公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

公認会計士のこれcolor 「公認会計士インタビュー」に掲載されました

以下のサイトにちょこっとインタビュー記事が掲載されました。

http://cpa-color.com/keirikaikaku.html#keiri_interview

会計スペシャリスト人材紹介の株式会社GEN様が発行している情報誌『経理改革』に以前掲載されたものです。

びっくりするくらいのプラス思考

「ヒマ」と「悩みの多さ」は比例するんじゃないか・・・

ってことをtwitterにつぶやいたことがあります。

不思議なもので、昨日、ある億万長者からこんなことを言われました。

「成功していない人はね、
 俺から見ると全員ネガティブ。
 ネガティブになる理由って分かる?
 理由はたった一つ。
 ヒマなんだよ。」

夢に向かって爆進してたら、ネガティブになってられませんもんね。

こんなこともおっしゃっていました。

成功していない人は全員がネガティブ
成功している人は全部をプラスに変える人。
プラス思考のレベルが全然違う。

結局は、「自分の捉え方」の問題。
成功する人は、どんな環境でも成功する。
成功していない人は、捉え方のレベルが低すぎる。



メモしておきましょう。




【関連記事】
2009/5/25 ヒマなし貧乏

逆境は天からの贈り物/ジム・ ローン

逆境は天からの贈り物逆境は天からの贈り物
著者:ジム ローン
販売元:きこ書房
(2007-09)
販売元:Amazon.co.jp
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「人生を変える本」というものに何冊か出会いますが、本書はその一冊。
紹介することをためらったほど良い本です。

アンソニー・ロビンズ、ブライアン・トレーシー、ロバートアレンといった名前は聞いたことがあると思いますが、ジム・ローンはそれらの人たちの師匠的存在。ちなみに、ジム・ローンが信奉したのはナポレオン・ヒル。ジム・ローンはナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』を10回以上読み込み、実践したというのは、ジェームス・スキナーの本にも書かれているほど有名な話です。
大切なことは、こういう本は直ぐに買い、10回以上読み込み、実践することだと思います。

『私たちは、本を読むか、読まないかという選択肢を与えられています。挑戦するか、あきらめるかという選択肢も与えられています。失敗したときに責任を自分に帰するか、それとも他人に転嫁するかも私たち自身が決めることです。
 (中略)
人生の成功者になるか、敗北者になるかも、あなた自身が決めることなのです。』(P37)



思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき
著者:ナポレオン ヒル
販売元:きこ書房
(1999-04)
販売元:Amazon.co.jp
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置かれた場所で咲きなさい/渡辺和子

置かれた場所で咲きなさい置かれた場所で咲きなさい
著者:渡辺 和子
販売元:幻冬舎
(2012-04-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


この本、オススメです。

『無理に咲かなくてもいい。
 その代わり、根を下へ下へと下ろして、根を張るのです。』


『・・・「ひま」はレジャーとしての暇ではなく、
 「日間」、日の光の射しこむ間と記されています。

 (中略)
 忙しさには、字が示すように、心を亡ぼし、ゆとりを失わせる危険が伴います。
 (中略)
 仕事の奴隷になってはいけない。
 いつも木を切る斧に油をさし、
 いたわる日間を忘れないでいたいと思います。』

【知的生産術コラム】第6回 出版企画書の書き方

本を出版したいという方から「企画書の書き方を教えて欲しい」という依頼が結構あります。

私は何冊か書籍を出したことはあるものの、2つの出版社から出したに過ぎませんので、出版業界のことは何も知りませんが、おそらく出版企画書に決まったテンプレート(雛形)も、決まった書き方もないと思います。

出版社の内部には決まった出版企画書のテンプレート(雛形)があり、それを編集者が記載して、編集会議のようなものにあげるのではないかと思われますが、我々がそのテンプレート(雛形)を入手することは出来ません。

ですので、我々が作らなければならない「出版企画書」といわれるものは、出版社の編集会議にあげる資料を作ることではなく、編集会議にあげてくれる編集者へのラブレターと考えた方が良いと思います。ラブレターに決まったテンプレート(雛形)はないように、出版企画書にも決まったテンプレート(雛形)はなく、むしろ「出版への想い」を伝えることが大切だと思います。

ただ、情熱だけで企画がとおるわけではないので、最低限必要なことを盛り込んでおく必要があります。

私の数少ない経験ではありますが、以下の3つは編集者へ伝える必要があると思います。

まずは、( こちらにも書きましたが)類書がないということを示すこと。類書があるとしても、類書と何が違うのかという差別化要因を示すこと。出版する意義を示すこと。

次に、目次。これは、「章」だけでなく、「節」「項」レベルまで示すこと。「章」だけだと中身がさっぱり伝わらないと思います。なお、書き手側からしても「項」レベルまでガッチリと目次が固まっているかどうかで、執筆速度は大幅に変わります。

最後に、著者プロフィール。特に初めて書く人は重要だと思います。
「公認会計士武田雄治 大手監査法人出身、現在コンサルティング会社役員」な〜んてプロフィールの人間、面白いですか? 面白くないですよね。本を書店で手にとってくれた人は、「表紙」「目次」「著者プロフィール」の3カ所を見ることが多いようです。このうち、どこか一つでもつまらないと感じるものがあれば、その本は本棚に戻されます。企画段階でも同様。出版社は「あんた何者?」と思ってますから、「こんなオモロイ人間だぜ!」ってことをアピールしてください。

なお、タイトルも決めておくべきですが、タイトルで企画が通ることはないと思います。はやり、中身(目次)が大切です。私の経験上、タイトルは出版段階で変わります(変えられます)。

書きたいことはまだありますが、私のようなド素人が差し出がましいことを書くと編集長に笑われそうですので、この辺で止めておきます。

まぁ、ラブレターだけで恋は実りませんから、出版企画書作りにナーバスになるよりも、編集長となんとかして会って、話をして、くどき落として、「そこまで言うなら・・・」と恋に落ちてもらう方が早いかも。

それは一生やりたい仕事でしょうか??

前回の続きで『スタートアップエンジン2012』のご報告を。

シナジーマーケティング株式会社の谷井社長が創業するとき、ある方から
『一生やらないのであれば、人様に迷惑をかけるから止めなさい』
と言われたようです。

私はこの話が突き刺さりました。

起業・創業しようとする方は、それが一生やりたい仕事だからやるというよりも、目先のカネ儲けのためにやるケースが多いように思います。しかし、会社をたたむ時は人様に迷惑をかけます。社員も家族も仕入先も得意先もいると思いますので。

皆様が今やっている仕事は『一生やりたい仕事』でしょうか?

目先のカネを追い求めるのではなく、『一生やりたい仕事』に没頭できるということは幸福だと思います。

成功する経営者の条件とは?

今回も、前回の続きで『スタートアップエンジン2012』のご報告を。

私はパネル・ディスカッションに登壇させて頂きました。
テーマは『成功する経営者、失敗する経営者』

非常に抽象的で難しいテーマです。
ちなみに、パネル・ディスカッションは、フルアドリブのぶっつけ本番でした。

成功する経営者とか、失敗する経営者とか、一言で定義することは出来ないと思います。
成功する経営者は経営理念がしっかりしているけど、失敗する経営者は理念がないとか、成功する経営者は黒字・キャッシュにこだわっているが、失敗する経営者はどんぶり勘定であるとか、成功する経営者は高い倫理観があるが、失敗する経営者は自分さえ儲かれば良いと考えているとか、成功する経営者は猛勉強しているが、失敗する経営者は全然勉強していないとか・・・・・・、まぁ、いろいろ特徴はあります。

いろいろ特徴はあるものの、成功する経営者の条件を一つ挙げろと言われると、(先日のブログ記事でも書きましたが「行動力」ではないかと思います。

素晴らしいアイデアがあっても、行動力がなければ成果はあがりません。
素晴らしいアドバイスをもらっても、行動力がなければ成果はあがりません。

黒字社長塾のクライアントでも、私のアドバイスを聞いたその日のうちに行動に移す社長はきちんと成果が出ています。しかし、私がどんなにアドバイスをしても、次回訪問するまでの間に何の行動もしない社長もいます。もちろん成果はでません。

個人的には「行動力」が成功する経営者の条件であり、「行動力」が経営者の欠点をも凌駕するのではないかと思っています。
(もちろん、正しい行動をすることが前提ですが・・)

当日はそんな話をさせて頂きました。

なお、登壇させて頂いて強烈なインパクトがあったのは、会場にいた誰よりも、シナジーマーケティングの谷井社長が我々のパネル・ディスカッションの内容をメモしていた姿です。この姿も成功する経営者の条件かもしれませんね。

スタートアップエンジン2012

大きな夢を汚す人間には近づくな。 たいしたことない人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ。

ひとつのコトバが人生を変えることもあります。

ちょっと暇な時間にtwitterで名言・至言を配信しているアカウント(@the_kakugen や @ijinmeigen など)のツイートを見ることがあります。週末にみたツイートから、お気に入りのコトバを備忘記録として列挙しておきます。

大きな夢を汚す人間には近づくな。
たいしたことない人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ。
真に偉大な人間は自分にも成功できる思わせてくれる。 ─マーク・トウェーン

否定されて、反発してばかりでは、成長できないこともありますよね  ─イチロー

批判を受けないための方法。
何もしない。何も言わない。存在すらしない。 ─エルバード・ハバード(教育家)

われわれは、自分に関心を寄せてくれる人に関心を寄せる。 ─パブリア”

新しい意見は常に疑われ、普通は反対される。
ただ「一般的ではない」という理由で。  ─ジョン・ロック(イギリスの哲学者)”

人生における最大の失敗は、失敗を恐れ続けることである。
 ─エルバート・ハバード(教育家)

人間、どこかで「何とかなるサ」って開き直ることがないとね。
リスクなんて考えてたら、結局は何もできませんよ。 ─西村京太郎(作家)

私を他の連中と比較しないでいただきたいね。
第一にあなたは私という人間を知っていない。
それに、他の連中のことも知っていない。 ─P・ヴァレリー

この世で生きてゆくということは、損得勘定じゃあない。
短い一生なんだ、自分の生きたいように生きるほうがいい。 ─山本周五郎

自信をもって、自分の夢に向かって進みなさい。
あなたの思う通りの人生を生きなさい。 ─ソロー

上に登ろうとしない人は落ちやすい。 ─テイポン

何かを試みようとすれば、
あらゆる反対、異論を克服しなければならない。 ─サミュエル・ジョンソン

リスクを負わないのがリスク  
 ─ビル・ゲイツ(マイクロソフト社の共同創業者、資産約6兆円)

経営に必要な「あいうえお」

昨日18日、次世代起業家を対象とした大型イベント『スタートアップエンジン2012』を大阪国際会議場にて開催致しました。

今年のスタートアップエンジンは、
  ・上場企業社長様など3名の方の講演
  ・私を含む主催メンバーのパネル・ディスカッション
  ・最後に参加者の皆様の交流の場「ネットワーキング・ディナー」
と、約6時間のイベントとなりました。

ご来場頂きました皆様、サポートして頂きました多くの企業様、どうもありがとうございました!



講演内容はどれも感動的なものでしたが、その中から一部ご紹介を。

シナジーマーケティング株式会社谷井社長の講演の「経営への想い」という話より。

経営には、次の「あいうえお」が必要だといいます。
 あ(案)・・・アイデア:事業内容
 い(員)・・・人員:いい人材を採用する
 う(運)・・・運をつける
 え(縁)・・・人の縁を大切に
 お(恩)・・・いかに恩返しするか?

運は、何もしない人のところにはやってきません。谷井社長は「運は情報量」ともおっしゃっていました。努力して多くの情報を集めた人に、運もやってくる、と。
アイデアは大切ですが、アイデアだけでは経営はできません。
「恩返し」も忘れてはなりませんね。恩を仇で返す人間は絶対に大成しないと思います。

他の講演内容もまた追ってご報告します。


【知的生産術コラム】第5回 ノマドワーカー

最近、「ノマド」とか「ノマドワーキング」という言葉が大衆化してきましたね。
「ノマド(nomad)」とは、「遊牧民」を意味する言葉で、オフィスや自宅以外のカフェなど、働く場所を自由に選択する仕事のスタイルを指しています。

私も、オフィスには月1回くらいしか行かず、カフェを転々としていることから、「ノマドワーカー」といえるのかもしれません。ちなみに、カフェは年間数百回行ってます。コーヒーを飲み過ぎないようにしていますが、関西以外では喫茶店にミックスジュースが置いていないのは何故なんでしょうか。

さて、最近のカフェの多くは、「ノマド仕様」になってきています。WiFi接続ができるのは当たり前になってきていますし、電源を各テーブルに置いてくれている店も増えてきました。私のような自称ノマドワーカーにとっては、カフェがノマド仕様かどうかは極めて重要なことであり、WiFiやWiMaxが接続できないカフェがあれば、そのカフェの利用は次回から避けるようにしています。電源は、バッテリーが数時間は持つのでそれほどニーズがないものの、バッテリーが切れてきたら「電源カフェ」なんていう検索サイトまでありますから、電源カフェに向かいます。

カフェ側からすれば設備投資はいるうえに、回転率が低下するため、ノマドワーカーに使われたらたまったもんじゃないかもしれません。しかし、例えば、マクドナルドは、藤田田さんが社長の頃は、回転率を上げるためにあえて硬い木の椅子を使っていたと何かの本で読んだことがあります。それが今はソファー席はあるわ、WiFiはつながるわ、電源はあるわ、店によっては自習室のようなブース型の席まであるわ・・・、回転率が下がるような内装になってきているように思います。しかし、業績は絶好調。

このように消費者のニーズが変遷し、カフェもファーストフード店もノマド仕様になってきてます。私のように自宅やオフィスで集中できない人や、知的生産をする人にとって、カフェは最高の環境になってきたと思います。


【参考図書】
ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきことノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと
著者:本田直之
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プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師

武田雄治


■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のHPよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

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