公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

■うつ病の原因は、生活習慣の乱れ!?

百ます計算」でも有名な教育者、陰山英男先生の『娘が東大に合格した本当の理由』(小学館101新書)という本を読んでいましたら、とても面白いデータが書かれていました。

要約すると以下の通り。

・子供達の就寝時間と学力・知能指数を調査すると、8時から9時までに就寝する子供達の学力・知能指数が最も高く、それ以降就寝時間が遅くなるほど学力・知能指数共に低下する。

・子供達の起床時間と学力・知能指数を調査すると、6時から7時までに起床する子供達の学力・知能指数が最も高く、それ以降起床時間が遅くなるほど学力・知能指数共に低下する。

・子供達の朝食の有無と学力・知能指数を調査すると、朝食を毎日食べる子供達の学力・知能指数が最も高く、ときどき食べない子供達の学力・知能指数はそれよりも低く、毎日食べない子供達の学力・知能指数は極端に低い。

このように、「早寝」「早起き」「朝ごはん」が学力向上の秘訣であることをデータは語っています。

さらにこんな調査結果も。
・子供達の勉強時間に対する学力・知能指数を調査すると、1日2〜3時間勉強している子供達の学力・知能指数が最も高く、勉強時間が0分の子供達、もしくは勉強時間が4時間以上の子供達の学力・知能指数は極端に低い。

4時間以上も勉強している層の学力・知能指数が、全く勉強していない層の学力・知能指数と変わらないというのは非常に不思議です。

陰山英男先生は、この調査結果は大人にも当てはまるのではないか、と書かれていました。つまり、「遅寝」「遅起き」「朝食抜き」が体を壊し、精神が病み、日本のうつ病の疾患数・率の増加の原因になっているのでは…と。

うつ病の疾患数・率の増加につながっているかどうかという因果関係もあるかもしれませんが、それ以前に勉強し過ぎの子供達の学力・知能指数が勉強を全くしていない人達のそれと変わらないことと同様に、大人達の仕事のやり過ぎも組織や個人の能力・能率・効果・効率の低下を招いているかもしれません(このあたりの調査も陰山先生に期待したいところです)。

父親の帰宅時間を調べたデータも載っていましたが、これによると諸外国の父親は18時〜20時頃に帰宅する層が最も多いのに対し、日本は23時台に帰宅する層が最も多く、22時台、21時台…と続く。これではとても「早寝」「早起き」「朝ごはん」ができる生活リズムを保つことはできません。

最近多くの書籍を出版されている元トリンプ社長の吉越浩一郎さんの本に繰り返し書かれています。
仕事を効率化させ、人生を豊かにするために、残業をゼロにして、人生の3分の1は睡眠時間に充てるという生活をする決断が必要だ!



娘が東大に合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験~ (小学館101新書)娘が東大に合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験~ (小学館101新書)
著者:陰山 英男
販売元:小学館
発売日:2008-12-01
おすすめ度:3.0
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「残業ゼロ」の人生力「残業ゼロ」の人生力
著者:吉越 浩一郎
販売元:日本能率協会マネジメント 出版情報事業
発売日:2008-08-03
おすすめ度:3.5
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■悩む力

悩む力 (集英社新書 444C)悩む力 (集英社新書 444C)
著者:姜尚中
販売元:集英社
発売日:2008-05-16
おすすめ度:4.0
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たまたまですが、『鈍感力』(渡辺淳一著、集英社)を読んだ次の日に、『悩む力』(姜尚中著、集英社新書)を読みました。両方ともとても面白い内容ですが、書いてあることが正反対。

『鈍感力』は、小泉純一郎元首相が安倍元首相に対しアドバイスを送った言葉の通り「鈍感力が大事だ」という内容に対し、『悩む力』は、わざと鈍感になってみたりせずに、悩み、苦しみながら考えろ、と。

誰しも多くの悩みを持っていると思います。悩み過ぎて体を壊す人も多くいます。悩み過ぎるぐらいなら鈍感過ぎる方が良いと思いますが、もちろん鈍感なだけではダメであり、また鈍感になれない人もいるでしょう。

『悩む力』は、
『まじめに悩み、まじめに他者と向かいあう。そこに何らかの突破口があるのではないでしょうか。とにかく自我の悩みの底を「まじめ」に掘って、掘って、掘り進んでいけば、その先にある、他者と出会える場所までたどり着けると思うのです。』

と書かれているように、悩み多き現代社会において「まじめ」に悩むことが生きていくうえで大切なことだということに気付かせてくれます。

『鈍感力』と『悩む力』、どちらも必要なことであり、どちらの「力」もバランス良く持つことが必要だと思いますが、特に「悩む」ということに目を背けずに強く生きていく方法を提唱する『悩む力』はお薦めしたい一冊です。




鈍感力鈍感力
著者:渡辺 淳一
販売元:集英社
発売日:2007-02
おすすめ度:2.5
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■不撓不屈 −国家権力に抗した男

不撓不屈 [DVD]不撓不屈 [DVD]
出演:滝田栄
販売元:角川ヘラルド映画
発売日:2007-01-26
おすすめ度:3.5
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TKC創業者である故飯塚毅氏が、国税庁と日本経済史上稀有の対立を展開した実話に基づく迫真の物語である映画『不撓不屈(ふとうふくつ)』のDVDを観ました。

「別段賞与」という節税手法を編み出すも国税庁から脱税指導の嫌疑をかけられ、不当な税務調査を仕掛けられる。連日大量に送りこまれる税務調査員、事務所所員の逮捕、顧問先の相次ぐ離脱…という状況の中、強大な国家権力と戦い続け、7年間にも渡る戦いに敢然と立ち向かい無罪判決を勝ち取る。

どんな困難に遭っても揺るがぬ信念のもと怯まず、挫けない不撓不屈の精神をもった壮絶な生き様は心を奮い立たされます。



飯塚毅













(TKCホームページより抜粋)




不撓不屈〈上〉 (新潮文庫)不撓不屈〈上〉 (新潮文庫)
著者:高杉 良
販売元:新潮社
発売日:2006-01
おすすめ度:4.0
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不撓不屈〈下〉 (新潮文庫)不撓不屈〈下〉 (新潮文庫)
著者:高杉 良
販売元:新潮社
発売日:2006-01
おすすめ度:5.0
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■「会計人コース」(2009年1月号)に掲載されました!

「会計人コース」2009年1月号(12月1日発売)に執筆原稿が掲載されました。

「ひとめで分かる会計基準」というコーナーで、
会計士・税理士受験生向けに新会計基準の解説を連載中です(全8回)。



会計人コース 2009年 01月号 [雑誌]会計人コース 2009年 01月号 [雑誌]
販売元:中央経済社
発売日:2008-12-03
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目次を見ると、私の名前と、私の恩師平松一夫先生の名前が並んでおりました。
感慨深いものがあります。

takeda

■ファン!?

ブログを数年前から書き続けてきて、そこそこアクセスも増えてきたことから、初対面の人でも「あっ、ブログを書いている武田さんですね。」って言われることは珍しくありませんでした。
今日は、なんと、初対面の女性の方から「ずっとブログを読んでます。前からファンでした。」と…。
私のファンではなくブログのファンであるという意味だということは承知してましたが、余りに突然のことに動揺してしまい、「誰のブログを読んでるんですか?」と訳の分からん質問をしてしまいました。
有事の備えが足りませんでした。関西人として有り得ない返答に猛省してます。

さて、別の方から「最近ブログの更新が減ってるけど、更新しないの〜?」と言われました。ここんところPCの前に座る時間が減っただけで、更新はしていきますので引き続き御愛読よろしくお願いします。

■リーダーになる人の たった1つの習慣

先日(1日)の日経新聞朝刊にローソン新浪剛史社長のインタビューが掲載されておりました。

少し驚きの内容でした。


一部抜粋・要約すると・・・

新浪剛史社長が三菱商事にいた36歳の時の頃、日本が欧米に比べて遅れていた病院給食事業での社内起業を思い立つ。「三菱商事が弁当屋をやるのか」と批判する人もいたが、年商約10億円の給食会社を買収し、新浪氏が役員として乗り込んだ。
「いきなり若造が来て、何を言うか」という雰囲気で、ろくに話を聞いてもらえない。仕方ないので食堂の厨房で皿洗いを始めた。
最初はパフォーマンスと思われたでしょう。でも2か月を過ぎると社員の私を見る目が変わってきた。ある日、「俺達がやるから、やめてくれ」と。その日から会社が変わり始めた。
周りの人達からは「新浪が丸くなった」とも言われるようになった。変わったのは私の方だったのかもしれない。



これの何が驚きかというと、新浪剛史社長のとった行動が、ちょうど読み終えたばかりの福島正伸著『リーダーになる人の たった1つの習慣』に出てくる登場人物の間宮幸人と同じではないか! って思ったからです。
本書は、赤字のカラオケ店の店長を任された3人が、多くの壁にぶつかりながら課題に取り組み、業績回復を目指していくいう実際の話をもとに、リーダーにとって大切なことを教えてくれる感動の物語。スタッフから相手にされない店長間宮がとった行動は、カラオケ店周辺のゴミ拾い。それを何か月も続け、スタッフの意識が変わり、カラオケ店は生まれ変わるということが書かれているのです。
本書に書かれている『リーダーになる人の たった1つの習慣』を、新浪剛史社長も愚直に実践されているのではないかと思います。以前、新浪剛史社長が出演されたNHK「プロフェッショナル」のDVDを観てもそれを感じました。

『リーダーになる人の たった1つの習慣』は、ここ最近読んだビジネス書の中でも特にお薦めしたい一冊です。リーダーと言われる立場の人にも、そうでない立場の人にも読んで欲しい本です。


リーダーになる人の たった1つの習慣リーダーになる人の たった1つの習慣
著者:福島 正伸
販売元:中経出版
発売日:2008-10-29
おすすめ度:4.0
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プロフェッショナル 仕事の流儀 コンビニ経営者 新浪剛史の仕事 さらけ出して 熱く語れ [DVD]プロフェッショナル 仕事の流儀 コンビニ経営者 新浪剛史の仕事 さらけ出して 熱く語れ [DVD]
販売元:NHKエンタープライズ
発売日:2007-04-27
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■経営に失敗なんてない

以前、ある人から、面と向ってこう言われたことがあります。

「(貴方が今までやってきた事業は)失敗だと思っている」と。

失礼な奴です。
真面目な顔してそんなことを言ってくる彼に
全く怒りが湧いてこないどころか、内心は鼻で笑い飛ばしてやりたいくらいでした。

ライト兄弟が世界初の有人動力飛行を成功させるまで、いったいどれだけの歳月がかかり、どれだけの試作機を墜落させたことでしょう。そのプロセスを「失敗」の一言で片付けられたら、我々は今も気軽に海外旅行に行くことはできなかったかもしれません。
蒸気機関車の父といわれたスチーブンソンは、その発明に15年の歳月を費やしました。途中、失敗しても決して挫けなかったといいます。

松下幸之助のこの言葉は余りにも有名です。
「本当に物事を成し遂げる為には、成功するまで諦めない事である。」
つまり、成功とは、成功するまで諦めずにやることであり、経営もまた然りです。

冒頭の彼が何を指して私に「失敗」と言ったのか皆目見当が付きませんが、成功ではないとしても成長はしているはずです。

アントレプレナーセンターの福島正伸さんの新刊書『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』に付いている著者の講演CD、これがとても良いのです(本書もとても良い内容ですが)。

福島さんもこう言ってます。

『失敗したらノウハウがたまります。』
『失敗を続けたらどうなるか…。 世界一になるのです!』


そう、経営に失敗なんてないんです。



仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)
著者:福島正伸
販売元:きこ書房
発売日:2008-10-31
おすすめ度:5.0
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■某大学でのゼミ授業

先日、某大学の会計系のK先生よりお招き頂き、90分間、ゼミ生(4年生)へ講演させて頂く機会を得ました。

学生さんはなかなか社会人や公認会計士の話を聞くチャンスもないと思いますので、私自身の今までの体験談を中心に、数ヵ月後には社会に出る学生さんへメッセージをお伝えさせて頂きました。



・一流の大企業に内定をもらったことで上流の人間だなんて思わないで欲しい。

・社会に出てから学ぶことは、今まで学習したことの100倍以上ある。
勉強は大学卒業して終わりではない。

・自分で勝手に制約条件を付けずに、人生の選択肢は広くもって欲しい。

・選択に迷ったら、厳しい道へ進むべき。

・「思考」と「行動」は別モノ。成功したければ行動すべき。

・決断したら、後は「任天」「任運」。

・今、目の前にあるものを一生懸命やり、目の前にあるものから学んで欲しい。




偉そうにもそんな話をさせて頂きました。


私が社会人となった1年目のこと、当時の上司からこのように言われました。
「1年目と2年目に能力は急激に伸び、3年目以降は右肩上がりのなだらかな直線となる。この2年間の頑張りで将来が変わる。だから、今は辛くても頑張れよ!」と。

本当にその通りだと思います。
来年社会人となる皆さんは、是非とも1年目から遠慮することなく能力を発揮してほしいと思います。


■みなとみらい

プラっと横浜みなとみらいへ来てみました。

以前、少しだけこの近くに住んでいたことがあるのです。
懐かしい思い出が詰まった街です。


minatomirai

























久しぶりに訪れ、持参したスニーカーに履き替えて、みなとみらいの街中をマラソンしてみました。

以前は空き地だらけだった埋立地にマンションやビルが立ち並んでいたり、街灯すら無かったような場所に深夜まで営業しているお店が出来ていたり、新しい日産本社ビルも完成間近(?)だったりと、この数年間の街の変貌には驚かされました。
かつては空き地が埋まらずにあらゆる策を講じて企業誘致をしていたのですが、今ではみなとみらいの周辺にも商業ビルが増えてきており、ようやくみなとみらい構想に社会が追い付いてきたのかなぁと感じました。都内に高層ビルや高層マンションが立ち並ぶよりも何年も前にランドマークタワー(添付写真)を建てたわけですからね。

他方、夜、食事をしに行った横浜中華街は、かつての賑わいがなく非常に寂しかったです…。上海蟹をおいしく頂きましたが、やっぱり観光客で賑わう中華街で頂くと、もっと美味しかっただろうと思います。こういう所にも金融不況の影響が出ているのでしょうか。


■社長は給料取り過ぎ!?

「ウチの会社の社長は、何も仕事しとらへん!」

「ウチの会社の社長は、働いてないのに給料取り過ぎや!」





社員がそうやって愚痴を言っている会社は多いですね。


しかし、
中には本当に何もせずに、偉そうに肩肘張っているだけの社長もいるかもしれませんが、ほとんどの社長さんは働いてます。
「仕事しとらん」と映るだけで、
愚痴を言っている人よりも仕事のことを考えてます。
絶対に。
だから、社員がそうやって愚痴を言っている会社は
たぶん大丈夫なんです。


むしろ逆に、
「ウチの社長はどの社員よりも必死になって現場で働いている!」
「ウチの会社は、社長がいなければ潰れるぞ!」
というふうに社員も認めてしまっている会社は、ちょっとマズいかなと思ってます。


偉そうなことをいえる資格はありませんが、社長業たるものを経験してない人に、社長業の苦労など分かるわけがなく、「0を1にすること」が、「1を10にすること」よりも何倍も大変なことであることも分かるわけがないのです。特に創業してしばらく経った会社で働いている場合は、社長のそれまでの苦労など分かるはずがないでしょう。


無から有を生み出し、全てのリスクを負っている者が、無リスク利子率の安定収入を得ている者より圧倒的にリターンが多いのは市場原理を見ても当たり前のことであり、さらなる飛躍を考えている経営者が、他の社員と同じ仕事をするわけがないことも当たり前のことです。


冒頭のような愚痴をいう者の話は新橋に行かなくともよく耳に入ってきますが、付加価値を分配することが経済の本質だとするならば、「では、あなたのバリューは何なのですか?」と問いたくなってきます。

セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■日本経営協会主催
 8/19(水) 東京
『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』

■九州生産性本部主催
 8/21(金) 福岡
『決算早期化・効率化を実現する! 経理・決算の仕組みの作り方と業務改善ポイント』


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