公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

■他山の石、以って玉を攻くべし

1日付でJAL(日本航空、9205)の会長に就任した稲盛和夫氏の記者会見。

着任早々の感想として「親方日の丸で大変官僚的な仕事の仕方をしてきたようだ。ビジネスを展開するには損益計算に関心を持つ組織になる必要がある」と述べている(ロイターより)。

数々の稲盛語録がある中で、人生や仕事の結果を「考え方×熱意×能力」(=どんなに熱意や能力があっても、考え方が誤ると、結果はマイナスになるという意味)と一つの方程式で述べたことをとっても尊敬に値するが、JAL着任早々に本質的な問題点を一言で述べるあたり、さすがだなぁと思う。

だが、「官僚的な仕事」をしている会社はJALばかりではないし、「損益計算に関心」を持っていない会社もJALだけではない。かなりの割合で存在するはずだ。特に官僚的な仕事の弊害は大きいと思っている。今回の稲盛氏のコメントは他山の石として受け止めるべきだと思う。


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■ 『google 日本語入力』 で生産性激増!

『Microsoft office IME』の変換能力のアホさに嫌気がさし、『ATOK』をインストールしているという人もチラホラいるが、昨年12月に無償で公開された『google 日本語入力』はヤバい。

google 日本語入力

Googleが持つ膨大な検索クエリをベースに開発されたものなので、変換精度は抜群。
今、月間10万字くらいのペースで執筆をしているが、『google 日本語入力』をインストールしてから、執筆速度がかなり上がった。次から次へと入力したい文字のサジェストが表示されるので、Tabキーを押し続けることで書きたい文章が書けたりする。

例えば、「あめ」と入力しただけで「アメトーーク」がサジェストされる(おそらく一昨日に「アメトーーク」ネタを書いたからだろう)。ついでに、「あめあ」まで入力すると「雨上がり決死隊」がサジェストされる。「あめあ+Tab」で「雨上がり決死隊」が入力完了。

ついでに、「100−0001」と書けば、「東京都千代田区千代田」が入力できる。「こーひー」を変換すれば「coffee」と英字入力もできる。

よくもあんな貧弱な『MS-IME』を使い続けていたものだと思うほどに、『google 日本語入力』はクレバー。
無料なので、一度お試しあれ。

google 日本語入力google 日本語入力google 日本語入力

■THIS IS IT

smooth criminal













映画館にも観に行ったのだが、DVD発売日に購入し、そして観た。
失神しそうだった。

未だ観ていない方は、是非。


【関連記事】
2009/11/28 MJ
2009/11/29 They Don't Care About Us
2009/8/5 マイケル・ジャクソン “ライヴ・イン・ブカレスト”

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おもろすぎ。

■ギリギリでした。。

メール頂いた皆様、ありがとうございました。無事です。

29日午後1時50分ごろ、横浜市神奈川区羽沢町の東海道新幹線下り線の架線が切れ、品川−小田原駅間で送電できなくなり、運行がストップした。3時間20分後に運転を再開したが、同駅間で5本が立ち往生し約3100人が車内に閉じ込められたほか、新大阪−東京間など上下線の広い範囲で不通となった。運休が56本に上るなど深夜までダイヤが乱れ、約15万人に影響が出た。JR東海は架線が切れた原因を調べている。
(出所:毎日新聞 2010/1/29より)

あと1本遅い新幹線に乗っていたら、小田原を通過出来ていませんでした。
EX-ICを使ってなかったら、確実に乗り遅れ、閉じ込められてました。。。

1日に2回も小田原ネタを書くとはね…

■小田原評定

先日紹介した北尾吉孝著『逆境を生き抜く名経営者、先哲の箴言』の中に、経営者の意思決定について、以下のような記述があった。
『一番いけないのは「会して議せず、議して決せず、決して行われず」という状態だ。
 集まって議論しない、議論して決断しない、決断して行わない。これは経営者として最低最悪だろう。つまりは、何もしていない。

 ところが、実際に世を見回すと、こういう経営陣はけっこうな割合で存在する。とくに景気が悪くなると、経営陣は責任をとりたくないために、こういう態度をとる。みんな「困った困った」と議論はするが、何も決めない。どうするかとまた迷って、「もう一回議論しましょう」とまた集まる。まさに「小田原評定」と言うべき不毛な会議だ。』

再三書いていることだが、私は会議が大嫌いな人間である。会議という名称でなくとも、打ち合わせの類でも、趣旨や議題の分からないアポイントは原則として断っている。
まさに、「会して議せず、議して決せず、決して行われず」の不毛な会議・打ち合わせが大半で、時間の浪費だと思うからだ。

1週間に営業日は5日しかない。1日を3つのコマに分解すると、週に15のコマしかない。私はこのうち、会議や打ち合わせに充てるべき時間は最大1コマだと思う。しかしながら、多くの会社ではどうだろうか。3コマ、5コマ、いや10コマをも会議や打ち合わせに充てているのではないだろうか。議せず、決せず、会しているだけで、仕事をしているつもりになっているのではないだろうか。

私は、会計コンサルティング会社(MAAS LLC)や税理士事務所(北浜総合会計事務所)や個人の会計事務所(武田公認会計士事務所)の経営にも参画しているが、創業以来会議というものをやったことは一度もない。稟議制度もない。小さい会社・事務所だからという理由ではない。15コマあれば、15コマすべてをお客様のために使いたいし、社員にもそうしてほしいからだ。迅速な意思決定が出来ないほど会社が大きくなったら分社化するつもりなので、今後も会議や稟議は全く行うつもりはない。私が意思決定しなければならないような大きな案件があれば、メールや電話で報告してくれればいい。で、その場で意思決定すればいい。2分で終わることを、週に1コマも2コマも浪費するのは信じられない。もし、会して、議して、決する必要があれば、仕事以外の時間で行う。パートナーや社員と月1回くらいは飲みに行くが、ただ単にストレス発散で飲むというような飲み会は絶対しない。重要な話があれば自然と集まり、食事しながら話し合い、重要な意思決定を行っている。“意思決定”というか“意思確認”だ。パートナーが「こんなことしたい!」と夢を語れば、それに付いていきたいかどうかを答えるだけ。箸を口に付ける前に方向性は決まる。あとはそのパートナーにすべてを任せればいい。それで十分だ。議事録も稟議書も見たことがないし、仮に部下が作っても絶対見ない。紙に変換された情報よりも自分の記憶の方が正確だし、お伺いなんて必要ない。自分の責任でやれ、と言っている。

大企業だとそうもいかないかもしれないが、トリンプの早朝会議なんかも見習うべきだ。この会社は残業もないらしい。15コマあったら、15コマをフルに有益な仕事に打ち込んでいるのだろう。
以前、日経ビジネス(2009/12/7号)にサイバーエージェントの藤田晋社長が出ていた。サイバーエージェントでは、役員の定数を8人にして、役員会議での配布資料もA4判2枚に限っている、という内容であった。それにより会議の無駄がなくなったという効果があったそうだ。
8人以下、A4判2枚、というのも参考にすべきではないだろうか。
だいたい、会議のための資料作成に1コマ、2コマを要しているのも時間の浪費だと気付くべきだ。

あるビジネス誌で「転職するなら次はどんな仕事がしたいか」みたいな記事があって、やはり多くの方が「お客様から喜ばれる仕事がしたい」と思っているのである。
そうであるならば、自分が持っている限られた時間というものを、なぜ内向きのエネルギーに費やすのだろうか。事件は会議室で起こっているのではない。現場で起こっているのである。


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■世界一の庭師の仕事術/石原和幸

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私は以前から、自分は経営者でもなく、専門家でもなく、「職人」だと言ってきた。ビジネスパートナーにも「職人たれ」と言ってきた。

で、参考とすべき「職人」は「庭師」だとも言ってきた。

なぜ「庭師」か。

クライアントの「庭」を見て、そこから120%の想像力を働かせ、クライアントから何も言われなくても、どのような要望を言われても、そこにクライアントを感動させる作品を作る。それはクライアントが100人いれば、庭も100通りあるはずであり、職人技というものが求められる。
これは公認会計士の仕事も同じだと思うからだ。
マニュアル通りにしか作品を作れない人は専門家かもしれないが、職人ではない。



「庭師」の世界では、“チェルシー・フラワーショー”という世界で最も権威のあるガーデンショーがイギリスで開催されているらしい。
著者の石原和幸氏は、この“チェルシー・フラワーショー”で三年連続金メダルを受賞した、正に世界ナンバーワンの庭師

昨日
紹介したポスター職人、水谷孝次氏と同様、絶対ブレない軸をもっている。水谷孝次氏は『デザインが奇跡を起こす』という信念をもっているが、石原和幸氏は『花と緑で世界を変えたい』という深い思いがある。

両者とも全く私利私欲はない。読めば分かる。ふたりとも世界を変え、人々を喜ばすことだけを考え、それに全力を尽くしている。石原和幸氏は「命がけ」という言葉を本書の中で何度か用いている。果たして「命がけ」で仕事をしている人がどれだけいるのだろうか。「命がけ」というのは何も命を擦り減らす程ストイックに仕事をするという意味ではない。自分一代で終わるような野心ではなく、理念が語り継がけるような高い志をもって目の前のことに打ち込んでいるかどうかだという意味だろうと思う。野心家を見ても冷めるだけだが、こういう志高き人は実に美しいと思う。

このブログは、私のビジネスパートナーも見ているので再度言っておこう。「職人たれ」と。


『ゴールドメタルを取るのは、技術やお金ではなく、それにかけるエネルギーだと、ぼくは確信をもって言えます。』(P131)

『「原価+利益」を売り値にすればいいんだという商売をしている人は、絶対に生き残りません。「100円で仕入れたものにふつうは三割利益を乗せるものだろう」という程度の発想で商売をしている人が、生き残れるわけがないのです。
会社で働いている人だって、きっと同じでしょう。
「自分の給料はこのくらいだから、この程度の仕事をすればいい」と、もし思っているとしたら・・・すぐにでも改めたほうがいい。』
(P203)

■撮影2日目

一昨日、撮影の2日目があった。
プロのカメラマンから「何百人の前でセミナー講師をするのと、カメラの前で話すのと、どちらが喋りやすいですか?」みたいな質問をされたが、断然セミナー講師の方が喋りやすい。「えー」とか「あー」とか言わずに、原稿を詰まらずに読むって、私には出来なかった。アナウンサーはすごいわ。

■デザインが奇跡を起こす -「思い」を「カタチ」にする仕事術/水谷孝次

思いをカタチにする仕事術
















世界のポスター展を総ナメにしているアードディレクター&グラフィックデザイナーの水谷孝次(Koji Mizutani)氏の『デザインが奇跡を起こす』という本を読んだ。

彼もまた、絶対にブレない軸を持って作品を作りだし、奇跡を起こした人だと思う。

「idea(思い)をカタチにする」という作業は簡単ではない。感性や品性や知性を伴うものであり、短時間で成し得るものではないからだ。だからこそ何事も吸収しようという貪欲さが必要だ。

上の図は本書を読みながら書いた私のメモ。
「思い」を、「カタチにする」ことにより、最高のクオリティの「作品」が出来上がり、これをクルクルと回すことにより信念とか哲学というものに昇華するのではないか。

この信念が“MERRY PROJECT”なのだと思う。

われわれがやっている“LIBRARY PROJECT”も奇跡を起こす作品に仕上げたい。
私も東京に出て、もうすぐ十年だ。

『東京に出て、ちょうど十年。
この間、どこをどうさまよってきたか、何を食べてきたか、どう寝ていたのかも、ほとんど記憶がない。
さまよってさまよって、ようやくここにたどりついた。』
(P69)




デザインが奇跡を起こすデザインが奇跡を起こす
著者:水谷 孝次
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発売日:2010-01-09
おすすめ度:5.0
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■世界でもっとも阿呆な旅

世界でもっとも阿呆な旅世界でもっとも阿呆な旅
著者:安居 良基
販売元:幻冬舎
発売日:2009-11
おすすめ度:5.0
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●地球は広い!

私もかなり旅行をしている方だと思うが、思い返すとメジャーな観光地しか行ったことがない。

しかし、この著者は違う。

東芝の社員でありながら、この13年間、まとまった休暇を取って行った場所は、
以下の通り(一部抜粋)。

アホ(アメリカ)
ハゲ(韓国)
マラ(ペルー)
鼻毛(福島県)
股毛(三重県)
女体山(香川県)
巨根橋(鳥取県)
ヤリキレナイ川(北海道)
スケベニンゲン(オランダ)
エロマンガ島(バヌアツ)
キンタマーニ(インドネシア)
チンポー湖(中国)
オナラスカ(アメリカ)

などなどなど・・・

その名の通り、「世界でもっとも阿呆な旅」をしている。

何事もひとつのことを極めるということは素晴らしい。
グーグルアースを使えば世界中のどこにでも行ける時代に、誰も行かないような未知の場所に飛び立ち、珍地名の書かれた道路標識を撮り続けるという探検家の著者に、敬意を表してこう言いたい。

マルデアホ(アルゼンチン)


セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■プロネクサス主催
 (5月24日(木) @東京)
 IFRSセミナー開催予定

■日本経営協会主催
 (7月24日(火)@東京)
 決算早期化セミナー開催予定

■日本経営協会主催
 (8月30日(木)@大阪)
 決算早期化セミナー開催予定


【公認会計士向けセミナー】
■日本公認会計士協会東京会
 (6月頃開催予定)


●満員御礼のセミナー、公募していないセミナーは掲載しておりません。
●武田雄治へのセミナー・講演・研修の依頼は、武田公認会計士事務所HPよりお願いします。
プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



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