公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

読書はしなくてはならないものだという話

最近読んだ本より。

本を読む習慣のない大学生が、つまり、読書の本当の喜びを知らない人が、本など読まなくてもいいのではないかと言うのは、たしかに腹が立つが、理解できないわけではない。好きも嫌いも、当の読書をそれほどやっていないわけだから、読書の必要性がよくわからないのも、ある意味無理はない。

私がひどく怒りを覚えるのは、読書をたっぷりしてきた人間が、読書など別に絶対にしなければいけないものでもない、なんて言うのを聞いたときだ。こうした無責任な物言いには、腸(はらわた)が煮えくり返る。ましてや、本でそのような主張が述べられているのを見ると、なおさら腹が立つ。自分自身が本を書けるまでになったプロセスを全く省みないで、易きに流れそうな者に「読書はしなくてもいいんだ」という変な安心感を与える輩の欺瞞性に怒りを覚える。

本は読んでも読まなくてもいいというものではない。読まなければいけないものだ。こう断言したい。
([出処]斎藤孝著『読書力』 (岩波新書)より)

分かる。分かる。同じく腹が立つ。

サイトに読んだ本の批判をするヤツも腹が立つ。

読書に限ったことではありませんが、それなりに意味・目的をもって取り組んでいる者に対し、何も分かっていない者からテキトーなことを言われると腹が立つものです。読書をしていない者は読書を語るべからず。ビットコインの取引をしていない者はビットコインを語るべからず。

斎藤孝さんをはじめ、多くの読書狂の方々は、オタクの領域に突入されていると思います。藤原正彦さんなんて、『私に言わせれば、朝起きてから眠るまで、一ページも本を読まないという人は、もう人間ではない。ケダモノである。』とまで言っています(『日本人の矜持』より)。言い過ぎだろ(笑)。

読書はしなくてはならないものだと私も思いますが、それは人間だからとか、教養だからといった理由ではなく、情報に飢えているからであり、(松岡正剛氏がいうように)「無知から未知に」「未知から既知に」という知的好奇心によるものではないでしょうか。

肩の力を抜いてもいいし、暇つぶしでもいいと思いますが、本から得られるものは何よりも大きいと私は思います。


読書力 (岩波新書)
齋藤 孝
岩波書店
2002-09-20

なぜ生きているのか

阪神大震災


画像はネットから拝借。

神戸新聞社は、本社が三宮の駅前にあります。
阪神大震災で本社は壊滅的な被害を受け、新聞発行に欠かせないホストコンピューターが動かなくなる。

にもかかわらず、震災の日に夕刊を発行したのです。

この出来事を基に制作されたドラマが数年前に放映されました。

震災から1時間ちょっと過ぎたあたりの午前7時頃、本社に集合した一部の社員の前で編集長がこんなことを言ったのです。

「新聞社が新聞を出さなかったら、
新聞社の使命を果たすことができない!
なんとしても新聞を出すぞ!」

不幸に見舞われた人々や地域を取材することへの葛藤に悩み苦しみながらも、自らの使命を果たすために限界までやり抜く記者達の姿は美しく、感動的でした。

そして、本社も潰れ、コンピューターも潰れたのに、近くの京都新聞社などに協力を仰ぎ、新聞を休むことなく発行し続けたのです。

--------

私は、阪神大震災で震度7を経験し、数十秒の揺れの間に生死の境を彷徨い、「ヤバイ!」と思いながらも奇跡的に生きることができたのですが、余震の恐怖に震えながら「いつ死ぬか分からない」「人間は無力な生き物だ」と思ったものです。

死は生を全うした後の最終段階にあるのではなく、自分で支配することもできない。
我々は生かされている生き物である。

だから、いつか必ず来る死を甘受し、限られた人生において時間を無駄にせず、自分の使命を果たし、社会に足跡を残さなければならないと思っています。


私がブログから情報を配信して、自分の思いを伝えることもその一つです。「なんとしても新聞を出すぞ!」という神戸新聞社の記者の皆様の情熱には遠く及びませんが、私も公認会計士としての使命を果たし、社会に足跡を残さなければならないという気持ちは強くなるばかりです。

「生きてる間に阪神大震災より大きな震災がくることなんてない」と思ってましたが、来るのです。あの後も、これからも。本当に自分がやるべきことをやるべきだと思います。

【オススメ本】三宅香帆著『人生を狂わす名著50』(ライツ社)




人生を狂わされたわ!

これだけの本を読み
こんな書評を書いて、
世界観をぐいぐい広げてくれてる、
この著者、ナニモノ!?

23歳の学生って、マジか。。


本書は、本屋で働く京大院生が書いた書評集。
50冊(+150冊=計200冊)を紹介してくれています。
本に対する愛情、それを伝えたいという情熱が半端ない。

読書好きの方には、強くオススメします。

岩国からの広島

せっかく岩国に来たので、朝から錦帯橋(きんたいきょう)へ。

錦帯橋


岩国に来る前日に「BRUTUS」最新号の『建築を楽しむ教科書 伝統建築編』を読んでいました。1673年(延宝元年)架橋。全長193.3m。世界最長の木造アーチ橋だそうです。

錦帯橋を少し遠くから眺めると小さな橋に見えましたが、渡り始めると向こう側が見えないくらいの大きなアーチを描いていることに驚き。


錦帯橋


裏側はこんな感じ。
X字形の木材は「振止木(ふれどめぎ)」などと呼ばれ、横揺れを抑えるようです(「BRUTUS」より)。400年以上前からこういう建築技術があったのですね。

錦帯橋の裏側



錦帯橋周辺を観光した後は、JR岩国駅に戻って、JR山陽本線で宮島口へ。
約20年ぶりに宮島・厳島神社へ行きました。

宮島 厳島神社


厳島神社以外の記憶が消えていましたが、街並みもいいですね。風情があり、好きな雰囲気です。ここも外国人旅行者が非常に多かったです。

宮島



宮島の後は、広電に乗って広島(原爆ドーム前)へ。

原爆ドーム


アメリカの高校で同じクラスだった友達が最近広島駅の近くに引っ越したということで。約10年ぶりの再会でした。元気そうで、自由そうで、新しい家族も出来て幸せそうで、なによりです。

今日は、なかなかの1日でした。

岩国にいます

岩国のフグ料理


某セミナー参加のため、人生初の岩国にやってきました。
広島駅から4〜50分。意外と近かった。

夜は、岩国のフグ料理店で懇親会。地元では日本一美味しいフグを食べることができる店として有名のようです。確かに我が人生で最高のフグ料理でした。たらふく頂いました。

岩国って、「獺祭」の旭酒造以外に、「五橋」の酒井酒造、「日下無双」の村重酒造、「雁木」の八百新酒造、「金雀」の堀江酒場といった最高の酒蔵が集結してる街なんですね。『岩国五蔵』と言われてるようです。すべて飲み、べろべろです。日本酒の勉強にもなりました。その他にも、ふぐとのヒレ酒、白子酒なども楽しみました。主宰者に感謝です。

SIXPAD




年末に買いました。

最近毎日使ってます。

効きます。

イメージしたものしか手に入らない ―Image comes first

今年最初のジムへ。

ジム歴24年目突入。本格的にトレーニングを始めた頃から、私のイメージは、ケイン・コスギさんなんです。あの無駄のない完璧なカラダ。ケイン・コスギさんをイメージし、ケイン・コスギさんの体型に近づくようにトレーニングをしてきました(マジの話)。

かなり近づいていたと思っていましたが、元旦放送「最強アスリート元日決戦!」の「モンスターボックス」(巨大跳び箱)に14年ぶりに出演されたケイン・コスギさん(現在43歳)の裸体を見て、絶句しました。

違う。違いすぎる。。。

43歳であの体型はすごい。すごすぎる。

私の闘争心に火が付きました。

これまで体脂肪率を削ぎ落とすことを意識してトレーニングしていましたが、今年はもう少しボディビルディングを意識してトレーニングします。






私が会計士の前で喋る理由

昨日の監査法人の研修だけではなく、日本公認会計士協会の研修にも登壇することになりそうです。

どちらの研修も、受講者には諸先輩方も多く、正直いってやりづらいものがあります。特に日本公認会計士協会のCPE研修なんて、監査法人勤務の方はほとんど参加しませんから、年配の方が非常に多く、アウェイ感が半端ないし、視線が怖いし、萎えそうになることもある。

が、それでも登壇するのは、どうしても伝えたいことがあるからなのだ!!

それは、公認会計士(特に監査人)というのは、クライアントからみると「頼れる先生」であるということ。私も組織内会計士として監査を受ける立場も経験したことがありますが、組織の中にいると、公認会計士といえど、何かあった時に頼れる人は監査法人しかないのです。その監査法人が親身になって相談を聞いてくれたり、助言をしてくれたら、心の底から有難いと思う。でも、聞いたことに答えてくれなかったり、助言はできないとか言われたり、無視されたり、高飛車で横柄な態度をしてきたりしたらどうだろうか。悲しいし、失望するし、不信感が募る。

私が独立してから、様々な痛い経験もしてきた中で、「クライアントの期待を超える」ということを行動規範の一つにしてきました。クライアントの期待を1%でも超えると「ありがとう」といって頂けますが、少し手を抜いて期待値を1%でも下回ると不信感になり、場合によっては解約となるのです。このプラスマイナス1%の差ってなんでしょうか。ちょっとした「気持ち」の差です。

最近、「監査不信」とかいわれるのは、大きな粉飾決算が相次いだからだけではなく、日常的なクライアントの不信感が粉飾決算を機に爆発したのではないか。だとすれば、「監査不信」を取り戻すにはどうしたらいいかって、監査基準を厳格化することは解決策にはなりません。個々人が「頼れる先生」であるという自覚を持ち、クライアントに依り添い、期待を超える、ということをするしかないのではないでしょうか。不信を取り戻すのは大変ですが、それは過去の過ちを繰り返さぬこと以外に方法はないと思います。

研修のテーマは「決算早期化」だったり「監査効率化」だったりしますが、私がおこがましくも伝えたいことは、そういうことなのです。業界を変えるのは、金融庁でも会計士協会でもなく、基準でもマニュアルでもなく、我々一人ひとりの「気持ち」の問題なんじゃないですかと。

監査法人の社内研修

2018年の最初の仕事のアポイントは、某監査法人の社内研修講師でした。

日本全国の事務所から(東京の)本部に集まっての年始の全体研修の講師に、私のような者がお招き頂けるとは嬉しい限りです。公認会計士としての諸先輩方もいる中で、おこがましいとは思いながらも、独立した公認会計士としての立場だからこそ言えることをお伝えさせて頂きました。

研修というのは、知識を与えるものではなく、何かのきっかけや、気付きや、インスピレーションを与えるものだと思っています。何年か経った時に「あの時の研修がきっかけで〜」みたいなことを言ってもらえる日がきたらいいですが。。。

研修の内容はまた気が向いたら書くとします。

同業者にも私のブログを読んでくれている方が随分といるもんですね。昔から拝読していた会計ブロガーの方と「生」でお会いできたことも嬉しかったです。まさかココで・・・という感じでしたが^^; 今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m

大人が無理だといっても、あなたは可能だ!

今日は成人式。

私の住んでいる市は、市長がマスコミで騒がれてます。

それを受けて、「市民として恥ずかしい」とか、「辞めろ」とか言っている市民がいるようです。アホちゃうかと思います。

騒がれている原因を作っているのはマスコミで、そのマスコミが面白おかしく記事を書いて、炎上させているのです。一連の報道を真っ先にネットで配信した新聞社は、配信した直後に記事の内容を摩り替えています。摩り替える前の記事が消されましたので確認出来ませんが、私の記憶では、最初は新聞社に否がある(=記者が休暇中に市長の自宅に押し掛けた)ような報道をしていましたが、摩り替え後はこの部分が削除され、市長が記者に暴言を吐いたという内容を前面に押し出しています。マスコミはこういうことを平気でやるんですね。

ちなみに、この新聞社は、成人式の直後も、「成人式で暴言には触れず」みたいなことを記事にしています。ワイドショーか。。。

議員ってのは世間から監視される立場にありますから、マスコミが取材するのは仕方ないとしても、議員のちょっとした一言(だけ)を持ち上げ、そこを膨らまし、事実を歪めた報道をし、個人を攻撃し、炎上させ、アクセスを稼ぐというやり方は共感できません。

我々としては、報道と事実を見極めることができる大人にならなければなりません。

--------

そんなこんなで、アンチ市長の市民も多いようですが、私は支持しています。そんじょそこらの国会議員よりもよく働き、結果をだしているんじゃないかと思います。情報開示も積極的です。彼のブログはほぼ全て目を通していますが、非常にクレバーで、正義感・行動力があるリーダーだと思います。

今日の成人式が終わった直後も、この市長は自身のfacebookやブログで式辞を掲載してくれています(こういうことを当たり前のようにやるところも共感しております)。

全て読んで欲しいですが、一部のみ抜粋します(全文は彼のブログでご覧下さい)。
特に、若い人には「熟読」して欲しい。

私が若い人に言っていること、そのまんまです。

さて、新成人の皆さんは、もうとっくに有権者でもあり、
すでにお仕事なさっている方、お子さまおいでの方もいらっしゃいますが、
世間では「若い」と扱われがちです。
ですから、年上の人からのアドバイスをしばしばお受けすることになります。
それは、もちろんみなさんのへの愛からくるモノではありますが、
ハタチのみなさんが大事にすべきことは、
必ずしも年上の人のアドバイスではありません。

たとえば、年上の人たちが「無理だ・やめておけ」と言ったりします。
その人は、あなたがその挑戦に破れて失敗すること、
そして、その失敗があなたを大きく傷つけることを心配して
そう言ってくれているのです。あなたへの愛ゆえにです。
彼は彼の経験上、あなたの挑戦が失敗に終わると思っているのです。

でも、その人が「無理だ」と言うのは、
「その人にとって無理」だっただけで、あなたには可能かもしれません。
その人の限界より、あなたの限界がもっと遠いところにある可能性は
じゅうぶんにあります。
また、たとえその人の言うように、あなたが失敗したとしても、
その失敗したところから、次の挑戦をすればよいだけの話です。
失敗して、傷ついて、だいじなものを失って、
そして、そこからどうするのかこそが、
あたらしい価値を生み出せるかどうかなのです。

経験に基づく先人の言葉が価値を持つことも、ときにはありますが、
彼らの言葉に束縛されることなく、
自らで判断し、新しい価値を創造することのほうが重要です

自分で決断し、自分で挑戦し、自分で失敗し、自分で這い上がり、
自分で限界を超え、自分で常識を疑い、
自分で新しい価値を創造し、自分で恋をし、
自分で血と汗を流し、自分で幸せをつかむ、
自由と責任があるんだという希望を、
きょう成人式で新たにしてもらいたいと思います。

(以下省略)


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セミナー開催情報
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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



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