公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

【オススメ本】山下弘子著『雨上がりに咲く向日葵のように  ―「余命半年」宣告の先を生きるということ』 (宝島SUGOI文庫)





先日紹介した中山祐次郎著『医者の本音』に、アフラックのCMに出ていた山下弘子さん(2018年3月逝去)と知り合いで、彼女が倒れた日は一緒に京都に遊びに行く約束をしていた、ということが書かれています。ちょうどこの本を読んでいた時に、朝のワイドショーで山下弘子さんの特集が組まれていたのです。しかも、それは私の大切な知人が癌の手術をする日でした。

「こんな偶然があるのか…」

と、引き寄せられるように本書を手に取りました。

感動の一冊です。電車で涙を堪えたのは久しぶりです。


彼女が「余命半年」宣告をされたのが2012年10月1日(19歳)、亡くなったのが2018年3月(25歳)、本書(初版)を執筆されたのが2014年11月。つまり、本書は癌が見付かってから最初の2年(19歳〜21歳)の記録。

2012年9月、右胸が急に痛み出す。近くの小さな病院で検査すると、病院側は何か違和感に気付く。そして大きな病院で検査を受ける。ここでも「まだ分かりません」と言われる。病院側はここでもまだ患者本人に癌だとは言わないのですね。2週間の検査入院を命じされる。しかし、彼女は、両親が祖母らに小さな声で話している会話を聞いてしまう。「余命半年だと聞いた」と・・・。これが2012年10月1日のこと。

そこから彼女の闘病生活が始まりまり、それが事細かに記録されています。癌の手術・治療をしても、それをあざ笑うかのように癌の再発・転移が見付かり、喜びと意気消沈を繰り返す。治療方法がなく絶望することもある。壮絶な肉体的・精神的なストレスを負ったと思います。闘病生活の合間に行ったブログや講演に対する誹謗中傷も受けます。まだ19歳とか20歳という若さにして、彼女は多くのことを悟ます。

それは、

絶望した時にも誰かの愛を感じるということの大切さ

また、

「幸せとは何か」というひとつの定義を考えるのではなく、「自分にとっての幸せ」を考えることの大切さ

そして、

”今” 死んでも幸せ、といえることをやっているのか

ということ。

死は老いの延長にあるのではなく、突然やってくるものです。今日・明日に何か起こるかもしれない。「余命半年」と宣告されても、今やっていることは「自分にとっての幸せ」といえることをやっているのだろうか。そして、”今” 死んでも幸せ、といえることをやってきたのか。この本は、私自身を深く見つめ直すきっかけになりました。


本書の初版が出た後の2017年5月、彼女は結婚します。文庫化された本書の末尾に彼女の夫の手記が書かれています。胸を打つものでした。

多くの人に読んで欲しいと思う一冊です。

『KPMG Alumni Japan アニュアルパーティー2018』

KPMG Alumni Japan


今日は東京ドームホテルにて、KPMG(あずさ監査法人)のOB会ともいうべき
『KPMG Alumni Japan アニュアルパーティー2018』
に参加してきました。

 ※ alumni(アラムナイ)とは「同窓会」という意味

800名が参加したようです。人数が多過ぎて余り話しができませんでしたが、懐かしい人にもたくさん会うことができました。OBの集まりにこれだけの人数を集め(それも申込を途中で締め切ってる)、ホテルで食事を提供し、お笑い芸人まで呼び、手土産まで用意し、何とも手厚いサービスですこと。


帰宅して手土産を開いて、まぁビックリ!

KPMG饅頭

監査法人時代の同僚と

今日はKPMG(あずさ監査法人)時代の先輩1名・同期2名と食事に行きました。
先輩と会うのは14年ぶりじゃないか。久しぶりに会うのに全く変わってませんでした。J1(1年生)の時に小さな会社の監査を2人でやったことがあり、その時は色々とお世話になりました。
同期の1人は最近独立したばかり。食事の前にオフィスに寄りましたが豪華な内装に驚きました。

監査法人に残っている人も、独立した人も、この歳になるとそれぞれが専門部署で大活躍していますね。会話の一言一言に「ほえ〜〜!」と驚かされました。他者と比較して自分がどうしようとかは思いませんが、こういった活躍している同僚とまた一緒に何らかのカタチで仕事ができればいいなぁと思います。

【オススメ本】中山 祐次郎著『医者の本音』 (SB新書)

医者の本音 (SB新書)
中山 祐次郎
SBクリエイティブ
2018-08-07



著者はがん治療を専門とする30代の外科医。

「医者の本音」というタイトルですが、「この本は医療業界の暴露本ではありません」(P8)。医者、医療、医学、医院、診察、手術、薬・・・等々のことを「中の人」が本音ベースで書いてくれている本です。

一般の人にはブラックボックス化している医療の世界を、ここまで赤裸々に「暴露」してくれているのは非常に有難いことです(著者にとっては若干勇気がいる行動だと思います)。

がん治療を専門とする外科医とだけあって、がんの話は参考になりました。

最近、有名人ががんの「代替医療」(気功、健康食品、睡眠療法など、効くかどうかの科学的根拠がない補完的な医療)を選んでいるという報道がありましたが、多くの医師は「代替医療」の効果どころか、名前すら知らない・・・という驚愕のデータが載ってます(P102)。また、「代替医療」を選ぶ人は月平均57,000円も出費していますが(P98)、「代替医療」を選んだ人は、「標準治療」(病院で行う科学的根拠がある治療)を選んだ人よりも、5年後の死亡リスクは2.5倍だそうです(P100)。「詐欺のようにお金を吸い上げられていることもある」からきちんと医師に相談してください、とのこと(P103)。

時々「がんが消えた」「余命〇ヶ月からの生還」といった人が表れますが、これについては、ただのレアケースか、医療の誤謬(=もともとがんはなかった)のかのどちらかではないかと冷静な意見(P105〜)。

本書の最後に、浴びるほどの死を見てきた著者による死生観が述べられています。がんの専門家からみても「がんを完全に予防する方法はない」(P240)といいます。どれだけ健康に気を使った生活をしていても「がんになる危険は半減さえしない」(同)ようで、生命や健康はコントロールできず「死」に理由はない、と結論付けています(P243)。アフラックのCMに出ていた山下弘子さん(2018年3月逝去)とは知り合いで、彼女が倒れた日は一緒に京都に遊びに行く約束をしていたようです。多くの「死」をみてきた著者も、悔しさが襲い、不条理を感じずにはおれなかったといいます(P246〜)。

人間は100%死ぬ。理由もなく、不条理な終りを迎える。
「生きたいように生きるべき理由」がそこにあるのです。

『医者の本音』から離れた『著者の本音』に、どう生きるべきかを改めて考えるきっかけをもらいました。



【こちらもオススメ】
日野原重明著『死をどう生きたか―私の心に残る人びと』 (中公新書)


◆ 武田公認会計士事務所のホームページをリニューアルしました

武田公認会計士事務所


武田公認会計士事務所のホームページをリニューアルしました。

https://cpa-takeda.com/

独立時から一度もリニューアルしていなかったホームページでしたが、ようやく

文字情報は旧サイトのままです。少しずつ更新していきます

結果を出す者=行動する者

テレビの前に座って番組の最初から最後までを観ることはほどんどありませんが、今日たまたま付けたテレビに吸い込まれ、最初から最後まで観てしまいました。

大谷翔平選手のメジャー1年を振り返る、NHKスペシャルの「メジャーリーガー 大谷翔平〜自ら語る 挑戦の1年」という番組。

メジャー1年目から輝かしい成績を残した大谷翔平選手ですが、この番組の中で個人的に非常に印象に残っているのが「開幕前」の話。オープン戦では打率1割台、防御力は27点と結果が出せず、苦しんでいたようです。その頃に(普段は人に相談することがないという大谷選手が)雲の上の存在であるイチロー選手に連絡を取り、バット1本を持ってイチロー選手の自宅を訪れたというのです。そこでアドバイスを頂いたことを実践し、開幕後の活躍に繋がったという話。

昨日、私は師と仰いでいる人が2人いるということを書きましたが、この2人も私にとっては雲の上の存在でした。しかし、臆することなく連絡を取り、2人で会ってもらう時間をもらい、会いに行ったことで人生が劇的に変わりました。

改めて、行動なくして成功なしと思いました。最短で結果を出すためには、その道の第一人者に会いに行くべきです。地球上にいる限り、どこへでも。


成功の要因2


読書について(11)―本の読み方なんて人それぞれ

続き

今日の日経新聞朝刊の「読書欄」に、ある歌人の方が、『私にとって読書とは、数日間の弟子入りだ』『一冊を読み終えるまで、著者を師匠と仰ぐのである』と書いていました。

『なるほどですね、師匠』、『どういうことですか、師匠』・・・な〜んて、師匠のお言葉に相槌を打ったり、疑問を投げたりするようです。

改めて、本の読み方なんて人それぞれだなぁ〜と思いました。


私は師と仰いでいる人が2人おりますが、そのうちの1人(関西人)は、難解な本を読む時に関西弁に訳してしまうようです。

『これって、こういうことやねん!』、『あ〜いう意見もあるみたいやけど、俺はこうせなアカンと思うで!』みたいに・・・。そうやって読めば、パスカルやカントの本だって分かった気になる(笑)。私もたまに使ってます。

監査法人の中

今日、某監査法人を表敬訪問しました。で、特別に執務室を内覧させてもらいました。監査法人の執務室に入るのは約10年ぶりです。10年経っても何も変わっていませんね。懐かしい風景、懐かしい匂い。かつて兵隊になって働いてきた時のことを想い出しました。あれが私の原点でした。

今はあんな働き方を許してもらえないのかもしれませんが、若い間にどれだけ吸収し、どれだけ高い所に飛び上がるかが、残りの30年、40年のビジネスライフを決めるのではないかと思います。(上から目線で言ってる訳でははありませんが)若い会計士さんには素晴らしい環境の中で、おもいっきり頑張って欲しいと思います。

過去最高売上

個人事業の法人を5つ保有しており、それぞれ8月、9月、10月、11月、12月と決算期を(戦略的に)ズラしています。

メインの財務会計コンサルティング会社の決算期は10月末日。昨日で第9期を無事に終え、過去最高売上を更新しました。

売上の大半は、従前からやっている「決算早期化コンサルティング」「IFRS導入支援コンサルティング」の2つのコンサルティング業務です。

安倍首相の掲げる「働き方改革」は上場企業こそ率先して実施しなければならないという社会的使命がありますから、上場企業経理部といえども残業削減・休日出勤削減が求められています。そのため2年程前から「決算早期化コンサルティング」の依頼が(再び)増えてきました。実際のところ、「早期化」を依頼するクライアントは少数で、殆どが「標準化」「効率化」を依頼されますが、改善すべきものは同じで、プロジェクトの内容も同じです。

「IFRS導入支援コンサルティング」については、超巨大企業からの依頼は減ったものの、上場したばかりのベンチャー企業や、上場準備中の企業がIFRS導入を検討しはじめています。そういった企業からの依頼が増えましたし、今後も増えそうな予感がします。

特にたいした営業活動もしていないのに私を指名してくれる企業が途切れないことを当たり前のことだとは決して思いません。驕らず、謙虚に、目の前のクライアント様の期待を超える結果を出し、感動を与え、ありがとうを集め、信頼を高め、社会に足跡を残すことを、公認会計士としての私のミッションとしてこれからもコツコツと淡々とやっていきます。


プレゼン力

先日、ある会計系フォーラム(シンポジウム)に参加しました。こういうフォーラムは、会計系の学者、会計系のシステム会社、独立会計士、監査法人などが講演を行った後に、パネルディスカッションや懇親会を行う・・・って流れになることが多いと思います。

この類のフォーラムに参加する度に思うのですが、監査法人の方々の講演は聞くに堪えないですね。文字だけのパワーポイントを作り、その文字をひたすら読み上げるだけという講演者がなんと多いことか。「伝えたい」「教えたい」「理解して欲しい」・・・といった感情はないのだろうか、っていつも思います。

同業者をdisっている訳ではありません。同じように思っている参加者は少なくないと思うのです。「会計士の話はいつもつまんね〜なぁ〜」って思われるのは残念でなりません。

プレゼン力を鍛えてほしい。
パワーポイントに文字の羅列をやめてほしい。
講演中に文字を読むのをやめてほしい。

我々が聞きたいのは文字になっていない情報ですから。
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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役



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