公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

札幌に来ました 〜Day2

なんと、札幌で35度の猛暑日。

現地の人も、「今年最大の暑さ」と言っていました。札幌の方は暑さに慣れていないので辛そうでしたが、私も涼しいと思い込んで来ただけに辛かったです。。。

こんな中、今日は終日物件回りで外出していましたので、日焼けしたような気がします。シンガポールやバンコクよりも暑いのではないかと思います。一体、この国の気温はどこまで上がるのでしょうか。



札幌に来ました

北海道庁旧本庁舎


不動産投資ビジネスを札幌でやっていますので、毎年札幌に来ています。

今回は飛行機の関係で、前泊夕方現地入り。

すっと食べ歩き&飲み歩きでした。

ぷらぷらしている途中、赤レンガテラス前の路上でJAZZの生ライブをやっていたのですが、そこで『Once Upon A Time In The West』のJAZZヴァージョンを聴いて、深く感動しました。数時間経った今でも余韻に浸っています。



上:北海道庁旧本庁舎
下:時計台

札幌時計台

かんたんな熱中症対策

シンガポール在住の有名なブロガーさんのブログ記事よると、シンガポールは赤道直下で年中30度を超えるのに、熱中症で運ばれる人なんて聞いたことがないそうです。

シンガポールは室内がキンキンに冷えていますので、暑くなれば近くのスタバなりに避難すれば良い。10分もすれば身体が冷えるから熱中症とは無縁だと。

私が初めてシンガポールに行った時、余りの寒さに長袖のシャツを買いに行きました。驚いたのは、その店でダウンジャケットまで売っていたことです。

「赤道直下のシンガポールで、誰がダウンジャケットを買うんだ!?」と聞くと、現地人が買っていくとのこと。職場に置いておくようです。

熱中症と無縁なわけです。



日本は、シンガポールのようにキンキンする場所がどこにもない。室温の設定が基本的に高すぎると思います。室温28度ルール導入という話もあるようですが、汗かきの私から言わせてもらえれば、28度なんて熱中症の発症を助長しているようなものです。

私は、自宅もオフィスも車も室内24〜25度の設定にしています。寒いなら上着を羽織ってくれ。地球温暖化対策とかいいながら、体力も精神力も消耗し、熱中症で死んでいったら、元も子もない。

京都に行ってきました

年に数回、京都に行きます。

『家庭画報』を見て一度行ってみたいと思ったフォーシーズンズに初めて行ってみましたが、(ハード面では)想像以上にすごいホテルでした。帰路、近くの東福寺にも行ってみました。湿気がムンムンで凄まじい暑さでしたが、あの庭園と緑を見ると癒されました。

京都中の庭園を回ってみたいと思っていますが、あと10年はかかりそうです。


家庭画報 2017年7月号
世界文化社
2017-06-01

【オススメ本】ジャレド ダイアモンド著『若い読者のための 第三のチンパンジー』 (草思社文庫)




めちゃくちゃ面白かった。

ジャレド・ダイアモンドの『第三のチンパンジー』が文庫化されました。


下図は、霊長類の遺伝的距離を視覚化したもの。
黒丸の地点で共通の祖先から分岐したことを表し、右の縦軸の目盛りが分岐した年代、左の縦軸の目盛りが現存している種のDNAの相違率を示します。

霊長類の系統樹


つまり、ヒトとチンパンジーが分岐したのは約700万年前であり、両者のDNAの相違率は1.6%に過ぎません(言い換えれば、DNAの98.4%を共有している)。

だから、遺伝的距離の点からすれば、ヒトは、コモンチンパンジーやボノボと同じ属として扱われてしかるべきで、そうした点から考えれば、ヒトは「第三のチンパンジー」にほかならないのです(P33)。

しかし、この1.6%の違いが、私たち人間に「特有な性質」をもたらすと共に、決定的な違いをもたらすことになりました。

それは、例えば、

 ●言語を持つようになった
 ●複雑な道具を使うようになった
 ●芸術的創造性を持つようになった


さらに、以下のようなライフサイクルの違いまでもたらしました。

 ●閉経した後も何十年も生き続けるようになった
  (寿命が伸びた、妊娠と無関係に性行為をするようになった)
 ●排卵を隠蔽するようになった
  (いつでもSEXするようになった)
 ●性交を他人の目から隠すようになった
  (プライベートな営みとなった)
 ●父親も子育てに深く関わるようになった
  (2人で育てるようになった。家族の基礎ができた)


人間は、言葉や芸術といった高貴な特徴を備えるようになりましたが、次のような特徴も持つようになりました。

 ●お互いに大量の人間を殺しあうようになった(大量殺戮、ジェノサイド)
 ●環境と資源基盤を破壊しようとするようになった(生息環境の破壊)



本書の面白さは、なぜ人間がこのように進化したのかについて、一つ一つ検討していき、「人間とは何か」という根源的で哲学的な問いについて探る点にあります。

その内容は、これまでのジャレド・ダイアモンドの有名作『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』のテーマと重なっている部分もありますが、本書は(タイトルにもありますように)若い読者のために刊行されたものであり、他の著書に比べて図や写真も多く、非常に分かりやすく、読みやすく、楽しめる内容です。



【こちらもオススメ】
ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史 ―文明の構造と人類の幸福』
アラン・ワイズマン著『滅亡へのカウントダウン ―人口危機と地球の未来』
デイヴィッド・ブルックス著 『あなたの人生の科学』







接近戦略

tachi


人生5回目の講演だそうです。2年半ぶりの顔出しだそうです。

”出たら買う”作家 橘玲さんのトークライブに行ってきました。

生 橘玲に会えました。

講演の内容は、気が向いたら書きますが、「人間の行動原理は『接近』か『回避』かのどちらかだ」という話がありました(そして、接近戦略を取る人は、回避戦略を取る人よりも、平均年収が高いとも)。

私は、会いたい人がいたら、どんな手段を使っても『接近』します。ようやく会いたい方に会えました。今日も思い出に残る充実した1日となりました。












真の自由とは

私も自由にやっている方だと思いますが、私の友達の会計士は「真の自由人」だと思います。

3月期決算会社の決算繁忙期(4月頃〜6月頃)のみ働いて、残りの何か月か海外旅行に出かけます。以前、1年かけて世界一周旅行に行ってましたが、それでも未だ入国していない国が多くあるようです。昨日、また旅立ちました。とりあえず行ったことのない近くの国に入国し、そこから先の予定は行ってから考えるといいます。いつ帰ってくるかも決めていないと。

これほど自由な人間は、私の周りにはいません。

彼とはこれまで何度も旅行したことがありますが、旅の道中も徹底して自由。その時その時、足が向いた方向にただ歩く。何時間でもただ歩く。気になる所があれば立ち止まり、そしてまた歩く。日が暮れるまでただ歩く。特に何を喋る訳でもない。まるで駱駝のように黙々と地球の上を歩いていく。そこからお互い何かを感じ取っている。

体力の限界を超えるくらい旅行中はよく歩く。けど、これが旅行だと思います。観光名所の間をバスに乗って移動するだけの旅行では何も分からない。



私も、行き先も決めず、帰国日も決めず、今すぐにでも旅立ちたいが、彼ほど自由になれない。



真の自由とは、経済的に自由であることだという人もいます。
確かに、経済的自由であることは、真の自由であるために必要だと思います。
しかし、経済的自由であれば、必ず真の自由であれるかというと、それは違う。

私が「真の自由人」になれないのは、心配事があるからです。
彼が「真の自由人」であるのは、心配事がないからです。
経済的自由とは、お金の心配がないというだけのことです。

真の自由とは、彼の言葉を借りれば、未来の自由と幸福を願うのではなく、現在に自由で幸福であろうとすることです。未来に期待も失望もせず、今この瞬間をあるがままに経験することです。

私はまだその領域には達していません。
しかし、彼から学ぶことは非常に大きい。
人間的な、あまりにも人間的なことを。

世の流れ

昨日は日帰り出張、往復8時間の旅。
某所の投資不動産を売りに。

この不動産は、私が人生で初めて投資した物件でもあり、色々なことを学ばせてもらった物件でもあります。「売れなければ長期保有しておけばいいや」という軽い気持ちで先月売りに出したのですが、あっという間に買い手が表れました。余りの早さに仲介業者さんも驚いてましたが、世の流れがよく分かりました。

それにしても、最近日帰り出張をすると、翌日は使い物になりませぬ。年を感じます。。。


【関連記事】
2017/6/20 投資する際の3つの注意事項

独立記念日

2005年7月4日

私が独立し、事業を開始した日です。12年が経ちました。

アメリカの独立記念日と被っているのはたまたまです。それまで働いてきた会社を6月末に辞め、翌月曜日が7月4日だった、というだけの話。

2年前、こんなことを書きました。ここでも書いた通り、独立してしばらくは波瀾万丈で、たくさんの傷を負いました。思い出したくもないくらい。

高校生の頃から経営者の本を読むのが好きで、流通革命を起こした中内功の本や、食の革命を起こした藤田田の本などは、図書館にあるものは全て読みました。特に私は兵庫県に住んでいましたから、中内功は英雄でした。その影響か、起業する時は、組織化することしか考えませんでしたし、経営とは会社を大きくし、規模の経済を追求するものだと疑いませんでした。

英雄への憧れ、大企業の猿真似、若気の至り。
そして、人生のバランスを崩しました。

人生をやり直すことができるのであれば、起業するときに、組織(コンサルティング会社)ではなく一人(個人)で起業するでしょう。しかし、人生に「if」はありません。悔やまれるけど、悔やんだところでどうなる訳でもない。

ただ、こういう若い時の経験があるから、今、バランスのとれた自由な生活が出来ているのだろうとも思います。12年前の今日、まず一歩踏み出したことで、今があるのだと思います。「だから善しとしよう」と自分に言い聞かせています。


【関連記事】
2017/6/9 長距離打者を目指すのか、短距離打者を目指すのか。

想像できないものは手に入らない

『想像できないものは手に入らない』

とよく言われます。だから、夢はデカイ方が良い。デカければデカイ方が良い。

所詮夢なんだから実現可能かどうかなんて考える必要なんてないと思います。そもそも簡単に実現するものなんて夢とはいわない。目標とか予定といった方がいい。

ぶっ飛んだ夢を50個くらい書き出したら、それを手帳なりモレスキンなりに貼り付けて、毎日見ることを色んな人に薦めています。ただし、夢は決して人には言わないこと。身内にも言わないこと。笑われるか、足を引っ張られるか、目の前から消えていくかのいずれかで、応援してくれる人はごくごく少数ですから。「ヴィジョンボード」を作って壁に貼っておけば夢は叶う、みたいなことをいっている人もいますが、「ヴィジョンボード」も人に見せない方が良いと思います。夢を人に見せることのメリットよりデメリットの方が大きいというのが私が経験から学んだこと。

ぶっ飛んだ夢を描くには、ぶっ飛んだ想像力が必要です。自分の狭い檻の中で、そこが自分の在るべき世界だと思い込んでいることは、ある意味幸せなことかもしれませんが、私にはそれを不幸と感じます。今の狭い檻の中にいることをコンフォートゾーン(快楽領域)と思っている限り、そこから抜け出すことが困難です。

私が小さい時から、ぶっ飛んだ成功者とか、ぶっ飛んだ大金持ちとか(それこそ、ドナルド・トランプとか)、ぶっ飛んだ家に住んでいる人とか、ぶっ飛んだ車に乗っている人とか、ぶっ飛んだ世界観を持っている人とか・・・に関心があったのは、狭い檻の中にいる自分に息苦しさと悔しさを感じていたからです。

10年ほど前からモレスキンに「ぶっ飛んだ」夢を書き続けてきましたが、既に半分くらいは実現しています。これは才能でも自信でもないです。想像力と行動力だけです。ホントになりたい自分をイメージすることが人生を変える第一歩だと思います。
新刊書
公認会計士


プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●関西学院大学 非常勤講師

武田雄治


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