公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

読書について(7) ―内容が理解できなくてもいい

孤独論 逃げよ、生きよ
田中慎弥
徳間書店
2017-02-10




続きです

芥川賞作家の本の読み方について。

読書とは、時間がかかる行為です。しかも、そこに書かれている内容の意味がよくわからない。何度読み返しても理解できない。そんな事態もままある。

たとえば、そもそもある文学作品をまるごと一冊理解するのは、まず不可能です。もし理解できたとしたら、それは錯覚でしょう。簡単に理解できす、答えも見出せない。だいいち設問(テーマ)はなんなのか、それすらはっきりしない場合だってある。ということは答え自体が存在しないともいえる。

文学作品に限らず、まるごと一冊理解することは難しい。でも分からないところは、分からなくていい。

なぜこの著者は、登場人物にこんなことを長々語らせているのか、なぜこの著者は、こんな七面倒な書き方をしているのか。そう思うのは往々にしてあることで、だから、名状しがたいなにかに触れた、という実感さえ得られれば、もう充分だと思います。

読んだ成果として、あなたに実用性や実践性が備わるわけではなく、言ってみれば寄り道の時間を過ごしたようなものです。直接的な利益を目指すなら、そんな暇つぶしはやめて、コンピュータのプログラミング学習に打ち込んだ方がいいかもしれない。

でも、目に見える効率とは無縁である代わりに、読書はあなたに可能性をもたらしてくれます。あなたを耕して豊かにしてくれる。いままでとらわれ、硬直してしまいそうな、あなたの考えや価値観を揺さぶり、先を切り拓くための手がかりを授けてくれる


読んでも理解できないかもしれない。

まわり道かもしれないし、益はないかもしれない。けど、意味はある。

それでいいのです。

人生、面白ければそれでいい。



人生二度なし。
良い本で、良い人生を。
No Fun,No Life !!

神経を酷使し過ぎているらしい

人の顔を見ただけでその人の健康状態が分かる、という薬膳の先生に、私の健康状態を見てもらいました。

即答でした。

「肝臓の状態が悪い」

「神経を酷使し過ぎ」



う〜ん、否めないかも。


どうしたら改善できるのかを聞くと、

「仕事をやめた方が良い」

とのことでした。


完全に仕事をやめろという意味ではなく、「キャッシュフロー・クワドラント」を変え、投資家(investor)の比重を増やせ、ということでした。身体は嘘をつきませんからね。有難い助言を頂きました。

【オススメ本】佐藤優著『悪魔の勉強術 年収一千万稼ぐ大人になるために』 (文春文庫)




本書は、佐藤優氏の母校、同志社大学神学部において同神学部生に向けて実施した4日間の特別講義(1回5時間)を元に編集されたもの。「キリスト教神学」の話が中心ですが、キリスト教の話が半分、それ以外が半分といった感じです。

佐藤優氏の特別講義を編集した本としては、灘高生に向けての特別講義を編集した『君たちが知っておくべきこと ―未来のエリートとの対話』という本を以前紹介しましたが、本書もこの本と同じくらい学びの多い内容でした。

私はプロテスタント系の高校・大学にいましたので「聖書」と触れる機会は多かったのですが、あの奇想天外なフィクションかノンフィクションかも分からない話の数々には最後まで馴染むことができませんでした。「なにそれ?」的な話が多すぎる。「聖書」の先生に聞いても、クリスチャンの友達に聞いても、謎は解けない。

しかし、今回、本書を読んで、視界が開けました。

佐藤優氏は「聖書」は、推理小説の読み解きと同じだというのです。

キリスト教を考えるうえで基本のテキストである「聖書」、これだって二十一世紀のいま読んでいると、お伽噺のように感じることがありますよね。そのこと自体は、何も不思議なことではありません。それは、世界像が違うからです。(P28)

つまり、どういうことかというと、「聖書」が書かれた時代は、望遠鏡もなければ、万有引力の法則もないし、地動説が当然という、近代以降の常識がなかった時代。

だから、
聖書が書かれた時代の世界像をそのまま信じることなど、どだい無理(P30)
であり、
(神学というのは)過去の人々が違う世界像で書いたものを、どうやってリアルに読んでいくかという読み直しをやっている(P29)


よって、
キリスト教を考える際には、哲学はもちろん、自然科学の知識も重要になってくる(P30)

こういったことを、学生時代に少しでも教えてくれた人がいたら、私の人生観も少しは変わっていたかもしれないのに。。。

ただ、こういった聖書の前提を知ったうえで、本書の講義を聞くと、キリスト教への理解がかなり深まると思います。興味ある方は是非本書をご一読ください。


【こちらもオススメ】
中村圭志著 『教養としての宗教入門』(中公新書)
吉本隆明他『日本人は思想したか』 (新潮文庫)
佐伯啓思著『西田幾多郎 無私の思想と日本人』(新潮新書)


ラウレア5周年感謝イベント

昨日(23日)、”連結の女王”こと公認会計士飯塚幸子先生の独立開業『5周年感謝イベント』がセルリアンタワー東急ホテルで開催され、ゲストスピーカーとして登壇させて頂きました。


ラウレア5周年感謝イベント


1か月ほど前に登壇の依頼を受けた時は、時の流れる速さに驚きました。「独立してもう5年も経ったの!?」って。この5年の間に、私は可能な限り「身軽」になることを考え、人も雇わず、事務所も持たず、固定費ゼロ経営をしてきましたが、飯塚さんは私とは真逆で、社員21名、事務所2拠点という大所帯を築いた。もう、ホントにすごいと思います。

独立されて5年が経ったということは、私と飯塚さんは6年前に出会っているはず。私のゼミの後輩に飯塚さんと引き合わせてもらい、品川で食事したのが最初の出会い。その時、私が公認会計士試験受験生時代に通っていた大原簿記学校の簿記の問題の作問者の飯塚幸子先生であることを知り、人の縁とは妙なものだと思ったものです。

ある時、天王洲アイルの「T.Y. Harbor Brewery」といクラフトビールのお店で食事をした時に、「独立してやっていけるかなぁ」という相談を受けました。私は同業者から独立相談を受けることが多いのですが、反対することもあります。独立しても、必ずしもうまくやっていけるとは限らないし、そんな甘いもんじゃないことを知っているから。しかし、飯塚さんから相談された時は、強く背中を押しました。なぜなら、飯塚さんより連結決算に詳しい公認会計士は思いつかないこと、連結決算を売りにしている独立会計士を知らないことから。ただ、独立するのであれば、「飯塚幸子」の名前を売ることと、「連結決算といえば飯塚幸子」といわれるように名前に何か「冠」を付けてブランディングすること、の2点をアドバイスしたような記憶があります。

すると、その数日後に、「武田さん、ロゴ作ったのですが、どれがいいですか??」とメールが届きました。『連結の女王』というロゴでした(今でも飯塚さんの会社のHPの右下にこのロゴのバナーが貼られています)。これを見た時に、「この人は食いっぱぐれることはないだろう」と感じましたが、まさか5年後にセルリアンタワーでイベントするような会社になるとは思うはずもない。


『5周年感謝イベント』には、飯塚さんの会社のクライアント様や関係者など100名くらいが参加されました。私の知っている方も多く、5年ぶり、10年ぶりにお会いできた方もいました。貴重な機会を頂き、感謝です。

イベントは、飯塚さんの挨拶から。
「セミナーよりも緊張したー」と言ってました。

ラウレア5周年感謝イベント飯塚幸子


飯塚さんの挨拶の後、私が「経営を変える『真の経理部』の作り方」という講演をさせて頂きました。講演の内容は、気が向いたら、もう1つのブログに書くことにします。

10年ぶりくらいに私の講演を聞いてくれた方から、「内容がブレないねぇ〜」なんて言ってもらえました。「相変わらずの武田節だね〜」というコトバも。褒めコトバと受け取っておきます。


講演の後は、別会場で懇親会&立食パーティー。
ずっとお名刺交換や挨拶をしていたため、一口も食事できませんでした。実は朝から何も口にしておらず、ずっと立ちっぱなしだったので、ワインを飲みながらぶっ倒れそうでしたが・・・、多くの方と色々なお話ができて非常に楽しいパーティーでした。

(スリー・シー・コンサルティングの児玉社長とお会いできたのは嬉しかったなぁ。)


懇親会後に、女王と。

ラウレア5周年感謝イベント



お土産まで頂きました。LUPICIAのフレーバーティーのオリジナルパッケージ。カネかけすぎや・・・(笑)。

ラウレア5周年感謝イベント



翌朝、宿泊していたグランドプリンスの日本庭園には桜が咲いておりました。諸行無常の響きあり。新しい季節がやってきた。また新たな気持ちで新年度を迎えよう。

桜開花



【追記】
飯塚さんのブログにも本イベントのことが書かれていました。
いつの間にか私の写真も撮られていました(^^)

年度末

「1日2時間しか仕事をしない」と公言しましたが、今週は分刻みのスケジュール。このブログも移動中の東横線の車内で書いています。セミナーもアポイントも年度末(3の倍数の月)に集中するのですが、こんな時期に3連休なんてあるもんですから、もう動く歩道の上を猛ダッシュしているようです。

昨日はプロネクサスさんのところで決算早期化セミナーでした。毎回毎回非常に高い評価を頂き、なんと15回目の開催。それでも申込者が途切れることなく、昨日も日本全国から参加して頂きました。セミナー後に、「ホントに受講して良かったです!」と言いにきてくれた方がいたのは嬉しかった。

今日はこれから某パーティーです。非常に楽しみのイベント。また明日にでも報告します。

【3年ぶりの黒字社長塾セミナー開催のご案内!】『1年で会社を黒字にする方法』(4/24(月)in 大阪)

黒字社長塾のセミナーが、3年ぶりに復活することになりました!

2011年の東日本大震災の直後、わたくし武田雄治が、「中小企業を救わなければならない!」と思い、立ち上げた『黒字社長塾』。 2011年〜2014年まで全国でセミナーを開催し、多くの来場者が「目から鱗が落ちた!」と絶賛して頂き、多くの中小企業が『黒字社長塾』のコンサルティングを受け、黒字化を果たしてくれました。

新規のクライアントを受け付けることができなくなり、2014年をもって、セミナーと新規のクライアントの受け付けを休止しておりましたが、このたび、『黒字社長塾』に新たなコンサルタントがジョインし、体制が刷新したことに伴い、3年ぶりにセミナーを開催することとなりました!

  ●『黒字社長塾』ってなんだ!?
  ●どうやったら1年で黒字にできるんだ!?
  ●頑張っても頑張っても儲からないのはなぜだ!?
  ●黒字なのにキャッシュが増えないのはなぜだ!?
  ●何から手を付けたらキャッシュが増えるのだ!?


という疑問や悩みを抱えている方は、是非、今回のセミナーにご来場ください。


▼『1年で会社を黒字にする方法』 開催概要
■開催日:2017年4月24日(月)18:30〜20:30
■会場:JR大阪駅すぐ グランフロント大阪北館
     (申込者には別途詳細をご案内致します)
■ 講師:    
   武田 雄治 氏:公認会計士/黒字社長塾 代表
■講義内容:
 (1) 経営者の最大の責務とは
 (2) キャッシュフローを最大にする方法は5つある
 (3) 黒字にする方法は2つしかない
 (4) 売上を伸ばすためのマーケティングとイノベーションの基礎知識
 (5) コストを3割削減する方法
  (6) 1年で会社を黒字にするためのタイムマネジメント
  ※講義内容は変更する場合があります
■受講対象者:中小企業経営者、幹部候補
■受講料
 ◆復活記念価格  → 5,000円(税込)で開催します!
  さらに、採算度外視の「早期申込特典」として、
 ◆3月24日(金)迄に申込の方に限り → 1,000円(税込)!!


お申込みの際は、以下の注意点を必ずお読み下さい。

▼注意点
●申込方法は、末尾をご覧ください。
同業者・士業・上場企業在籍者のお申込みはお断りさせて頂きます
●セミナー代金は、当日受付にてお支払い下さい。(お釣りのないようにご準備下さい)
●本人確認のため、当日お名刺を頂戴致します。
●領収書は、当日発行致します。
●「早期申込特典」は、3月24日(金)申込分迄です。
●お申込みが30名に達した時点で、事前の予告なく申し込みを締め切ります。
●人数限定で開催します。欠席される方は事前にご連絡下さい。無断欠席者は、今後のセミナーご来場をお断り致します。
●ご不明な点がありましたら、黒字社長塾までご連絡下さい。



お申込み方法はこちら。1分で完了します。

↓ ↓ ↓ ↓

▼▼▼ お申し込みはメールにて 先着30名受付中 ▼▼▼ 

メールに、以下の事項を記載の上、黒字社長塾まで送信して下さい。
【件名】 セミナー『1年で会社を黒字にする方法』申込希望
【本文】
 ■氏名:
 ■会社名:
 ■部署名・役職名:
 ■会社住所:
 ■領収書名(領収書希望者のみ記載):
 ■連絡先電話番号:
 ■セミナーで学びたいこと(任意):

◆送信先メールアドレス:otoiawase[あっと]cpatakeda.com
  (※ [あっと]は「@」に変換してください)

◆お申込みが30名に達した時点で、事前の予告なく申し込みを締め切ります。
  お申し込みを希望される方は、お早めにお願い致します。

【オススメ本】田中慎弥著『孤独論 ―逃げよ、生きよ』(徳間書店)

孤独論: 逃げよ、生きよ
田中 慎弥
徳間書店
2017-02-09



田中慎弥さんといえば、2012年に『共喰い』で芥川賞した受賞した際の記者会見において、「都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」などと選考委員の一人であった石原慎太郎を挑発するような発言を行ったあの方。これには賛否両論あったと思いますが、私は、シャイだけど芯がある方なんだろうなぁと肯定的に取りました。

その後、2013年1月放送の『情熱大陸』では、パソコンもケータイも持たずに、2Bの鉛筆で原稿にひたすら書き続ける姿や、「鉛筆と紙があればつらくない」と言っていたのを見て、何となく好きになりました。

その田中慎弥さんが『孤独論』というタイトルのエッセイを出されたということを知り、読んでみました。全体的に「奴隷状態から逃げよ」「孤独から活路を見出せ」という強いメッセージ。

私も「積極的な引きこもり」ですから、『孤独』が思考を強化し、自分の価値を高める時間であることを知っていますし、この時間が足りないと自分が駄目になっていくと思っています。本書でも同じようなことが書かれています(第三章参照)。

田中氏は、もし『孤独』が不安だとしても、「そこは耐えるしかない」(P79)し、「孤独を拒んでなしえることなど、なにひとつありません」(同)と述べています。しかし、私たちは無数のコミュニティーに属しているため、完全な孤独というものはない(P72〜)。その中で気を付けたいのが、社会、会社、仕事などの『奴隷』にならないこと。毎日が忙しい、思考を重ねる暇がない・・・という環境であれば、「あなたがやっていることは惰性であり、思考停止です。」(P91)。このような奴隷状態からは、(上述の通り)逃げるべし。ブラック企業も然り(P171参照)。

やるべきことはひとつ。いまいる場所から逃げることです。
意地やプライドは余計な荷物だということを自覚してください。そんなものはどうでもいい。

(略)
自分の命を守り、生き方を取り戻す方がはるかに重要です。とにかく、よからぬ状況から逃げ出します。
(略)
大げさではなく、逃げることでしか救われない命もある。真剣に考えてほしいと切に思います。(P26〜)


つまり、田中氏は、(当然)単なる引きこもりを薦めているわけではなく、本書のサブタイトルにもあるように『逃げよ、生きよ』という脱奴隷化と、生き方を取り戻すための適度な孤独化を薦めている。

総じて共感だらけ。

奴隷状態から突破するために「読書」も薦めており(第四章)、これも共感できるのですが、これを書き始めると長くなるので、また別の機会に。

軽〜いエッセイと思って読んだのですが、意外と(というと著者と出版社に失礼ですが)ずっしりした内容でした。オススメです。


▼こちらもオススメ
蛭子能収著 『ひとりぼっちを笑うな』 (角川oneテーマ21)
吉本隆明著 『ひきこもれ―ひとりの時間をもつということ』(だいわ文庫)
東浩紀著 『弱いつながり』(幻冬舎)
藤原智美著 「ネットで『つながる』ことの耐えられない軽さ」(文藝春秋)
高野登著 『あえて、つながらない生きかた』(ポプラ社)

高校野球を観に行ってきました

第89回選抜高等学校野球大会


今日はOFF。
高校野球観戦は何年ぶりでしょうか。十年ぶり、二十年ぶりかもしれません。
3連休の中日であり、春のセンバツの初日であり、天気も良く、甲子園球場はほぼ満席でした。人が多過ぎてビールが飲めませんでしたが、甲子園名物のジャンボ焼鳥は食べました。満足満足。

Mastery for Service

Mastery for Service


今朝の新聞の一面広告を見て、今日が母校の卒業式であることを知りました。

今日、関西学院大学を
卒業するあなたへ。

これからあなたに必要なのは、
希望を生み出す力だ。
先が見えないと言われる時代に、
一筋の光となってほしい。
どんな逆境もチャンスと捉え、
逃げ出さず、あきらめず、
まっすぐ立ち向かっていこう。
人のために自らを鍛え続ける
”Mastery for Service”。
いつもこの精神を胸に
あなた自身が社会の希望となろう。


未来へ飛び立て、世界市民。


関西学院の生徒であれば、全員が知っている言葉があります。
それが、
”Mastery for Service”

Masteryとは、マスターすること、熟練。
Serviceとは、サービスすること、奉仕。

「奉仕のための練達」と日本語に訳されています。

関西学院のスクールモットーであり、校歌「空の翼」にも出てくる言葉です。
校歌に横文字が入っているのが、なかなか格好いいのです。

この“Mastery for Service”は、ベーツさんという第4代院長が1912年に高等学部長に就任した際に提唱したもので、それが100年以上経った今でも建学の精神として受け継がれている訳です。

関学の卒業生というのは、妙な繋がりというか、結束力があります。他校出身の方にもしばしば言われます。

それは、我々の顕在意識・潜在意識の中に、この“Mastery for Service”の精神があるからです。人のために自らを鍛え続ける、そして、人々に奉仕する人間を目指す、社会に貢献する人間になる。キリスト教徒であろうがなかろうが、母校が好きであろうがなかろうが、この精神だけは皆が共有している。きっと、これを読んでくれている同窓生も、これには同意してくれるはず。

私の卒業式の日、恩師平松一夫先生かわ言われた言葉が
“Challenge & Contribution” (挑戦と貢献を忘れるな)

自己の成長(challenge)と、社会への貢献(contribution)を忘れず、“Mastery for Service”の道を歩めという、これから社会に出る者へのメッセージとして受け取りました。

ようやく社会人のスタート地点に立てる卒業生の人たちは、これからひたすらにchallengeし、自らを鍛え続けてください。定時に帰れと言われても、持ち帰って、寝食忘れて仕事に没入するような時期があってもいいのでは・・・と私は思います。自分のバリューを高めていければ、いろんな形のcontributionができるはずです。それが、もしかしたら社会を変えるかもしれない。

私は卒業して20年近くが経ちますが、まだまだchallengeの連続です。でも、経理を変える、会社を変える、経営者を変える、そして社会を変える、というミッションは変わりません。死ぬまで“Challenge & Contribution”です。

(※ 画像はネットから拝借しました)



人は、誰もが「多重人格」

平野啓一郎さんの『私とは何か』、中野信子さんの『サイコパス』と読み進めると、本棚に眠っているこの本の存在を忘れるわけにはいきません。

田坂広志先生の『人は、誰もが「多重人格」』

平野啓一郎さんの本は、自分の中に複数の人格(分人)があることを認め、「ネガティブな分人」を小さくし、「ポジティブな分人」を大きくしていくことを薦めてくれているように私は受け取りました。他方、田坂広志先生の『人は、誰もが「多重人格」』は、人間は無意識に世界を2つに分けてしまっており(例えば、私は理系だから国語が苦手とか、私は技術者だから営業が苦手とか・・・)、これが自分の能力を限定しており(抑圧しており)、才能の開花を妨げているといいます。「ポジティブな分人」や「ネガティブな分人」以外にも、「自分が抹殺した分人」が自分の中に隠れているかもしれない。

才能を開花させるためには、その隠れた才能(人格)に気付き別の人格(なりたい人格)を演じろ、とおっしゃっています。そして、才能を開花させた「天才」といわれる人たちは、このような人格のマネジメントをしてきた人だ、とも。

マネジメントの方法は本書をご覧ください。そんじょそこらの自己啓発書を骨抜きにするような、実に深い思想の本です。




セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■プロネクサス主催
 (5月25日(水) @東京)
『先行事例から学ぶIFRS導入プロジェクトの実務』

■ラウレア主催
 (5月25日(水) @東京)
『決算早期化実務の最新情報』

■日本経営協会主催
 (7月開催予定@東京)
 (8月開催予定@大阪)


【中小企業向けセミナー】

■黒字社長塾主催
 (5月29日(月) @大阪)
『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』


●満員御礼のセミナー、公募していないセミナーは掲載しておりません。
●武田雄治へのセミナー・講演・研修の依頼は、武田公認会計士事務所HPよりお願いします。
プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
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