公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

京都にいます 〜Day 2

スタバ


一度行ってみたかった京都の古民家スタバへ。

客席が畳で、座布団に座ってのコーヒーとは、なかなか斬新で面白いと思いますけど、4畳半くらいの部屋に日本人、中国人、韓国人、白人・・・と知らない人が10名くらい座っている中でのコーヒーは、全く安らぎませんでした・・・。

京都にいます

ぷらり京都。

以前から行きたいと思っていた本屋さんが京都に2軒ありまして、今日2軒をハジゴしました。


まず、1軒目が「天狼院書店」
四条河原町駅の近く、建仁寺の傍にあります。このブログで書評を書いた『人生を狂わす名著50』(ライツ社)の著者、三宅香帆さんが働くお店。
一軒家を改装したカフェ併設の2階建てのお店。本を売っているスペース自体は数坪しかありませんが、数坪に何十分滞在しただろうか・・・。棚の作り方、本に陳列方法がとても素敵で、棚ごと買って帰りたいほどでした。残念ながら三宅香帆さんにはお会いできませんでしたが、『人生を狂わす名著50』で紹介された本を陳列している「三宅棚」がありました。

天狼院書店京都



2軒目は「恵文社一乗寺店」
この店は、もう何年も前から行ってみたいと思っていたお店。京都駅からかなり離れた場所にあるため、これまで行けずでしたが、ようやく念願叶いました。
恵文社は、想像より大きなお店で、こちらも棚の作り方、本に陳列方法がとても素敵。この本屋にも何十分滞在しただろうか・・・。こんなお店が自宅の近くにあったら、毎週通うと思います。


恵文社一条寺店



本屋さんがどんどん大型化されていく中で、こういった街の個性的な本屋さんが淘汰されていきます。青山ブックセンター六本木店ですら閉店するくらいです。

しかし、やっぱり個性的な本屋さんというものは存続しておいてほしい。こういった本屋さんの数だけ、我々には出会いがある。その出会いが人生を変え、世界を変える。大型書店やネット書店で本を買うのもいいけど、こういった出会いを提供してくれる書店さんの並々ならぬ努力にリスペクトして、我々はこういう書店で本を買うべきだ、と今日改めて思いました。

借金生活

甲子園球場


今年初の甲子園球場

レバレッジの効かない借金はするべきではありません。。。

【オススメ本】石牟礼道子著『新装版 苦海浄土』 (講談社文庫)

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)
石牟礼 道子
講談社
2004-07-15



全国民、読むべし。

水俣病の被害者や家族の苦しみを克明に綴った壮絶な記録。

 ・1954年(昭和29年)ごろに水俣市で原因不明の疾患が散発的に発生する。
 ・1956年(昭和31年)5月1日が「水俣病」の公式発見の日とされる。


著者の石牟礼道子(1927-2018)は熊本県天草市に住んでいた一介の主婦でしたが、自らの故郷を襲った惨禍にやむにやまれない気持ちになり、水俣病患者からの聞き書きを開始します。

 ・1960年(昭和35年)頃から本書の原稿が断続連載される。
 ・1969年(昭和44年)に『苦海浄土』として出版される。


『苦海浄土』は第1回大宅壮一ノンフィクション賞を与えられたが、「いまなお苦しんでいる患者のことを考えるともらう気になれない」と受賞を辞退。

その後、半世紀近く読み継がれた不朽の名作であり、作家の池澤夏樹さんは『苦海浄土』を「戦後日本文学第一の傑作」の太鼓判を押し、自身が編纂した「世界文学全集」に唯一の日本の作品として収録しました。

「いつか読もう」と思いながらズルズルと来てしまいましたが、先日著者の訃報を知り、ようやく本書を手に取りました。

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上述の通り、1954年(昭和29年)ごろに水俣市で原因不明の疾患(急性脳症患者)が散発的に発生することにより「水俣病」は発見されました。

原因は、日本窒素肥料株式会社(現チッソ株式会社)水俣工場が海に排出していたメチル水銀を、魚介類を通じて人間の体内に摂取されたことによります。

しかし、チッソ社は水俣病の原因は自社にはないと、何ら対策を立てないばかりか、熊本大学医学部の原因究明を妨害さえする。税収と雇用の多くをチッソ社に頼る水俣市も操業を止めさせる訳にはいかない。厚生省に報告されたのは3年6カ月後のこと。その間に被害が拡大する・・・。時は高度成長期の真っ只中。戦後復興、経済発展という大義名分の前に、企業は人命・人権を犠牲にしてでも金儲けに走りました。

本書を読んで、色んな箇所でビックさせられましたが、1956年(昭和31年)5月1日に「水俣病」が公式に発表される以前から、住民や漁師たちはそれに気付いていたという点にも驚きました。例えば、こんな記述があります。

・・・水俣湾内は、網を入れると、空網で上がってくるのに、異様に重たく、それは魚群のあの、ぴちぴちとはねる一匹一匹の動きのわかるような手応えではなかった。

網の目にベットリとついているドベは、青みがかった暗褐色で、鼻を刺す特有の、強い異臭を放った。臭いは百間の工場排水口に近づくほどひどく、それは海の底からもにおい、海面をおおっていて、この頃のことを、漁師たちは、

「クシャミのでるほど、たまらん、いやな臭いじゃった」

と今でも語るのである。
(P86〜)

この工場の排水口からは、「原色の、黒や、赤や、青色の、何か油のごたる塊りが、座ぶとんくらいの大きさになって、流れてくる」(P87)ような状況だったといいます。「海底の魚どもが、おかしな泳ぎ方ばしよる」(P87)ともいいますから、かなり深刻な状況だったようです。

それでも(貧困層が大半の)漁師たちは、生きていくために、油の塊りの海に出ていく。

そして、生きたいくために、それを売り、それを食べる。

この記述も強烈です。

・・・水俣病わかめといえど春の味覚。そうおもいわたくしは味噌汁を作る。不思議なことがあらわれる。味噌が凝固して味噌とじワカメができあがったのだ。口に含むとその味噌が、ねちゃりと気持ちわるく歯ぐきにくっついてはなれない。わかめはきしきしとくっつきながら軋み音を立てる。(P287)


まさに無間地獄。

なぜこのようなことが起こったのか、根本的な問題は何なのか、罪とは何なのか、そして想像を絶する惨禍に見舞われた時に人はどう生きていくことができるのか・・・様々なことを考えさせられる一冊です。

『夜と霧』『原爆の子』『沈黙の春』などと並び、人間存在の意味を問う、語り継がれるべき名作だと思います。




テーマパークのような不思議な人生

シンガポール フラトン


日本経済新聞朝刊一面のコラム「春秋」(2018/5/12付)において、(米朝首脳会談の舞台に選ばれた)シンガポールのことを「人工的で清潔で、街全体がテーマパークのような不思議な国」と形容していました。

私が初めてシンガポールに行ったのは5年前のこと。その時から、これまで見たことのないような「街全体がテーマパークのような不思議な国」の魅力に取りつかれました。移住したいと思う3つの国のうちの1つです。

私がシンガポールに行く時に必ず携帯している 白石隆著 『海の帝国―アジアをどう考えるか』(中公新書)によると、シンガポールの建国は1819年であり、「1811年にはシンガポールはまだ人口数百人の小さな漁村にすぎなかった」(P4)といいます。シンガポールの「建設者」と知られるラッフルズが38歳の時にシンガポールが建国され、ラッフルズの提案通りに「自由貿易帝国」を作り上げる。そして、小さな漁村にすぎなかった街が、200年後には世界の貿易、金融、経済のハブとなり、いまだにその発展は衰えることを知らない。

当然、そんな街に足を踏み入れると、地鳴りがするような活気を肌で感じ、「生きている」という活力をもらいます。世知辛く、息苦しい所に身を置いているのがアホらしく思うほどに。

「とは言っても東南アジアだよな」という面もあるけど、自由のシンボルとしての側面もある。5年前にとんでもない成功者やとんでもない富裕者を目の当たりにして、自分の中で何かが崩れ、何かが弾け、一瞬にして価値観が変わり、魂に火が灯りました。

その時、宿泊していたマリーナ・ベイ・サンズのベッド脇に備えてあったメモパッドに、当時の自分からすると”非現実的”と一蹴されるような夢・願望を書きなぐり、ひとつの決断をして帰国しました。

結局、そこに書いたことは、すべて2年で実現させました。夢・願望に実現には、数年のスパンが必要ではあるものの、自ら選択し、決断し、行動したものは、着実に、確実に達成できるということを証明してきました。

今回のシンガポール滞在中にも、自分の人生の大きなミッションを一つ達成させました。

先日、このブログで「自分の人生もフィクションではないか」と書きました。自分の人生は、自分で自由に書き変えることができるのです。今無いものを嘆くヒマがあったら、自分がどう在りたいのかを考えるべき。一国家が「テーマパークのような不思議な国」と形容されるように、自分の人生を「テーマパークのような不思議な人生」にしてしまってもいいじゃないか。

人生100年時代なんて言われますけど、38億年の人類の歴史を365日とすると、100年なんて0.8秒に過ぎません。「あ」っという間に死んでいく人生。「テーマパークのような不思議な国」の夜景をぼんやりと眺めながら、本当はどうしたいのか自分に問い続けるべきだ、と改めて感じました。


人間を別にすれば、あらゆる動物たちは

生きていることの主たる仕事が、

生を楽しむことだということを知っている。


 ― サミュエル・バトラー(イギリスの作家、1835-1902)


(写真は、宿泊先の”The Fullerton Hotel” の Roof Top Barより)

シンガポールにいます 〜続き

シンガポールチキンライス


日本に居る時も、週に1度はアジア料理を食べるほど。

今回のシンガポールの滞在中は、「毎日、現地の屋台(ホーカーズ)でチキンライスを食べること」をミッションにしましたが、これは軽く達成。

ラクサパクテー(肉骨茶)も食べましたが、どれも最高でした。

しばらくハマりそうです。

シンガポールにいます

シンガポール


再びシンガポールにきました。

来るたびに高層ビルが増えています。シムシティか。。。

先月、海外での経験が長い知人2人と新会社を設立しました。海外進出を考えている日本企業の進出支援、経営支援、会計・税務支援を本格的にやっていきます。いずれはシンガポールにも拠点をおこうかなと。

今週末までこちらで過ごします。
クライアントの皆様、電話は繋がりませんが、メールはチェックしております。

青山ブックセンター六本木店が閉店ですか・・・

Yahoo!ニュースで知りました。

これはショッキング。

この度、青山ブックセンター六本木店は、6月25日(月)をもちまして営業を終了し、青山ブックセンター本店に統合することとなりました。皆様の温かいご支援の中、これまで営業してこられましたことを厚くお礼申し上げます。
([出処] 青山ブックセンター六本木店 公式Twitterより一部抜粋(2018/5/6 23:58配信))

先日、『本屋さんが消えていくのは残念極まりないことですが、進化論的にみても「仕方ない」としか言いようがない』というようなことを書きましたが、この店が消えるというのはショックですね・・・。昔はよく通ったお店でしたが、私も最近は足が遠ざかっていました。ビジネスとしては相当厳しかったと思いますが、いろんな出会いがあり、楽しく、ワクワクする本屋でした。

青山ブックセンターを運営しているブックオフコーポレーションの有報を見ましたが、業績はやはり厳しそうです。六本木店閉店後は、表参道の本店のみで営業するようですが、こちらも厳しいだろうなぁ。

spotify

中学生の時からCDを買い続け、高校生の時からレコードも買い続け、自宅にあるCDとレコードはそれぞれ1000枚はあるか。

昔から聴いていたダンスニュージックを飽きずに何度も聴き続けていましたが、遂にCDデッキが壊れました。

新しいCDデッキを買うことも考えましたが、これを機に、というかようやく、Spotifyをインストールし、即Premiumプランに加入しました。Premiumプランに加入すると、好きな曲が、高音質で、広告もなく、いつでも再生できます。

ホンマ、今更ながら・・・って感じで恥ずかしいですが、Spotifyの凄さに驚愕してます。amazonから仕入れていた輸入盤CDも、全てSpotifyで聴けます。CDでは手に入らない曲までSpotifyで聴けます。海外の有名DJのLive音源まで聴けます。おったまげです。感動です。

ホンマ、今更ながら・・・って感じで恥ずかしいですが、時代はとっくに変わりましたね。

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手元に一冊の雑誌があります。雑誌「GOETHE」の2009年12月号。約10年前のもの。
ここで、エイベックスの松浦勝人社長が「僕は6、7年前から『CDの売上がゼロになることを考えろ』って社内で言い続けていた。」って言ってるんです。その時の6、7年前というと、2002年〜2003年です。iPhoneが出る5年前のことです。この頃から『CDの売上がゼロになることを考えろ』ですからね。その先見性も凄いですが、もっと凄いのはエイベックスが(CDがまったく売れないにもかかわらず)売上高を2倍にしていることです(末尾のグラフ参照)。

先日上場したSpotifyの時価総額は265億ドル(約3兆円、上場初日終値ベース)。

古いものにしがみついていたらダメですね。もうCDもDVDも買うことも借りることもないと思います。CDデッキが壊れてくれたお陰です。


【参考】エイベックス売上高推移
エイベックス

([出所]エイベックス株式会社 公表データを元に武田作成。 1997年まで単体、1998年から連結。創業は1988年。)

美容室

連休だからこそ、タイムマネジメントをきちんとすべきと自分に言い聞かせています。

1日2時間仕事+2時間読書+2時間執筆+2時間運動+7時間睡眠の「マイペース」は崩したくない。これだけやっても1日9時間、私には自由がある。

人混みが大嫌いなのでGWに外出する気になれないけど、今日は美容室にのみ行ってきました。

私が時間(管理)にうるさいことを知っている友達から、「美容室に行ってる時間って一番無駄だと思わないか?」と言われたことがあります。

私の場合、髪が短く、伸びるのが早いので、3〜4週間に1度のペースで美容室まで行きます。自宅から1時間。往復2時間。1回美容室に行くと3.5時間を要する。年間約50時間。髪を切るだけで、すごい時間を使ってますね。

ただ、私は、美容室でも「仕事のネタ」を収集してますので、時間の無駄だと思ったことがありません。かれこれ20年位、同じ美容師さんに髪を切ってもらっているのですが、ホームページもなく、一見さんも皆無のお店なので、お客様はほぼ固定客。そうすると、この美容師さんを介して、顧客同志が情報交換できるわけです。この美容師さんの顧客には、東証一部上場企業勤務の方もいたら、世界中を旅するバックパッカーもいる。会計や税務の相談をされることもあれば、私がバックパッカーに情報を提供することもある。一度も会ったことがない人も多いけど、私が美容室に行く度に何か情報が転々と回る。さらにこの美容師さん、職業柄、やたらと時事ネタに詳しい。それも(下らない芸能ネタなんかじゃなく)政治や経済の動きにかなり敏感。だから1.5時間の滞在中に相当な情報交換が成り立つのです。

そんなことを20年もやっているとどうなるかというと、「私のことを最も良く知る一人」となるわけです。だから時々私の相談にのってもらったり、「それアカンで!」なんて軌道修正してくれたりもします。もはや兄のような存在です。

なので毎回毎回4千円そこらしか払っていないのに有意義な時間を過ごしています。とは言っても、3〜4週間に1度のペースはちょっと行き過ぎかな・・・とも思いますので、人前に立つ仕事の依頼が無くなったらロン毛にしようと思いますが、その前に毛がなくなってるかもしれません。どちらが先でしょうか。。。
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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役



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