公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

■民主党の圧勝

予想とおり、民主党が圧勝した。

幻冬舎の『GOETHE(ゲーテ)』という雑誌において、村上龍さんが毎月コラムを執筆されている(最近、「無趣味のすすめ」というタイトルで書籍化された)。

現在発売中の2009年10月号の同コラムにおいて、村上龍さんはこんなことを書いている。
…新政権だろうが、旧政権だろうが、政治に何かを「期待する」のは間違っている。総選挙に際して、各政党はマニフェストを用意した。わたしたち国民は、政権政党がマニフェストを工程表通りに実行するかどうか監視し、実行できなかったり、遅れたり、政策が成果に結びつきそうにない場合には批判して責任を負えばいいのだ。
(中略)
繰り返すが、新政権に対して期待などしてはいけない。わたしたち国民の正しい接し方は監視と評価と批判、ただそれだけだ。
(『GOETHE』2009年10月号より引用)

政治家も経営者も同じだが、権力をもった人間は監視されなければならない。だから、政治も経営(株式会社制度)も三権分立体制が取られ、常に監視される仕組みとなっている。
選挙特番を見ていると、自民党議員が「国民の期待を裏切った」というようなことを言っていたが、そもそも政治家に期待などしていない。投資家が経営者を監視するのと同様に、納税者として政治家を監視し選挙で審判を下すのみである。
民主党が政権を取っても同様である。まず我々は民主等のマニフェストを熟読すべきである。年金や医療・子育てのことだけでなく、(個人的に最も興味がある)中小企業に大きな影響を与える施策も書かれている。これらがすべて達成されたら、それはすごいことだ。だが期待はせずに、監視し続けなければならない。



無趣味のすすめ無趣味のすすめ
著者:村上龍
販売元:幻冬舎
発売日:2009-03-26
おすすめ度:3.5
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■逆境は、次のステージへの卒業試験!

あなたの情熱に火をつけろ! [DVD]あなたの情熱に火をつけろ! [DVD]
出演:クリス岡崎
販売元:ビジョネット
発売日:2008-06-26
おすすめ度:5.0
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もう暗唱できるくらいに聴いたクリス岡崎さんのこのDVD。


ここで、クリス岡崎さんは、

 ・逆境を乗り超えるから、成長できる。
 ・逆境は、1つ上のステージにあがるための卒業試験
 ・だから、逆境がきたら、喜ばなければならない


というようなことを述べられている。

「ギャッ キョーー ラブ!」だと(笑)。


だれにしも、逆境はくる。
同じ逆境でも、それによりダメになる人と、それを乗り越えてさらに成長する人がいる。

どちらがカッコいいかは言うまでもない。
出来ない言い訳はやめよう。




■こころを動かすマーケティング

こころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられるこころを動かすマーケティング―コカ・コーラのブランド価値はこうしてつくられる
著者:魚谷 雅彦
販売元:ダイヤモンド社
発売日:2009-08-07
おすすめ度:4.5
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●経営はマーケティングで変わる!

ビジネス書を読んで、感動があふれてきたのは本書が初めてかもしれない。

世界で最もブランド価値の高い会社といえば、コカ・コーラ。
そのコカ・コーラに入社し、「ジョージア 男のやすらぎキャンペーン」や「爽健美茶」「紅茶花伝」「ジョージア 明日があるさキャンペーン」「コカ・コーラ No Reasonキャンペーン」など、錚々たるマーケティング戦略の構築を行い。41歳という若さで、日本人としては26年ぶりに日本コカ・コーラ社の社長も務めた魚谷雅彦氏(現日本コカ・コーラ会長)の初めての書。

数多くのマーケティング書籍が発売されているものの、コカ・コーラのマーケティング責任者を経験した魚谷雅彦氏が、マーケティングの実務と経験を述べられた本書は極めて貴重な内容ではないでしょか。
世界最大のブランド価値を有していながら、販売低下やシャア低下等に苦しむ中、全社をあげてマーケティング活動に取り組む姿は感動的。120年間売れ続ける商品の裏には、最強のマーケティング戦略とマーケティング活動があるわけです。

マーケティングに関する“ビジネス書で”ありながら、1ページ目から最後のページまで一気に読破させるひとつの“魚谷物語”仕立てになっているのも、魚谷氏のマーケティング戦略でしょうか?
とにかく、おすすめの一冊です!



こころを動かすマーケティング



■東国原英夫の人生改造論

東国原英夫
















●何が東国原英夫知事を突き動かしたのか?

東国原英夫知事へのインタビューDVD。
オーディオセミナーに珍しく政治家の登場。

このオーディオセミナーの主題は「自己改造論」

お笑いタレントから一転、40歳を超えて大学生になり、そして宮崎県知事へとなった東国原英夫知事を突き動かしたのは何なのか?

劇的なキャリアチェンジに中に、不安とか恐れがなかったのかといえば、「それとの闘い」だっとという。

しかしながら、自分は何をやりたいのか、何を達成したいのか、何がビジョンなのか、何を自分のグランドデザインにするのか・・・、ということを考えると、「夢の実現」のプライオリティーが他よりも圧倒的に高い

新たなチャレンジをするためには、相当な覚悟というか、捨て身の精神状態でつっこんでいく。途中でいろんな批判にあったり、心が折れそうになるが、最後に勝つのは「夢の実現」を果たしたいという強い思い「志」だと。

印象に残っているのは、「夢の実現」という快楽を得るためには、何かを捨てなければならないという話。人間には「キャパ」があるわけだから、何かを得るには、何かを捨てなければならない。

オーディオセミナーDVDを見て改めて思ったが、「夢を実現」するためには、年齢は関係ないと思う。
40歳になっても、50歳になっても、60歳になっても、夢は実現できる。東国原英夫知事のすさまじい生き方と考え方を聴いていると、自分もさらに高い夢にチャレンジしなければ…と熱くなってくる。


▼購入はこちら
http://www.visionet.jp/vs001.html


▼こちらもおすすめ
決断力。―人間「東国原英夫」から何を学ぶのか決断力。―人間「東国原英夫」から何を学ぶのか
著者:東国原 英夫
販売元:創英社
発売日:2008-12
おすすめ度:4.5
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■セミナー連発です!

今週からしばらくセミナー行脚が続きます。

以下の2つのセミナーは、若干空きがあるみたい。

●9/17(東京) 株式会社オービックビジネスコンサルタント&株式会社スリー・シー・コンサルティング主催 「決算早期化達成の実務 重要ポイント解説」

●8/27(大阪)株式会社スリー・シー・コンサルティング主催 「他社事例から学ぶ決算早期化セミナー」


(追記)
9/17(東京)のセミナーは満員御礼となりましたので、リンクを解除しました。


▼いずれのゼミナーも、来場者には私の書籍をプレゼントします(先着)。

こうすればできる!決算早期化の仕組みと実務こうすればできる!決算早期化の仕組みと実務
著者:武田 雄治
販売元:中央経済社
発売日:2009-02
おすすめ度:5.0
クチコミを見る

■サンセットビーチ

サンセット夏季休暇は“脳内整理”の1週間でした。
あらゆる思考の歯車がガッチリ噛み合った感があります。

■600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)
著者:上阪 徹
販売元:角川SSコミュニケーションズ
発売日:2009-05-07
おすすめ度:4.0
クチコミを見る



昨日紹介した夏野剛氏の『グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業』にも書かれている通り、ウェブは単なるツールであり、ウェブビジネスを展開するにあたっても消費者(ユーザー)主義を徹底しなければならない。

で、それを愚直なまでに徹底したのが「クックパッド」であろう。御存知の通り、料理レシピを投稿し、検索するだけのサイトであるが、驚くことに月間600万人の女性が訪れるマンモスサイトである。

COOKPAD

実は、私はクックパッドという会社を同社が上場するまで知らなかった。なんで料理の投稿サイトが上場できるのかも分からなかった。
しかし、本書を読んで、「この会社はすごすぎる!」と唸った。

創業は今から10年以上も前の1997年。インターネット企業が続々と上場する中でも、同社は「毎日の料理を楽しみにすることで、心からの笑顔を増やす」という経営理念を絶対に曲げず、どんな儲け話も理念に反することはやらない主義を通す。
創業時はキャッシュがなく、サーバーを増設する費用もなかったため、アクセスを増やさないように検索エンジンの上位に登場しないような技術的な工夫もしたという。そこまでしてでも、ユーザー第一主義を貫く姿勢は脱帽である。
経営理念を全うし、ユーザーに対して徹底して謙虚であり続けたことが、女心をつかみ、30代女性の4人に1人が訪れるというメディアへとなるのである。でも、同社の社長はいう。「当たり前のことをやってきているだけだと思っています」。謙虚だ…。

本書は、ウェブビジネスに限らず、あらゆるビジネスにとって「当たり前」のことが何かということを再確認させてくれる良書です。経営者の方にはおすすめします。

■目次
序章 女性なら知っている。料理サイト「クックパッド」
第1章 就職を選ばなかった男が、辿りついた目標
第2章 クックパッドは、なぜ「女心」をつかんだのか
第3章 細やかなサービスを実現するのは、テクノロジー
第4章 広告を見た人から「ありがとう」といわれるサイト
第5章 六〇〇万人を呼び込む「経営」と「マネジメント」



▼先日、白金台のクックパッド本社を訪問させていただきました。
 なんと、受付の横に巨大なキッチン! こんな会社、はじめて見た! 
 (同社の許可をもらって写真掲載しております)
クックパッド

■日本のネットビジネスが儲からない、本当の理由とは?

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業 (幻冬舎新書)グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業 (幻冬舎新書)
著者:夏野 剛
販売元:幻冬舎
発売日:2009-07
おすすめ度:2.0
クチコミを見る



先日もご紹介しました、「iモード」を立ち上げたネットビジネスのカリスマ夏野剛氏の、もう1冊の新刊書。

発売してから未だ1か月も経っていないが、すでに3回以上読んだだろうか。以下の目次の通り、ネットビジネスにおける過去、現在、未来について書かれており、ネットビジネスに関わる経営者・リーダーにとっては非常に参考にすべき内容である。
■目次
第1章 日本のウェブビジネスはなぜ儲からないのか
第2章 ウェブビジネスを成功させる鉄則
第3章 ウェブビジネスの未来
第4章 旧来型日本企業への提言

本書の内容の一部を要約したものが、以下の図表。
いわれてみれば当たり前の内容だが、当たり前のことが当たり前のようにできないのがビジネスの難しさである。特に、アップルのiPodやiPhoneの例をあげ、日本の経営者・リーダー・責任者がネットのディーテールを知らず、ディーテールまで指令を出さないことに、日本のネットビジネスが儲からない大きな原因があると言っている。
一般用医薬品のインターネット販売規制のように既得権益にしがみついたり、逆にネットビジネスをやれば儲かるだろうと安易に飛びついたりするケースが多く、経営者はウェブというビジネス戦略を勝ち抜くための武器を、もっと勉強しなければならない。
そのための最初の教科書として本書は最適ではないかと思う。

なお、本書のタイトル『グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業』という挑発的なタイトルは、注目を引くために出版社が付けたものだと思う。最近、こういうタイトルの書籍が多いが、変な反感をかったり、どうでもいい揚げ足を取る者があらわれるだけではないのだろうか。せっかく中身が良いのにもったいないと思う。


グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業

■ウェブコンテンツ力

昨日紹介した『ウェブはバカと暇人のもの』の内容とは全く関係ない話であるが、この本を読んで思ったこと。

googleが誕生して、あらゆる情報をインデックス化されようとしているが、この10年くらいの間にgoogleで検索した情報の質に変化が見られるだろうか。10年前も今も、何ら変化がないと思う。第3の波が来ても、ウェブの世界はこの程度のものだ。特に私の専門分野である会計に関してはウェブの世界の情報はひどすぎる

では、ウェブは所詮、バカと暇人のもので、暇つぶしの多様化をもたらしただけなのか。リアルの世界へ敗北宣言を出すべきなのか。一部そうともいえるが、必ずしもそうでないと思う。ウェブの世界の情報がひどすぎるのは、よいコンテンツがないだけだと思う。調べものをする時にはgoogleやyahooで検索するだろうが、そこで得られる情報は、テレビや雑誌や専門誌にはかなわないのである。

分かっていても、我々は日々ウェブに接している。
だから、ネガティブな書き込みなんぞスルーして、優良なコンテンツを作ればいいのである。簡単なことであるが、ブログを継続して書き続けることができる人が一握りしかいないことからも変わるように、意外と参入障壁が大きな世界でもある。
言い換えれば、この世界は、まだまだビジネスチャンスが転がっているのである。私にはブルーオーシャンに見える。

「量質転化の法則」というものがある。一定の量の普及を果たせば、その後で質が向上する。10年経ってネットは十分に普及した。あとはコンテンツ力が求められる時代になると仮説を立てている。


▼関連書
富の未来 上巻富の未来 上巻
著者:A. トフラー
販売元:講談社
発売日:2006-06-08
おすすめ度:4.0
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■ウェブはバカと暇人のもの

ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)
著者:中川淳一郎
販売元:光文社
発売日:2009-04-17
おすすめ度:4.0
クチコミを見る



本書の表紙裏に書かれているこの言葉になんとなく共感し、購入した。
著者はニュースサイトの編集者をやっている関係で、ネット漬けの日々を送っているが、とにかくネットが気持ち悪い。そこで他人を「死ね」「ゴミ」「クズ」と罵倒しまくる人も気持ち悪いし、「通報しますた」と揚げ足取りばかりする人も気持ち悪いし、アイドルの他愛もないブログが「絶賛キャーキャーコメント」で埋まるのも気持ち悪いし、ミクシィの「今日のランチはカルボナーラ」みたいなどうでもいい書き込みも気持ち悪い。うんざりだ。


聞くところによると、私はブログを7年前からやっているらしい。7年もやり、読者数もかなりなものになってきたから、変なコメントも多い。今は承認しなければサイト掲載できないようにしているため、多くのコメントはUPしていないが、気持ち悪いコメントも少なからずある。でも、そんなことをいちいち気にしていたら、ブログなんて書けない。

意外かもしれないが、他の人のブログはほとんど見ることはない。RSS購読した会計関連等のブログ・サイトを20くらいチェックするのみ。無意味なネットサーフィンも、意味無い書き込みも原則しない。

それは、電話やFAXにそれ以上のものを求めず、便利な道具として今でも重宝しているのと同様に、ネットにもそれくらいの期待値で接していこうよ、という本書の結論と同じ考えである。

ネットは暇つぶしの道具ではない。

あくまでリアルの世界があって、ウェブは単なるツールにすぎない。だから、ウェブに対する過大な幻想や期待は捨てるべきだ。ウェブが単なるツールにすぎないという話は、将来、情報革命が進んでも変わらないはずだ。だから、リアルの世界で良いモノをつくり、良いサービスを提供し、良い評価を得るべきであり、それなしにウェブでモノが売れたり、ブランドが構築されたりするということはない。
著者が本当に言いたいことは、こんなことなのではないだろうか。

プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
■ブログのコメント欄に、コンサルティング等のご依頼や、個別案件についてのご質問・お問い合わせ等を書かれても、回答出来ませんのでご了承ください。




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