公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

■日本ユニシス主催 「BITS2009」にて、IFRSの基礎をしゃべります!!

日本ユニシスグループ主催の「BITS2009」(2009年6月4日・5日、ANAインターコンチネンタルホテル東京)において、
「はじめてのIFRS実務〜IFRSの基礎知識と、導入による経理と決算への影響は?〜」
というセミナー講師をやることになりました


雲を突き抜けたら、そこは新たなる世界 BITS2009



ウラで藤巻幸夫さんが喋るようで、個人的にはそちらの方が興味があるんですが。
今回のセミナーはIFRSをまったく知らない方のために話をしますので、ある程度知識がある方は、こちらのセミナーに是非お越し下さい。


はじめてのIFRS実務
〜IFRSの基礎知識と、導入による経理と決算への影響は?〜


【概要】
「IFRSとは、そもそも、どういうものなのか?」「IFRSが強制適用されると、我々の経理実務・決算実務はどう変わるのか?」「IFRS導入に向けて、今どのような準備が必要なのか?」など、経理実務担当者の疑問を解説するIFRSの入門講座。上場企業・未上場企業の監査・コンサルティングや、決算実務経験が豊富な公認会計士が、どこよりも易しいIFRS実務を解説します!
(日本ユニシスHPより引用)

■増刷決定!!

お陰様で、「決算早期化の仕組みと実務」が増刷されるようです
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■小さな経営論 −人生を経営するヒント

小さな経営論―人生を経営するヒント小さな経営論―人生を経営するヒント
著者:藤尾 秀昭
販売元:致知出版社
発売日:2009-04
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経営リーダーを目指す若者、必読の人生論!

人間学を追求する出版社、致知出版社の代表取締役社長であり、私も何度も読んでいる『小さな人生論』(1)〜(3)の著者でもある藤尾秀昭氏の新刊書。

「経営論」というタイトルではあるが経営学の本ではありません。
自分の人生というものを「経営」しなければならないという藤尾秀昭社長のメッセージが詰まった「人間学」に関する本です。

「人間学」というと、何だか堅苦しいと思われるかもしれませんが、是非読んでみてください。
本書の最初に京都大学元総長の故平澤興先生の二十歳の時の“決意表明”の話が書かれていますが、これは本当にすごいです。私は、二十代の頃はそれなりに志を持って生きてきたと思っていますが、次元が違います。
藤尾社長は、二十代や三十代の時は、「自分一人の時間に何をしているか」がとても大事だといいます。誰も見ていないときに何をしているか。自分を高めるような勉強をしているか。誰も見ていないからと言っていい加減なことをしていないか…。それが、人生、運命を全部決めてしまう。結果が出るまで10年はかかるが、毎日一人の時間に自分を高めるべく何か勉強をしていれば、その行為は10年後に花となって咲く、と。
10年といえば、「10000時間の継続」の話を思い出します。人間を磨くためには、努力の習慣化が必要ということです。

他にもいろんな話が詰まっています。一度しかない人生、若い間にいかに生きるべきなのか、いかに人生を経営するべきなのか、ということを教えてくれる貴重な一冊です。

最後に、本書にも書かれていた言葉をご紹介。

「勤勉努力の習性を身につけよう。
  その習性こそ、終生自分の身体から離れぬ貴重な財産である。」

                        (松下幸之助)


■目次
第一章 人生発展の法則
第二章 人間という奇蹟を生きる
第三章 人間を高める六つの行
第四章 人生経営の要諦―誠を貫いて生きる




小さな人生論―「致知」の言葉
小さな人生論―「致知」の言葉
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小さな人生論〈2〉「致知」の言葉
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小さな人生論〈3〉「致知」の言葉
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■本がどんどん読める本 ―記憶が脳に定着する速習法!

本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)本がどんどん読める本 記憶が脳に定着する速習法! (講談社BIZ)
著者:園 善博
販売元:講談社
発売日:2009-04-07
おすすめ度:4.0
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早く読めれば良いってもんじゃない! 頭に残る読み方をせい!


「速読教室の講師として、世界最速で8000人の受講生を輩出した、カリスマインストラクター」と言われている園善博氏の新刊書。

本書は「速読術」の本ではない。
副題にもあるように、記憶が脳に定着する「速習法」を学ぶ本である。

で、「速習法」による読書の基本とは何かというと、
「プリペアードマインド」「プライミング」を使って読む
ということ(P127)。

噛み砕いて言えば、何のためにその本を読むのか明確にし(プリペアードマインド=準備する心)、その本を読む前に、一度ざっと見ておく(プライミング)、ということ。

ただ、それだけ。

本書は、私にとっては特に真新しいものでもなく、30分で読み終えてしまったが、プリペアードマインドプライミングは非常に重要だと思います。
フォトリーディングや速読術なんて学ばなくても、この2つを習得すれば、ある程度は本を読む速度も上がるだろうし、意味のある読書ができるでしょう。



■決算書から「お金持ち会社」の作り方がわかる

決算書から「お金持ち会社」の作り方がわかる (アスカビジネス)決算書から「お金持ち会社」の作り方がわかる (アスカビジネス)
著者:坂田 薫
販売元:アスカ・エフ・プロダクツ
発売日:2009-02-09
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この本は、経営に本当に役立つ会計入門書だ!

著者の坂田薫氏は、金融機関で融資の審査を担当したこともあり、中小企業の再生案件にもたずさわっていた方でもあるため、内容が非常に実務的
(人気のブロガーでもあります。)

中小企業の経営者向けに書かれた本だと思いますが、中小企業の社長にとって、最も興味があることの1つは「どうやったら銀行からカネを借りられるのか」ということではないでしょうか。
本書は、そんな経営者に、「金融機関がカネを貸したい会社とは?」という視点から決算書やビジネスの仕組みを解説しています。

金融機関がカネを貸したくなる「優良企業」とはどんな会社なのか?? という点について、本書から読み取って下さい。
東横インが非上場企業でありながら、日本最大手のビジネスホテルチェーンになった事例などから、皆さんの会社の実務に活かしてほしいと思います。

通常、あまり読んでいて面白くない会計入門書とは異なり、上場企業の財務諸表などの実例を用いて解説していたり、CBやMSCBやDESなどについても触れられていたり、会計士の私でも非常に参考になりました。



■絶対貧困 −世界最貧民の目線

絶対貧困絶対貧困
著者:石井光太
販売元:光文社
発売日:2009-03-24
おすすめ度:5.0
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これもまた衝撃。

昨日一昨日に紹介した書籍が、わが国の貧困について教えてくれる本であるのに対し、本書は世界の貧困について教えてくれる本。

わが国の貧困が「相対的な貧困」であるのに対して、本書は「絶対貧困」。

もはや「格差」とか「差別」とかいう次元ではない。子供に物乞いさせるために、手足を切断したり、顔に熱した油をかけたり・・・思わず目をそむけたくなる現実の世界がここにある。

1日1ドル以下で生活している人が12億人(約5人に1人)、2ドル以下なら30億人(約2人に1人)にもなるらしい。
日本で生活していると想像もつかない、食うためには何でもするという驚きの光景が繰り広げられている。



物乞う仏陀 (文春文庫)物乞う仏陀 (文春文庫)
著者:石井 光太
販売元:文藝春秋
発売日:2008-06-10
おすすめ度:4.5
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■反貧困 ―「すべり台社会」からの脱出

反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)
著者:湯浅 誠
販売元:岩波書店
発売日:2008-04
おすすめ度:4.5
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前回ご紹介した「子どもの貧困」でも参考文献に挙げられていたこの本。
「派遣村」村長で有名な湯浅誠氏の「反貧困」


こぼれ落ちたが最後、どこにも引っかかることなく、どん底まで落ち込んでいく「すべり台社会」の中で、多くの人が「貧困状態」にある。
なんと、年間を通して働いているにも関わらず年収200万円未満という人が1000万人を超えているという。高齢者や無職を含まれば、所得のもっとも低い20%の人たちの平均年収は129万円(P33)。


貧困や犯罪、児童虐待や自殺といった根本的な原因は「自己責任」なのか。
著者は「自己責任論とは相容れない」(P82)という。


非常に分かりやすい例えで説明してくれている。
貧困状態にある人たちに自己責任を押し付けるのは、「溜池のない地域で日照りが続く中、立派に作物を育ててみろ」と要求するようなものであり、また、「日々の激務の中で疲れ果て、うつ状態になり、ついには過労死してしまった人に、プロボクサー並の健康管理をやってみせろ」と要求するようなものだ、と。


「自己責任」というのは、「他に選択肢があって、それを選べたはずなのにそれを選ばなかった」という時に成り立つ話であるが、貧困状態に追い込まれた人には自由な選択が奪われている状態であり、「基本的な潜在能力が欠如した状態」でもある。


では、貧困の根本原因は何か。
「子どもの貧困」でも詳細に述べられているが、それは「日本社会のしくみ」が原因ではないだろうか。
「政府を始めとする日本社会総体は、貧困問題に関して、依然としてスタートラインにさえ立っていない」(P104)という現状は何とかしなければならない。

■子どもの貧困 −日本の不公平を考える

子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)子どもの貧困―日本の不公平を考える (岩波新書)
著者:阿部 彩
販売元:岩波書店
発売日:2008-11
おすすめ度:4.5
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非常に衝撃的な内容でした。

OECD(経済協力開発機構)の2006年の報告書において、次のような指摘があったようです。
1.日本の子どもの貧困率が徐々に上昇しつつあり、2000年には14%になった。
2.この数値が、OECD諸国の平均に比べて高い
3.母子世帯の貧困率が突出して高く、とくに母親が働いている母子世帯の貧困率が高い

そして、貧困世帯に育つ子どもが、学力、健康、家庭環境、非行、虐待などさまざまな側面で、貧困でない世帯に育つ子どもに比べて不利な立場にあることを、多くのデータをもって示してくれております。

そして、この不利は、その子が成長して大人になってからも持続し、一生、その子につきまとう可能性が極めて高い、と。

こうなってしまったことの原因の一つとして、政府の対策が高齢者に極端に偏り、子どもの貧困に対しては「政策課題と思っていないことは明らか」(P219)であると述べられております。

例えばこの表のように、教育関連に関する公的支出は他の先進国に比べると少ない。

子ども貧困




←薄暗いホテルの一室で撮ったため
 見づらくてすみません。。。

【出所】本書P78

私は本書を読むまで知らなかったのですが、日本の場合、無料で教育を受けることができる義務教育は中学校までで、学生に対する金銭的補助のほとんどが返済義務のある貸付(学生ローン)であるのに対し、欧米諸国の多くは大学などの高等教育まで基本的に授業料が無料だそうです。

最低限保障されるべき教育すらも保障されていないのが、この日本の実情。定額給付金といった効果が疑問視される政策に数兆円を使うくらいなら、児童手当や奨学金制度の拡充、低所得世帯の教育費の免除といった政策をとるべきだったのかもしれません。

本書の最後には「いくつかの処方箋」として「給付つき税額控除」案が挙げられていますが、これは非常に良い支援策だと思います。単なる「税額控除」でもメリットが大きいが、「給付つき」にする。つまり、収めるべき税額が税額控除より少ない場合は、逆にその差額金を「給付」として受け取ることができるというもの。このような「給付つき税額控除」は、1990年代になって、アメリカ、イギリス、カナダ、オランダなどの国々で次々と導入・拡充されているようです。これを実現させるためにどれだけの予算が必要なのか分かりませんが、扶養控除や配偶者控除に比べると余程効果的な政策ではないでしょうか。
先日、政府・与党が公表した追加経済対策において、ようやく子どもの貧困に対する政策と思われるものが盛り込まれました。これに対する著者の見解も聞いてみたいところです。

日本の貧困の現状について、単に「自己責任」では片付けられない苛酷な実態を知らされたショッキングな一冊でした。



■関西の鉄道網が変わる!

なにわ筋線
3月に「阪神なんば線」が開通し、阪神尼崎駅〜難波駅まで新線が開通したところですが、これ以外に2本、新線の計画があることを御存知でしょうか?

左図は日経4/18朝刊(近畿経済版)より。
「なにわ筋線」なるものができると、大阪駅から関空まで30分台で行くことができます。
また「四つ橋線」が延長され、阪急十三駅を経由して、新大阪まで延びるという計画もあります。これが出来ると、阪急電鉄利用者は梅田駅を通らずに(=御堂筋線を乗らずに)ミナミまで行くことができます。
両方とも非常に期待度の高いプロジェクトです。

このような電鉄会社をまたぐ大プロジェクトが可能となったのは、阪神と阪急の統合があったからだと言われております。事の始まりは、村上ファンドの阪神への出資です。


現在、梅田の阪急百貨店が工事をしています。これも、阪神と阪急の統合があったからだと言われております。阪急百貨店のメインの入口が1階であるのに対し、隣の阪神百貨店は2階の出入口を通る人が多く、客の導線が分断されていることから、阪急百貨店も阪神と同様2階に出入口を作り、歩道橋で繋ぎ両社を行き来する客を増やそうとしているようです。

いずれも来年くらいには完成するのでしょうか。
最近、神戸よりも大阪へ出ることの方が多いため、楽しみです

■「旬刊経理情報」に掲載されました!

『旬刊経理情報』(4/20増大号)において、わたくしの新刊書「決算早期化の仕組みと実務」の書評が掲載されました。

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セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■日本経営協会主催
 (7月28日(金) @東京)
『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方』

■日本経営協会主催主催
 (8月29日(火) @大阪)
  近日募集開始


●満員御礼のセミナー、公募していないセミナーは掲載しておりません。
●武田雄治へのセミナー・講演・研修の依頼は、武田公認会計士事務所HPよりお願いします。
プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
■業者様からの営業はお断りしております
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