX対応などの各上場企業の対応を伺うことができました。私は「制度」の会計を追いかけていますが、上場企業経理部の皆様が追いかけている「実務」の話を伺えるのは非常に有難いことであり、勉強になります。
開催してもう8年目。オッサンばかりになってきましたな・・・。

はらほろひれはれ

ネットの情報をさくっと拾い集めただけですが、例の会社、以下のような感じのようです。

はれのひ株式会社
資本金150万円

2008年創業
2011年法人化

2015年9月期:決算を粉飾(売上高4800万円架空計上、黒字に改竄? 債務超過を隠蔽)

2016年9月期:10の金融機関から18回にわたって計約6億円の融資を受ける
2016年9月期:売上高約4億円を計上(架空売上分を特別損失計上)

  →以後、新規融資困難になり、資金繰り悪化

2018年1月8日:成人の日
2018年1月26日:破産開始決定(資産1,620万円、負債10億8,500万円

※ 「16年以降は税理士による税務申告もしていなかった」(日経より)


「こんな酷い会社があるのか!?」と思われる方が多いのかもしれませんが、こんな会社、履いて捨てるほどあります。拙書において9割の会社の決算書は間違えている、って書きましたが、大袈裟に言ったつもりはなく、実際にそうだと思っています。

P/Lをめちゃくちゃに改竄したわけですから、その膿はB/Sに溜まります。P/LもB/Sもめちゃくちゃだけど、銀行の融資担当者はそれに気付かないことが多い。で、銀行から1年間に6億もの融資を引き出す。これも珍しい話でもなんでもないです。

一連の報道の一部を見る限り、上の会社の社長の倫理的価値観の欠如たるや凄まじいものがありますが、決算書を良くみせて銀行から融資を取り付けるということは経営者の倫理観だけの問題なのか。

世界には全ての企業に公認会計士の会計監査を義務付けている国があります(日本は主に上場企業のみです)。全社義務付けまでやる必要性はないかもしれませんが、銀行から数億・数十億の融資を受けたり、投資家から出資を受ける時に、会計監査も受けていない決算書が提示されていることが許されているということに誰かがおかしいと言わなきゃならんと思います。事実は如何ようにも改竄、書き換えができるのですから。国だって、銀行だって、書類を改竄、書き換えするのですから。

本を紹介する雑誌

雑誌


書庫を整理していたら、「本」を紹介する特集を組んだ雑誌がボロボロと出てきました(上の写真はほんの一部)。10年くらい前の雑誌もありました。

懐かしく読み返してみると、私のこれまでの読書遍歴の原点と思われる記事や書籍もありました。色んなものに影響を及ぼされ、色んな人に刺激を受け、色んな本を乱読し、それらが編集されて今の自分が出来上がってきたのだと改めて感じました。

書籍代だけはケチらず、読みたいと思った本は全て購入し、隙間の時間にただ読み続けてきただけですが、10年もそれを繰り返していると、かつては未知だった世界を目撃し様々なものが開花していることに気付かされます。

No Book, No Life.
No Fun, No Life.

【オススメ本】『リーダーの本棚 ―決断を支えた一冊 』(日本経済新聞出版社)




日経新聞 日曜日朝刊の「読書面」において、月に2回、『リーダーの本棚』という連載コラムがあります。2016年に書籍化第1弾が発売されましたが、この度第2弾が発売されました。

第1弾と同様、これまで『リーダーの本棚』の紙面に登壇された方の中から50人の方のエピソードが書籍化されております(つまり、2冊で100人分)。各界のリーダーが、どうやって本と向き合ってきたのか、本から何を学んだのか、座右の書は何なのか・・・といったことを教えてくれる非常に貴重な内容です。読書が好きな方は、本書を読めばきっと視野が広がっていくことを感じると思います(私はこの2冊の書籍 ―正確には100名分の日経の紙面― から、世界観がかなり広がりました)。

某大学校長はE・H・カーの名著『歴史とな何か』を取り上げ、歴史の本質・歴史の意味を教えてくれます。「歴史は歴史家が選んだ事実でつくられ、大半が勝者による歴史である」との一文は衝撃でした。

GPIFの理事長は、カール・R・ポパー『開かれた社会とその敵』という座右の書を紹介し、どんな偉人といえども間違えることはあるため、自身がリーダーとなった際に反論を許さない状況を作ることはおかしいということを教えています。

某テレビ番組制作会社会長は、組織が常に動き、個人の自由との矛盾が生じる時に、自由の意味を説いたエイリッヒ・フロムの『自由からの逃走』から知恵を絞ってきたといいます。これは新たな視点に気付かせてくれました。

某美術館館長は座右の書として『エリック・ホッファー自伝』を取り上げ、思索を続けるホッファーの生き様を紹介してくれます。また別の方はハイゼンベルグ『部分と全体』を取り上げ、様々な学問を横断し、関連付けて考えることの大切さを紹介してくれています。この2冊は「いつか読もう」と数年間本棚に置かれたままになっている本です。これを機に向き合おうと思いました。

書き出したらキリがないの、この辺で。
このコーナー、このシリーズは永続して欲しいものです。
良い本を読んで、良い人生を歩みたい。
No Book, No Life.
No Fun, No Life.
読書好きな方には超オススメの一冊です。

お金を追い求めるべきか

このブログに度々登場する大学の後輩であり公認会計士のY君(24歳)。

先日また連絡を頂き、都内で食事をしてきました。社会人になって2年ちょっと経ち、自分がやってきたこと、考えていること、目指していることが正しいのか、軌道修正が必要なのか、助言が欲しいと。相変わらず、志の高さに驚かされます。

かなり色々な話をしましたが、その中でひとつ、「お金を追い求めるべきか」という質問がありました。社会人2年目の自分は、年収なんて気にせず目の前の与えられた仕事をこなすことだけを考えるべきか、それとも年収を上げるためにガツガツを仕事を取っていくべきか。

私の回答は、後者です。

公認会計士試験に合格したからといって社会で闘うために必要な知識の1%も吸収していない訳で、そこで、やれ残業禁止だ、やれ休日出勤禁止だなどと言われ、定時まで仕事をして満足しているようではゼネラリストのままだと思います。若いうちはスポンジのように何でも吸収できるのだから、与えられた仕事に満足せずに、ガツガツと好き嫌いなく何でも吸収すべきです。その時に付けたアドバンテージはその後も埋まることはありませんから。年収を上げることをモチベーションにしたって構わないと思います。年収は人生の大きなバロメーターのひとつだと思います。

私は、自分の価値(value)と年収は収斂すると思っています。自分が1000万円のvalueのある人間であれば、いずれ1000万円の年収を得られるはずです(但し、環境を変えなけばならない場合もある)。逆にいえば、年収を上げたいのであれば、自分のvalueを上げるべきです。そのためには勉強するしかありません。

努力不要論を訴える人は多く、それはある意味で正しい主張です。努力と年収、努力と成功は比例しません。人の10倍努力をしたら、年収が10倍になるのか・・・って、なりません。但し、自分のvalueを努力せずに上げることは出来ないと思います。ある地点に達するまでは圧倒的な努力を継続すべきです。

努力をコツコツと継続していれば、ある時、ある瞬間に、大気圏を突き抜ける時が来るはず(私の場合は公認会計士試験に合格してから15年位かかった)。そうすれば、「努力」からも「お金」からも解放されるのではないかと思います。「お金」よりも「時間」を求めるのは、大気圏を突き抜けて無重力状態になってからでいい。それまでは何かを犠牲にしてでもお金を求めてガツガツ、ギラギラと働いてもいいんじゃないか、と私は考えます。


【関連記事】
2016/5/17 億万長者になる方法
2017/11/23 自分にしか見えない景色
経理アウトソーシング
経理アウトソーシング
もう一つのブログ
武田雄治 CFOのための最新情報ブログ
セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】


■税務研究会主催
 (10月22日(月)@札幌)
『決算早期化を達成する「経理・決算の業務改善」方法』

■税務研究会主催
 (11月21日(水)@大阪)
 決算早期化セミナー
 (近日募集開始)

■税務研究会主催
 (12月12日(水)@名古屋)
 決算早期化セミナー
 (近日募集開始)



●満員御礼のセミナー、公募していないセミナーは掲載しておりません。
●武田雄治へのセミナー・講演・研修の依頼は、武田公認会計士事務所HPよりお願いします。
プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。




武田公認会計士事務所



黒字社長塾





バックオフィスサービス株式会社




コンサルティングのご紹介
「経理を変えれば会社は変わる!」の信念のもと、「真の経理部」を作るお手伝いしています。

すべてのコンサルティングを武田本人が行います。

決算早期化・効率化・標準化・仕組化、業務改善、経営管理向上、IFRS導入など、経理に関することは何でもご相談下さい。


●決算資料を見直すだけで決算早期化を実現させます!

●連結決算の「エクセル化」を支援します!



お問い合わせは、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。

記事検索
Archives
『真の経理部』を作るためのノウハウ公開!
決算早期化の実務マニュアル第2版


決算早期化の原理原則!
決算早期化が実現する7つの原則


IFRSプロジェクトの進め方
IFRS実務

公認会計士の仕事
公認会計士の仕事














理詰めで黒字にする!
1年で売上が急上昇する黒字シート


1年で会社を黒字にする方法
1年で黒字化を目指す!
あなたの会社を1年間で黒字化します
























DVD発売中!
武田雄治出版物
QRコード
QRコード