公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

沖縄(那覇)のオススメの場所

沖縄は離島を含めると何度も行ったことがありますが、那覇市内にステイしたのは初めて。
しかも4泊5日。

現地の税理士さんに色んな場所を教えてもらいましたし、この短い期間に色んな種類の泡盛も飲ませて頂きました。某会員制泡盛専門バーで飲んだ泡盛は人生観が変わりそうでした(ヤバイヤバイ・・・)。

そんな中でも、良い思い出となったのは「第一牧志公設市場」
街の市場なのに公式ホームページまであるところからも、観光への力の入れ方が分かります(もう少しバージョンアップした方が良いと思うけどねー)。

東南アジアの市場を彷彿させるようなごちゃ混ぜ感がまた良い。
カメラをもった外国人で一杯でした。

1階の魚屋さんで気になった魚があれば、それを2階の飲食店でプラス500円で料理してくれます。刺し身にするか、煮るか、揚げるかは、1階の魚屋さんのおばちゃんが教えてくれます。伊勢海老、アワビから、見たことないような魚まで、捕れたてをさばいてくれます。私は伊勢海老は食べませんでしたが、バブリーな中国人は伊勢海老を食べてました。

▼before & after
第一牧志公設市場



あと、現地の方に教えて頂いた「謝花きっぱん店」もオススメ。琉球王朝伝統の銘菓「橘餅(きっぱん)」「冬瓜漬」の専門店。おみやげに良いと思います。お取り寄せも出来るみたいなので、一度ご賞味下さい。

沖縄にいます

今週水曜日から沖縄に来ています。

私がアライアンスメンバーの一人となっている海外会計事務所ネットワーク「OneAsia」(※1)のconferenceを年1〜2回のペースで実施しているのですが、今回は沖縄での開催となりました。

アジア各国で活躍されている会計士・税理士さんが集まって、いろんな話が出来るのは非常に有意義でした。今回は現地の沖縄銀行でM&A等を担当されている方々ともお話しする機会がありました。


(※1)
「OneAsia」は、東は日本から西はインドまで、北はモンゴルから南はオーストラリアまで、20カ国24都市の会計事務所と提携している会計事務所のネットワークで、日本企業の海外進出支援や、クロスボーダーM&Aの支援を、現地の日本語対応可能な会計士・税理士と共に実施しています。



夜は、当然の如く沖縄料理と泡盛となるわけですが、薦められて頂いたのが、噂の「残波」。
「残波」の蔵元である比嘉酒造が4年間にわたって支払った役員報酬など19億4千万円のうち、6億円が「不相当に高額」として沖縄国税事務所から申告漏れを指摘され、東京地裁で争っている会社です(こちら参照)。

現地の税理士さんも銀行の方々も、「謎」だというこの沖縄国税事務所の対応。どのような判決が出るのか、現地でも注目のようです。

なお、「残波」の蔵元は「有限会社比嘉酒造」。これとは別に「株式会社比嘉酒造」(旧・合資会社比嘉酒造)も泡盛を作っていますが、両者は全く関係ない会社のようです。


比嘉酒造

【オススメ本】 池上彰vs佐藤優 『新・戦争論 ―僕らのインテリジェンスの磨き方』(文春新書)




文春新書1000冊目は、なんと池上彰氏と佐藤優氏の対談。

佐藤優氏は、他の著書で池上彰氏を高く評価していましたので、「ついに来たか!?」という感じです。

ある意味異色の巨人による対談ですが、読み始めたら最後まで止まりませんでした。
おそらく対談も「話が尽きない」という感じだったのではないでしょうか。

現場を熟知する池上彰氏と、現実を熟知する佐藤優氏の、最強の対談です。
ご賞味あれ。


【オススメ本】 会川晴之著 『独裁者に原爆を売る男たち ―核の世界地図』(文春新書)




これは驚きの一冊。

現在、核兵器を保有する国は米英仏露中の5大国と、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の9カ国
数年以内に核兵器を製造可能な潜在的核兵器保有国は30カ国以上ここに日本も含まれる)。

アメリカが人類初の核実験を実施したのが1945年7月(その後、同年8月に広島・長崎に原爆投下)。
そこから数十年で、北朝鮮のような国までもが核兵器を保有することになりました。

なぜこのようなことになったのか。

そこには、パキスタンで「原爆の父」とも呼ばれる伝説の人物、カーン博士という科学者の存在がありました。カーン博士は、北朝鮮やイラン、リビアなど、核兵器取得を目指す国々に、核兵器の設計図やウラン濃縮機器などを売りさばく「核の闇市場」と呼ばれる秘密組織を作り上げたというのです。

本書は、新聞社の編集委員の著者が、徹底した現地取材により、その「核の闇市場」の全貌を暴いた渾身の一冊。

侮れない北朝鮮の核武装に対して、日本も抑止力としての核武装を計画しているという話もあります。
(核兵器4万発分のプルトニウムを既に保有しいてる)

日本とアメリカが、モンゴルに核処分場の建設を計画しているという話も驚愕。

とにかく驚きの内容でした。

【オススメの絵本】 『ぴっぽのたび 』

ぴっぽのたび
刀根 里衣
NHK出版
2014-11-06



久しぶりに絵本のご紹介。

私が住んでいる西宮市の今村岳司市長が、ボローニャ国際絵本原画展で出会ってひとめ惚れした、とfacebookで書かれていたので買ってみました。

世界60か国から3000人が出品した2013年のイタリア・ボローニャ絵本展で最優秀賞を受賞した作品のようです。

作品の内容も然ることながら、絵の彩りはホントにひとめ惚れです。すごいです。

大切なヒトにプレゼントしたくなるような一冊です。

【オススメ本】高野登著 『あえて、つながらない生きかた』




前リッツ・カールトン日本支社長の高野登さんの新刊書。


LINEで四六時中だれかとつながっていたり、facebookで「友だち」と何千人とつながっていたり・・・、これは、本当のつながりなのだろうか?

幻想なのではないだろうか?

幻想であれば、あえて断ち切る勇気をもとう。


高野登さんは言います。

もしも余命宣告を受け、「100人としか会う時間がない」としたら、あなたは誰に会いたいと思いますか。あながたつながっているはずの人たちは、あなたに会いに来てくれますか。反対に、あなたは、友人たちが選ぶ100人に入る自信がありますか。どうでしょう。考えてみる価値はあると思いませんか。(P41)


 ・自分を支えてくれる人
 ・一緒にいると成長できる人
 ・喜怒哀楽を共有できる人
 ・自分を慕い頼ってくれる人 ・・・

自分にとってかけがえのない人は誰なのでしょか。

100人も書き出せないと思いますが、ここで書きだした人が本物のつながりがある人です (P39〜参照)。

つながることは人間関係を豊かにする手段のひとつです。しかし、つながることが目的となり、つながったことで満足してしまい、その先に進めずにいる人が多いのです。これでは、世のため人のために一歩を踏み出すことができません。(P179〜)


これまで様々な高級ホテルの現場で人とのつながりを大切にしてきた著者が、自身の人間関係の棚卸しをしてみる機会を与えてくれ、かつ、「ひとりの人間としての自立」を提唱してくれる一冊です。


【関連図書】
東浩紀著 『弱いつながり』
藤原智美著 「ネットで『つながる』ことの耐えられない軽さ」
中島義道著 「『対話』のない社会―思いやりと優しさが圧殺するもの」

【起業家にオススメ】 横井朋幸著 『世界は僕らの挑戦を待っている』




著者の横井朋幸さんは、30代にしてカンボジアのプロンペンで起業。
不動産業、土木業、テレビ局、IT業・・・と「コングロマリット」を形成し、たった2年で年商92億円、従業員300名超となったというから、「すごい!」の一言。

著者は自身のことを「どこにでもいる平凡な男」と謙遜していますが(P4)、どこにでもいる平凡な男がここまでの結果を短期間で出しているのは『原則中心』の経営をされているからだと思います。

第1章で書かれているの『海外で活躍するために必要な10の心得』は、海外で活躍するかどうかは関係なく、すべての経営者が心得ておくべきことが書かれています。成功のための『原則』だと思います(私はノートに書き写しました)。

第4章に書かれている『ビジネスチャンスの見つけ方』も、すべての経営者が大いに参考にすべきことが書かれています。カンボジアという異国で、自分の足で現場を歩き、その中で様々な”ズレ”を見つける。そして、”ズレ”を詰めていく。これもビジネスの本質であり『原則』だと思います。


著者は、『原則中心』の経営し、さらに決断力行動力がある。


上の『海外で活躍するために必要な10の心得』の中の一つに
『即、決断してリターンを得る』
というものがあります(心得3)。

『即、行動する』でもなければ、
『即決断して、リターンを得る』でもないんですね。

『即、決断してリターンを得る』なんです。

刺激になります。



▼こちらはアフリカで成功した方の本



【お知らせ】 決算資料を見直すだけで決算早期化を実現させます!

昨日に続き、もう一つサービスのご案内をさせてください。

私(武田)は、これまで上場企業・上場準備企業20社以上の決算早期化を支援してきましたが、業務フローの改善や会計システムの入れ替えを行ったのは3社のみで、この3社以外のすべての企業で決算資料の全面的な見直しを行うことによって、それなりの成果を出してきました



これまで数十社の決算資料を閲覧してきた経験上、決算が遅延する企業の決算資料には次のような特徴があります。

□ 決算資料の量が多すぎる
□ 決算資料を第三者が見ても理解できない(=属人化している)
□ 決算資料間の数値のつながりが分からない(=数値の根拠が不明)
□ 決算資料と開示物(有報・短信など)との数値のつながりが分からない(=検証不能)
□ 有報用・短信用・会社法用・税務用・管理会計用・・・と同じような資料を作りすぎ
□ ファイル名のルールがない
□ 共有フォルダ内がぐちゃぐちゃである


1度の決算で数百枚から数千枚のエクセルシートを作成しているという企業もあります。



このような状況ですので、決算が遅延する企業は次のような問題を抱えています。

■ 決算担当者が決算資料作成に追われ、決算の全体像を俯瞰出来ていない
■ 決算の遅延やミスが多い
■ 決算が属人化し、人材が育たない
■ 財務分析が不十分
■ 監査法人からの質問や指摘が多い
■ 管理会計をやる余裕がない




決算遅延、決算ミス、監査修正、人材育成などの決算上の様々な問題の根本は決算資料にあり!
といってもいいくらいだと思っています。

そこで、私(武田)は、決算早期化コンサルティングの関連サービスとして、『決算資料見直し』のサービスを行っております。

現在も複数の上場企業の『決算資料見直し』を進行中ですが、サービス実施後1年以内に次のような成果を出しています。

□ 決算資料の大幅削減、決算資料の整理・体系化
□ 決算早期化、決算工数の削減(残業時間の削減)
□ 決算の標準化(仕組化、見える化)、属人化排除
□ 監査工数の削減
□ 管理コストの削減
□ 財務分析能力の質的向上、経営管理(管理会計)の質的向上
□ 決算担当者の人材能力の向上


具体的にどのように『決算資料見直し』を行っているのか興味がある上場企業・上場準備企業の方は、武田公認会計士事務所のHPよりお問い合わせください。他社の成功事例などをご紹介致します(武田本人が返信致します)。なお、本サービスはすべて武田本人が一人で行いますのでご安心下さい。経験の差が納品物と成果の差です。


▼決算早期化コンサルティングの実績
武田公認会計士事務所

▼決算早期化セミナーのご案内
11月21日(金) 東京  決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方

【お知らせ】 連結決算の「エクセル化」を支援します!

現在、連結会計システムを導入している企業様に対し、連結決算を「エクセル化」に変更する(戻す)支援をしております。

連結決算についても、単体決算と同様に、何らかの連結会計システムを導入しなければならないと考えている方がいますが、連結決算システムの導入はMUSTではありません

子会社数が100社、200社とあれば、連結会計システムを導入した方が良いと思いますが、子会社数が数社〜10社、20社程度であれば「エクセル化」した方が効率的なケースもあります。

私のクライアント様からも、連結決算システムを導入したことにより

□ 連結決算がブラックボックス化してしまった
□ 連結決算システムの機能が多すぎて、使いこなせない
□ 自動仕訳される連結仕訳の中身が理解できない
□ 正確性の検証が出来ない
□ 決算と開示が分断される
□ 決算早期化につながらない
□ 出力帳票が分かりにくい
□ 出力帳票が会計監査に使えない(=有用性が低い)


といった不満と不安の声を聞きます。
連結仕訳の中身が分からない、正確性の検証が出来ないというのは致命的です。

また、あるクライアント様では、過年度の不明瞭な自動仕訳が積もり積もって、連結剰余金期首残高が決算担当者からも会計監査人からも検証不能な状況になっていました。あるべき金額と億単位でズレている可能性もあります。

「自動化」というのは大きなメリットを得られる場合もありますが、決算の正確性・効率化・仕組化、人材育成、会計監査の迅速化・質的向上といった観点からみるとデメリットも大きいため注意が必要です。

エクセルで対応できる分量であれば、エクセルで対応すべきです。
そうすれば、上述したような不満はすべて解消されます。

連結決算の「エクセル化」に興味がある上場企業・上場準備企業の方は、武田公認会計士事務所のHPよりお問い合わせください。他社の成功事例などをご紹介致します(武田本人が返信致します)。

【オススメ本】 「一度きりの人生 絶対に行きたい夢の旅 50」




旅好きの方、必読です。

 言葉を失うほどの絶景をみたい。
 心が震えるような体験をしたい。

 この旅が、あなたの人生を変えるかもしれない。
(本書の帯より)

高橋歩氏のA-Works最新作です。


▼ウユニ塩湖(本書より)
ウユニ塩湖



こちらの本もオススメです。
新刊書
公認会計士


プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師

武田雄治


■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のHPよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。

武田雄治のYouTube
youtube_黒字社長塾
もう一つのブログ
武田雄治 CFOのための最新情報ブログ
記事検索
Archives
経理アウトソーシング
経理アウトソーシング
「社長」の本分とは?
社長の本分_表紙
「経理」の本分とは?
経理の本分_カバー帯
『真の経理部』を作るためのノウハウ公開!
決算早期化の実務マニュアル第2版


決算早期化の原理原則!
決算早期化が実現する7つの原則


IFRSプロジェクトの進め方
IFRS実務

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ