公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

雑誌のコンテンツ力

kindleを買ったけど、本は紙で読みたい。
dマガジンを契約してるけど、雑誌は本で読みたい。


という方は多いはず。きっと。


『Discover Japan』という雑誌は、毎回コンテンツ力に驚かされます。
バックナンバーですが、9月号では「縄文」で1冊の雑誌を作るんだから。本気で熟読してしまった。





以前は「明治維新」で1冊作っていた。
これもコンテンツ力に驚かされた。永久保存しておきたいくらい。





こちらは雑誌ではなくムックだけど、これもすごいコンテンツ力で驚いた。




こういうコンテンツが結構有難かったりする。

神天皇相関図



『Casa BRUTUS』『BRUTUS』『pen』『家庭画報』『婦人画報』『CREA』『CREA Traveller』『Tarzan』などはコンテンツ力がすごいのでよく読んでます。

別格なのは『致知』ですね。もう10年くらい定期購入しています。

『哲学書を読むことは、私たちに考える喜びを教えてくれる』(鹿島茂)





再び、『日経おとなのOFF』(2018年8月号)より。

フランス文学者の鹿島茂さんは、哲学書を読むことを薦めています。

僕がお勧めするのは、哲学書を1年間かけてじっくりと読むことです。(略)なぜ哲学書がいいのか。それは、哲学書を読むことは、私たちに考える喜びを教えてくれるからです。
前も書いたとおり、スピノザが生涯をかけて書いた本を凡人が一度読んで理解できる訳がないのです。「1年間かけてじっくりと読む」という姿勢が大切ですね。私は今カントを読んでいますが、多分1年かけても理解できないと思います。。。

哲学書は「読む」ことよりも、「考える」ことが大切です。また、未知を「考える」だけではなく、既知を「考え直す」ことも大切です。モンテーニュは『学問は財布の中身を少しは良くするが、魂をよくすることはない』と言っていますが(「エセー」より)、哲学するということは「魂をよくする」と言えます。


ただ、鹿島茂さんは、1冊を読むだけではダメだといいます。
では、哲学書を読んで考えるにはどうしたらいいか。残念ながら1冊読んだだけでは、考えることはできない。少しくだけた例えですが、1人の男性としか交際したことのない女性が、その1人の相手から男性全体を論じることはできないですよね。それと同じで、哲学書も1冊読んだだけでは、比較ができないからです。
いい例えですね。いろんな男を知ってから男を語れと。何事も大局的視点(森を見る視点)で物事を見なければなりません。ドイツ観念論だけを知っていてもダメだと。



古今東西の哲学を大局的に、一気に見渡すには、以下の2冊が超オススメです。


史上最強の哲学入門 (河出文庫)
飲茶
河出書房新社
2015-11-05




「僕が本を読むのは『面白いから』、これに尽きます」(出口治明)




本を紹介する特集を組む雑誌は買ってしまいます。

既にバックナンバーとなっていますが、『日経おとなのOFF』(2018年8月号)も良かった。

特に、元ライフネット生命会長の出口治明氏の巻頭インタビューは良かった。

僕が本を読むのは「面白いから」、これに尽きます。面白い本ならジャンルを問いませんし、途中でつまらなくなったら読むのをやめます。
これは私も全く同じです。面白いから読む。面白いものを読む。つならないものは捨てる。
一度読んでつまらないと思った人の本は、別の本もつまらないことが多いから、基本的にもう買いません。逆に、一度読んで面白かった人の本は、別の本も面白いことが多いから、同じ人の本ばかり読むことも。

”ハズレ”を引かないために僕が心がけているのは、新聞の書評欄を参考にすること、必ず試し読みすること、そして古典を選ぶことです。
新聞の書評欄は私も毎週参考にします。読売新聞の書評欄が好きかな。新聞以外にも書評サイト「HONZ」「flier」「TOP POINT」は定期的にチェックするし、読前に書評の検索もします。書評ブログ「スゴ本」のチェックも欠かしません。

「試し読み」に関しては、出口さんは「最初の10ページ」を読むことを薦めています。「目次を見れば判断できるという人もいますが、本文を読まないと相性は分かりません」と。これも同意します。最初の10ページが退屈な本は、後のページも退屈なことが多いですからね。本は本屋で買いましょう。

「古典を選ぶこと」についても同意です。20代の知識を吸収すべき時期は、ビジネス書の新刊書を乱読していましたが、最近はほとんど読まなくなりました。新しい知識を詰め込むよりも、古典的な思想・哲学を知りたいという欲求・飢えの方が上回ってきました。以前は年間300〜500冊位を読んでいましたが、最近は100〜200冊位かもしれません。古典を読むのは時間がかかります。でも、それでいいやと思っています。このブログで書評が減っているのはそういう理由です。

一般的に古典が難解なのは、その本がその時代にどうして書かれたのかという背景の事情を知らないためですが、ガイド本があれば、古典を理解するための入り口の知識を教えてくれます。
そうなんです。「ガイド本」に惜しみなくカネをつぎ込むべし。スピノザが生涯をかけて書いた本を凡人が一度読んで理解できる訳がないし、1週間、1カ月で理解できる訳がないのです。さらに全ページを理解する必要もないのです。身近な人の考えていることも、自分のことすらも、全て理解できないのに、カントやハイデガーの言っていることが理解できてたまるか!! 

でも理解したいという欲求が爆発するときは、まず「ガイド本」を読む。幸いなことに、色んな方が「ガイド本」を出してくれています。「ガイド本」を選ぶ時に気を付けるべきことは、その著者が原書・原典を読んでいる人かどうかを見極めること

試験勉強のやり方が人それぞれ違うのと同じで、本の正しい読み方なんてありません
「本の読み方」については、よく聞かれます。私の場合は、赤の水性ペンを持ちながら本を読み、気になった箇所には赤線を引き、余白に書き込みをし、読後にそれをノート(モレスキン)にまとめるか、線を引いたページを破ってモレスキンに貼り付けます。ただ、その方法が絶対的なものとは思いません。自分が読みやすく、記憶の残る方法で読めばいいと思います。

本を読む力は、読み続けること
付け加えるなら、難しい本を読み続けること。楽しみながら読み続けること。


なお、出口さんは、「ガイド本」として『書物誕生』というシリーズ本を紹介してくれています。






こういう本が難解だと感じる方は、以下のような古典案内本をさくっと読んでみることをお勧めします。




大人のための世界の名著50 (角川ソフィア文庫)
木原 武一
KADOKAWA/角川学芸出版
2014-02-25









世界の哲学50の名著 エッセンスを究める
T・バトラー=ボードン
ディスカヴァー・トゥエンティワン
2014-02-21






西洋哲学の10冊 (岩波ジュニア新書)
左近司 祥子
岩波書店
2009-01-20

【オススメ本】岡田尊司著『マインド・コントロール 増補改訂版』 (文春新書)




この本はヤバい。

佐藤優氏の書籍で本書が度々紹介されているのでかなり前に購入したものの、積読状態になっていたのですが、先日紹介した岡田尊司著『生きるのが面倒くさい人』を読んだのを機に読み始めました。

マインド・コントロールの本質は「騙す」こと。マインド・コントロールする人間は、される人間の信頼性を利用して、経済的、身体的、心理的、性的搾取を行う(P46〜参照)。

「騙す」というと、相手をワナにかけるなどの悪意をもった行為のように思われますが、実はそれだけではありません。人は、騙したとは気付かれずに相手を騙す知能を身に付け、騙された人は、騙されたとは思わず、むしろ良いことを教えてくれたとか、助けてもらったとか、目を開かされたと感じ、感謝や尊敬を捧げることもあります(P48参照)。戦争に行くことも、テロリストの仲間入りをすることも、怪しい宗教に入ることも、ブラック企業に入ることも、小さい時から学習塾に通うことも、ある種のマインド・コントロールを施されているのです。

つまり、私も、あなたも、きっと誰かに騙されてきたし、今も騙されているかもしれない。

本書は、マインド・コントロールする側、される側の両方の視点から、その「特性」を解説してくれていますが、これは非常に勉強になりました。既知か未知かで人生が変わると思います。

大切なことは、その「特性」を利用して他人を騙すことではなく、自分の現状を客観的に見ること、自分がいかにコントロールを受けているかを自覚することです。主体的に自分の運命を選ぶことです。佐藤優氏が本書の帯で『本書は21世紀の必読書である』と大絶賛している理由も、おそらくここにあるのではないかと。

全体主義の亡霊が人々の心をとらえ、排除と戦争へと暴走させるのは、多くの人々が自分の頭で考える余裕をなくし、受動的な受け売りを、自分の意思だと勘違いするようになったときである。そのとき同時に見られる兆候は、白か黒かの決着をつけようとする潔癖性が亢進し独善的な過剰反応が起きやすくなるということである。

マインド・コントロールの問題が突きつけている問いは、われわれ現代人に、自らの運命を選ぶ主体性はあるのかということに思える。(本書「おわりに」より)

【オススメ本】成毛眞著『amazon  ―世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)




こりゃすごい本。

めちゃ学びになりました。

もはやAmazonが「ネットで書籍を売っている会社」ではないことは誰もが分かることですが、では実際に何をやっているのか、どこに向かっているのかについて知っている方は少ないと思います。

本書は、Amazonの経営戦略を見ながら、社会・経済の動き、先端のビジネスモデル、将来のマーケット、将来の我々の生活の変化・・・なども学ぶことができます。各章で唸りました。

経営もすごいが、会計もエグい。CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)がマイナス28.5日(極論すれば、物流倉庫にある商品が発売される30日前にすでに現金になっているということ)という「キャッシュ・フロー経営」を昔から実行しているため、膨大なキャッシュを投資に振り分けることができる。

”Death by Amazon” というコトバがあるようです。。Amazonが市場を占めることによる、「Amazonによる死者リスト」。そのリストには日本の大企業も。

怖っ。

”Winner takes all ”とはAmazonのことを指すコトバなのか。

あまり表に出ないAmazon創業者ジェフ・ベゾスの素顔についても書かれております。最終章に書かれているAmazonの会議の進め方、KPIの管理方法など、色々と驚かされます。

経営者の方には強くオススメします。キャッシュ・フロー経営に関心がある方にもオススメします。

風になりたい

「人間関係なんて矛盾だらけ。」

私の友人が何度となく発する言葉。20年来の付き合いをしているが、その間に酸いも甘いも嚙み分ける。そして40代半ばになった今も独身を貫いている。今後も結婚をするつもりはなさそうだ(本心は分からないけど)。

アルフレッド・アドラーが「人間の悩みは全て対人関係の問題に起因する」というような箴言を残しているのは有名ですが、私の人生をふり返ってみても、この言葉には同意するしかありません。私の悩みは全て対人関係の問題に起因しています。そして、そこには納得のできない「矛盾」が多くありました。愛情と憎しみ、信頼と不信、平安と不安、安全と災難、肯定と否定、幸福と不幸、天国と地獄…といったものが、ひとつの人間関係の中で繰り広げられる。そういった「矛盾」を起因として(人間関係だけでなく)様々なものを失い、心に消えない傷だけが残る。それだけでは済まず、その傷口に塩を塗りこまれるようなことをしてくる人もいます。

私のことを以前から知っている人は(もしくは以前からブログを読んでくれている人は)、私が10年前まで自分が作ったコンサルティング会社の代表であったこと、5年前まで別のコンサルティング会社の名刺をもって活動していたことを知っていると思います。艱難辛苦があって、ちょうど5年前に「ピン芸人」になることと決意・決断しました。人間関係の中で繰り広げられる様々な厄介に嫌気がさしました。傷だらけの身体に鞭を打つような人生はもう二度としたくない。それ以降、誰も雇わず、一人で活動しています。「ピン」になって1年後の日記には、「これまでの人生で最高の1年だった」と書かれていました。その「最高の1年」が5年続いて、今日10月1日、ピン芸人デビューの日を迎えました。9月はいつも傷口がしみるのです。ようやく10月になってくれたという気分。

世の中は不条理だし、支離滅裂だと思います。香山リカさんの『気にしない技術』という本に、『人生は災難続き、平凡になんとか生き延びるだけでも奇跡』というようなことを書かれていたのには、だいぶ救われました。人生なんて思い通りにならなくて当たり前。全てがうまくいくことなんて奇跡。逆境に抗うのではなく、自分らしく生きていくことが大切であると教えてくれたような気がします。

別の友人が先日、「武田さんの人生って橘玲の小説の主人公みたい」と言ってくれました。褒め言葉として受け止めました。ある意味、幸せな人生なのかもしれませんが、振れ幅が大きい人生は疲れます。

人生はフィクションだと思います。
自分は、自分の人生の主人公であり、自分の人生は自分が好きなように書き変えることができる。

しかし、壮絶なフィクションはもういい。

人生が、「ひとつ」の、死ぬまで続く「未完のフィクション」と思うと、私の場合、そこには喪失感しかありません。壮絶だけど空虚な物語です。私は、人生の中に、第一章、第二章…と、もしくは短編小説的に、さらにはパラレルワールド的に、「幾つものフィクション」が展開されていると考えるようにしています。そうすれば、これまでの物語が面白くなければペンを置いてもいいかとも思うし、新しいフィクションを描こうかとも思える。私はそうやって傷を癒してきたのかもしれない。

先日沖縄に行って以来、THE BOOMの「風になりたい」という曲が頭から離れません。改めてじっくり聴くと、すごい歌詞ですね。

かっこ悪くたっていいんです。
天国じゃなくたっていいんです。
楽園じゃなくたっていいんです。

悩みのない、矛盾のない、平凡な人生を歩みたい。
風に吹かれるままに。川の流れに身を委ねるように。



6年目の人生、ゆるやかに開始。


SBM

昨日・今日の2日間、螢▲ΕД▲優梗辧AWARENESS)主催の
『SBM(Strategic Business Management)』
という経営者・起業家向けセミナーに登壇しました。

2日間、計22時間のロングセミナー。

たった2日間で、自分の夢・願望を実現させ、かつ、自分らしく、絶対に儲かる事業を創り、事業計画をまとめ、それをプレゼンできるようになるまでもっていくという唯一無二のセミナー。私にとっても最高傑作のセミナー。

これから起業する方にはビジネスの全体像を学んで欲しいし、既に経営されている方にはイノベーションを起こすきっかけになって欲しい、そして、このセミナーをきっかけにして人生を変えて欲しい、そんな想いで私もこの2日間に臨みました。

私は、巷で起業もしたことのない大人たちが「起業は素晴らしい」とか、「起業すべきだ」とかしゃしゃり出ていることに嫌悪感しかありません。起業なんてそんな甘いもんじゃない。お前に何が分かるんだ。 しかし、「自分はこの分野で日本一」という経営資源・ノウハウ・技術があり、それがお客様を喜ばせることであり、また、お客様の笑顔のためなら寝ても冷めてもそのことに打ち込みたいと心の底から思えるものがあるならば、事業を立ち上げるべきだと思います。私がこの2日間で一番伝えたかったことはこれです。

自分には必ず隠れた才能の原型ってものがあって、それがどんなちっぽけなものであっても、独りよがりなものであっても、人の役に立つ可能性がある。それが例えば月商5万円にもならない種であったとしても、ビジネスモデルを構築すればその10倍、100倍儲けることも不可能ではない。そうやって「自分らしさ」を追求し、イメージをカタチにしていくワークを何度も何度も繰り返すことで、2日間の夜には受講者全員が人の前で立派にプレゼンできるくらいに事業戦略・事業計画が出来上がる。

このSBMの開催は今回で4回目になりますが、毎回毎回、最後のプレゼンテーションは感動します。(RIZAPじゃありませんが)「人は変われる」を証明したセミナーだと自画自賛しています。



セミナー終了後、早速何名かの受講者がfacebookに感想を投稿してくれていました。感謝!!
一部のみ抜粋させて頂きます。


SBM3

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読み返すビジネス書




本を紹介する特集を組む雑誌は買ってしまいます。

現在発売中の「PRESIDENT」(2018.10.15号)は「ビジネス本 総選挙」という特集。読者1万人によるビジネス本の投票結果のランキングが掲載されています。1位が松下幸之助の本、3位が稲盛和夫の本、7位が柳井正の本でした。

最近はビジネス書を読む冊数が減りましたが、この3名の本は時々読み返します。昨日も柳井正『経営者になるためのノート』を読み返していました。この本は、タイトルの通り、経営者になるために必要なこと、商売の原点、ビジネスの原理原則、基本中の基本が1冊に凝縮されている本であり、困ったことがあれば立ち返る本です(早く文庫化して欲しい)。今日は稲盛和夫『実学』を読み返していました。職業柄、会計に関する本は数百冊と読んできましたが、いまだに『実学』を超える本に出会ったことはありません。「会計がわからんで経営ができるか」(P6)と書かれていますが、その「会計」を経営者視点が書かれた有益な本は本書くらいしか見当たらない。いつかそういう本を書きたいなぁ、と思っています。


何が『正常』で、何が『異常』か  ―さらに続き

続きです。


今でも週に3〜4回、いや5〜6回(?)は本屋に行きます。暇があれば行く。疲れたら行く。何が出会いを求めて行く。気になる本があればとりあえず買う。

そんな感じでぷらっと入った紀伊國屋書店で、あの話題作『夫のちんぽが入らない』がもう文庫化されていることを知りました。単行本で読む気にはなれなかったけど、文庫化されて600円なら暇つぶしに読んでやってもいいか、、、なんて上から目線で買ってやりましたが、これは今年読んだ小説の中では一番かも。単なる18禁のエロ私小説ではなく、実に深い内容です。






これまで村田沙耶香さんの小説を取り上げ、何が『正常』で、何が『異常』かについて書いてきました。世間から『正常』『普通』と思われているものが、本人からすると発狂したくなるようなことかもしれません。世間から『異常』と思われているものが、本人からすると『普通』であり、自分らしいものかもしれません。完璧な人間なんていませんし、何が完璧かなんて誰も分からない。人それぞれに価値観・倫理観があるわけで、それを他人に押し付けたり、押し付けられたり、人の価値観・倫理観に迎合する必要はない。

本作『夫のちんぽが入らない』も、その「正常 vs.異常」について、真正面から、どストライクで問うた作品。

学生時代に同じアパートに住む先輩と交際を始めるも、彼のちんぽが入らない。何度やっても「入らない」。しかし、二人は精神的な結びつきを深め、結婚する。しかし、結婚した後も「入らない」。仕事もうまくいかず、退職し、無職に。

29歳、相変わらず無職の日が続いている。正確には専業主婦なのだから、無職という言い方はおかしいのかもしれない。けれども、子がおらず、身体のあちこちが軋むように痛んで家事もままならない私は「無」がふさわしいように思う。私は何もしていない。誰の役にも立っていない。夫のちんぽも入らない。存在する意味を見出せないまま、いたずらに時間だけが過ぎていた


「普通」じゃないということが彼女を自暴自棄にさせる。

追い打ちをかけるように彼女の母が、夫の両親の元を訪れ「謝罪」する。

「うちの子の身体が弱いために、お宅の後継ぎを産んであげることができず、本当に申し訳ありません。うちの子は、とんだ欠陥商品でして。貧乏くじを引かせてしまい、なんとお詫びをしてよいか」

オカン強烈・・・と思いましたが、似たようなことはよ〜くある。親の「正常」が子供を潰す。

しかし、「とんだ欠陥商品」の彼女は、その後も少しずつ「正常」から解放されていきます。本書の最後、「入らない」彼女のもとに保険外交員が学資保険の勧誘にくるシーンがあるのですが、ここのシーンこそ、長年「正常」に苦しめられてきた彼女の叫びであり、著者が本書を(夫に内緒で)書いた意義であろうと思います。

人に見せていない部分の、育ちや背景全部をひっくるめて、その人の現在があるのだから。それがわかっただけでも、私は生きてきた意味があったと思うのです。


大切なのは、「正常」に生きることではなく、生きるという決意。

そういう当たり前のことを、自身の半生をさらけ出して教えてくれた一冊です。オススメです。



沖縄にいます 〜 Day 3

瀬底島


ハワイとグアムとどちらが好きかという話になることがありますが、それがワイキキビーチ(ハワイ)かタモンビーチ(グアム)かどちらが好きかという比較になると、私にとってワイキキビーチにはあまり魅力を感じません。日本から近い、時差がない、海の水がキレイ、ぼんやりできる…といった理由で、タモンビーチには10回以上行ってます。「それが理由なら沖縄でいいじゃないか」といわれることもありますが、確かに沖縄でもいいのです。沖縄本島だけでなく、離島も何度も行きました。海に行く限りは水の透明度だけはこだわりたい。

今日は、今帰仁村の近くにある瀬底島の瀬長ビーチってところに行ってみました。水の透明度でいえばこのビーチを上回る場所はたくさんあると思いますが、ほぼ手ぶらで沖縄入りしたので、最低限の設備とレンタル用具がある場所を選び、瀬長ビーチへ。

3連休の真ん中で、美ら海水族館の近くという場所にも関わらず、ビーチも海もそれほど人が多くなく、軽〜く泳ぐにはいい場所かもしれん。遊泳区域が狭すぎるのは若干ストレスですけど。


瀬底島




ちなみに、この本、書店で見て一目惚れして購入。
本島・離島を含めた沖縄の全60島を紹介してくれているガイドブック兼写真集。
生涯かけて全60島を行ってみたいものです。







瀬長ビーチで泳いだ後は、那覇に戻り、話題のニュースポット(?)『ウミカジテラス』へ。那覇空港の近くに出来た商業施設です。

ウミカジテラス
(写真はこちらのサイトから拝借)。

ここは非常におもしろい場所でした。飲食店も多いため、夕食時に訪れてもいいかもしれません。



では、明日の朝に帰ります。
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