公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

思想のベース

昨日のエントリーを書きながら、ふと考えたこと。


知的生産に関する本といえば、梅棹忠夫 『知的生産の技術』 (岩波新書)とか、渡部昇一 『知的生活の方法』 (講談社現代新書)とか、立花隆 『「知」のソフトウェア』 (講談社現代新書)とか、川喜田二郎 『発想法』 (中公新書)とかが永遠不朽の名作かもしれません。

私にも何らかの影響を与えたと思いますが、もはや何が書かれていたか覚えてません。

私に劇的な影響を与えた本はなんだろうかと思い返すと、以下の4冊かもしれません。
いずれも、知的生産『術』に影響を受けたというよりも、「なにそれ感」に驚きを隠せないという意味での影響です。
大きな影響を受けたものから並べておきます。


多読術 (ちくまプリマー新書)
松岡 正剛
筑摩書房
2009-04-08




知の編集術 (講談社現代新書)
松岡 正剛
講談社
2000-01-20






これ以外にも、自分自身と格闘しながらアウトプットをしたであろうことが文面から溢れている近代・現代の思想家・哲学者 ――特に、西田幾多郎、鈴木大拙、九鬼周造、吉本隆明、安岡正篤、森信三など―― の書籍を通して、私の思想のベースみたいなものが築かれているような気もします。こういう人達が今の私と同じ歳の頃に書いた本などを読むと自分の浅学非才ぶりに凹まされますが、それもまた大きな影響を受けたといえます。

【オススメ本】 池上彰著 『情報を活かす力』 (PHPビジネス新書)




池上彰さんの知的生産術から何か盗めるモノはないかと思い購入。


■情報収集

情報収集については、特別な情報収集方法があるというわけではなく、アウトプットを意識して(P20)、必要な情報をインプットしているようです。

「忘れてはならないのは、何のために情報収集するのかということです」(P211)。

「何のために」という目的が大事ということです。

「問題意識」を持っていると情報は向こうから飛び込んでくる(P67)、とも書かれていますが、これは私もブログをやっていて同感です。

新聞は7紙(朝日、毎日、読売、日経、中国、朝日小学生新聞、毎日小学生新聞)、雑誌は4誌(TIME、The Economist、FACTA、選択)を購読しているようですが、定期購読以外の新聞・雑誌もいくつか目を通しているようです。

新聞については、「日曜朝刊一面は各紙の特徴が出て面白い」(P54〜)、「私(池上氏)は夕刊の熱心な読者」(P54)、「読んでみて感心する内容だったら、その記者の名前を覚えておくといい」(P61)、「読売新聞の竹内政明さんが担当している『編集手帳』は見事」(P62)などはメモメモ。

本は、かつては年間200〜300冊読んでいいたようですが、最近は年間30冊くらい(P155)。それでも、年間200〜300冊は買っているようです(P156)。本探しはもっぱらリアル書店(P145)、今でもほぼ毎日書店に通っているようです(P164)。仕事場のマンションには優に2万冊を超える本があるとか(P154)。

どこからへ出かけるときは、必ず2冊の本をかばんに入れ(P137)、帰りを遅らせてでも座れる電車に載る(P178)という点は私も同じ(>池上さん、電車通勤ですか??)。

寝る前は、仕事とは違うジャンルの本を読む(P162)という点も、私も同じ。脳をクールダウンさせるために。

アイデアメモは書き損じの紙の裏を使い、スマホのメモ機能などはほとんど使わないとのこと(P131)。ちなみに、私はホテルの枕元にあるメモ用紙を2つ折りにして毎日持ち歩いています。


■情報整理

私が最も知りたかったのは、この部分。

しかし、池上さんの情報整理術は、驚くほどシンプル。とっておきたいと思った新聞の切り抜きを、テーマごとにクリアファイルに入れるだけ(P126)。

その作業を、秘書などは使わずに、自分の手で整理しているということの方に驚きました。
(自分の手で整理することに意味があるようです。P127)

私は、佐藤優さんの何かの書籍に書いていたと思うのですが、「切り取った情報は、一定期間ダンボールに入れて寝かせておき、しばらく経って要らなくなったものは捨て、残ったもののみ整理する」という方法を採っています。ダンボールでなくて、クリアファイルの方がいいかもしれませんね(今日から変えます)。

どの方法を採るにせよ、分類やファイリングに時間やお金をかけるのは「本末転倒」(P116)。


■情報分析・情報発信

あれだけテレビに出演し、あれだけ書籍を出し、さらに月に20本近い連載を持っているという池上氏。どうやってそんなことができるのかと気になりますが、これも驚くほどシンプルなことしか書かれていませんでした。

つまり、質の良い情報分析・情報発信するために、立ち止まって考える時間を作るということ。

池上さんがtwitterやfacebookをやらないのは、ネットを使った情報交換よりも、情報自体を考えることに時間を使いたいからだといいます。これだけ忙しい方でも、風呂の中で考えるとか(P260〜)、書いた原稿をいったん寝かせておくとか(P226)、立ち止まって考える時間を確保している。だから、質の良いアウトプットができる。



全体を通して、書かれていることもシンプルですが、学ぶこともたくさんありました。

池上彰、佐藤優、松岡正剛といった知の巨人に共通するのは、知的生産のために1日の大半を使っている(であろう)ということと、知的生産を自分の手で行なっている(であろう)ということです。私は、佐藤優さんが1日6時間読書をしていると知って、意識的に時間の使い方を変えていってるつもりですが、1日6時間も読書を出来る日は月に1日くらいしかありません。もちろん、6時間も読書をすればよいというものではなく、(上述のとおり)目的が大事ですが、まだまだ削ぎ落とすところが多いのだと思います。

ちなみに、池上さんはお酒が飲めないそうです(P154)。「酒を飲まない人は読書の時間が作りやすい」(同)、「読書も、いろんな考えや立場の人たちとの『飲み会』だ」(同)と。なんというポジティブ思考!

私も酒が飲めないことにしようかしら。。。(嘘)

淡路島にいます

明石海峡大橋


兵庫県に住んでいるため、「神戸でオススメの場所を教えて!」とよく聞かれるのですが、神戸まで出てくるのであれば淡路島に行って欲しい。琵琶湖より少し小さい面積の島ですが、とても1日や2日で回り切れない位の観光スポットがありますし(こちら参照)、温泉もビーチもキャンプ場もいくつかあります。個人的にとても好きな場所の一つ。ほぼ毎年行ってます。

今年も淡路島へ。去年も行ったオートキャンプ場でぼんやりと。久しぶりに釣りをしてみましたが、ちっこいのを4匹確保。夜の食材にしました。

淡路島


淡路島は入園無料の公園や牧場などがいくつかある点も良いところ。こちらは「あわじ花さじき」という広大な公園。この時期はさすがに暑すぎて花は余り咲いていませんが、涼しい時期に来ると一面花が咲きほこります。
淡路島


淡路島へ折角行くなら(日帰りではなく)1泊2日で行って下さい。神戸市内を観光するよりも楽しめるのではないかと思います。

富士通株式会社様のサイトにおいてコラム連載中

富士通株式会社様のサイトにおいて、『IFRS実務の最前線』というコラムを連載させて頂いておりますが、第2回コラム 『IFRSの有価証券報告書が作成できないのには理由がある』がアップされましたので、是非ご覧ください。

フォーカスすべきは「開示」だそ、という話です。


▼第2回 IFRSの有価証券報告書が作成できないのには理由がある
IFRSの有報が作成できないのには理由がある

チョロQ

ホンダ本社に来ました。

本日デビューの新型車を「生」で見たくなり。

数年前から「出たら買う」と公言していましたが、やっぱり止めることにしました。
ホンダフリークの私ですが、このおもちゃのようなデザインには全く惹かれません。

マツダを除く日本車全般に言えることですが、デザインをもっと真剣に突き詰めて欲しい。
ガラパゴス化しつつあるような気がしてなりません。

Aston Martin Vanquish Zagato のような、Aston Martin Vanquish Volanteのような、Aston Martin DB10のような、Aston Martin DB11のような、うっとり見惚れるような優雅さ、上品さ、美しさを出せないものか・・・。


NSX


NSX


NSX

名古屋にいます

TKC 決算早期化セミナー


今日は、TKC様主催の決算早期化セミナーに登壇させて頂きました。

終わったから言いますが・・・、先週末に熱中症になったらしく、体調管理は万全を期している私も今回ばかりは異常を察知し、2年ぶりに病院に行きました。今日は「病み上がり」ならぬ「熱中症上がり」の若干のぼせた状況での登壇ではありました。まぁ、登壇すれば関係ありませんけど。

TKC様主催のセミナーは、いつも会場が良いので、非常に喋っていて気持ちが良いです。来週は初の虎ノ門ヒルズ登壇です!


バックオフィスサービス

FullSizeRender (10)


バックオフィスサービス株式会社の一部のメンバーに向けて、社長が壮大な事業計画を発表してます。

単なる記帳代行サービス屋さんで終わらせるつもりはありません。企業の経営活動(フロントオフィス業務)を支えるバックオフィス業務(事務処理業務)全般のアウトソーシング事業というのは、今後ますますニーズが高まると思っていますし、競合類似企業との差別化を十分に図ることができる分野ですし、我々の強みを行かせる分野でもあります。必然的に事業計画もホラ吹きレベルになってしまいます。でも、ホラも吹き続ければホラでなくなります。「やらないわけにはいかない」という使命感で始めた事業ですので、やるのみです。



▼アウトソーシングに関する詳細・お問い合わせは、バックオフィスサービス株式会社までお気軽にどうぞ!

バックオフィスサービス

億万長者になる方法(8)

続き

小谷真生子さんのBSテレビ「日経プラス10」(2016/8/22放送)において、「お金持ちはお金をどう増やす!? 富裕層の資産運用術」 という特集が組まれていました。

これによると、1億円以上の金融資産を築く富裕者には、以下のような特徴があるといいます。

● 8割が日本株を保有
長期投資型が多い
リスクテイカーが多い(ハイリスク・ハイリターン型が多い)
● 生活は「堅実」 (=贅沢より節約)
● 節税対策・相続対策は積極的
● 「4K」(健康、教育、絆(家族)、寄付)への支出を惜しまない

つまり、「浪費」「顕示的消費」「贅沢」はせずに、生活は「堅実」に行い、節税対策などもきちんと勉強した上で、積極的に「投資」を行い、その利回りを次の「投資」に回していくことによって、金融資産を増やしているのだろうと思われます。

なお、1億円以上の金融資産を築く富裕者700名と、一般者300名へのアンケート調査をした結果、「投資をしない」という富裕者は数%しかいませんでしたが、一般者や約40%もいました。

以前紹介した低所得者の特徴と比べると、両者の思考・行動パターンの違いがはっきりと見えてきます。


わたくしのセミナー情報

3月期・12月期決算会社の四半期開示が出揃いましたので、次の四半期決算の9月末までセミナーが続きます。

一般公開セミナー&ブログでの告知許可を頂いているものは、以下の3セミナーです。

日本経営協会様主催 決算早期化セミナー(有料、6時間、8月30日(火)大阪)

プロネクサス様主催 決算早期化セミナー(有料、4時間、9月7日(水)東京)

TKC様主催 決算早期化セミナー(無料、8月〜9月、東京・名古屋・大阪)

OBC様主催 決算早期化セミナー(無料、9月14日(水)東京)

OBC様主催 決算早期化セミナー(無料、9月27日(火)大阪)


TKC様のセミナーは既にウン百人のお申し込みを頂いているようです。今から楽しみです。お名刺交換をして頂ける方は、セミナー前にお声がけ下さい。セミナー後はドタバタしてると思いますので。

セミナー・社内研修などは日本全国どこでも参りますので、武田公認会計士事務所のHPに記載しているメールアドレスからご連絡下さい。自社主催セミナー、黒字社長塾セミナー、新規事業創出塾セミナーの実施予定は当面ありません。

秋頃に日本公認会計士協会東京会において、独立会計士向けにマーケティング・ブランディングのセミナーを行います。一般告知はされませんので東京会在籍の方は10月頃の会報をチェックして下さい。東京会以外の地域でも声をかけてもらえればどこでも参ります。

結果を出している人、消えていく人

KPMG時代の同期が、先日、都内のど真ん中の超一等地にオフィスを移転したとか。
Facebookにアップされている写真で見る限り、すごいオフィスを構えたっぽい。

「坪単価なんぼやねん?」、「家賃は?」、「敷金は?」、「内装は?」
といったことを考えてしまう。

あぁ〜小市民。

独立して10年位になるらしい
儲かってなければ、さらに、今後も儲け続ける自信がなければ、
こんな投資はできまい。

ホントにすごいと思う。尊敬です。

もう何年も会っていないので、表敬訪問しようかしら。
友達に花を贈るってのも水臭いしな。


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別の公認会計士の話。

先日、ある公認会計士の先輩と数年ぶりに再会しました。

以前会った時は、お互い小さなコンサル会社を経営していました。
大変失礼ながら、勝手に「似た者同士」と思っていました。

その後、私はクライアント以外のことで時間を取られたり、悩んだりすることに堪えられないと思い、組織を離れて一人で仕事をする決断をしました。

逆に、その公認会計士さんは、一人で仕事することに堪えられないと思ったらしく、組織を拡大していき、今では驚くほどの規模の会社に成長させました。

やっていることにブレがない。

何十人という社員を抱え、新卒採用までしているというから、驚きです。

「もう僕は社内で疎まれてますよ・・・」なんて謙遜されてましたが、ここに至るまでの努力たるや、半端ない。きっと。

ホントにすごいと思う。尊敬です。


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ふたりとも、向かっている方向も、価値観も、生き方も、私とは全然違う。

けど、自分の価値観で、自分らしく、自分の信じた道で結果を残しているのは素晴らしいと思うし、その姿は魅力的だし、刺激的だし、勇気付けられます。

同業者でも、(意識的であれ、無意識的であれ)目先のカネを追い求めている人はいます。理念もない。情熱もない。そういう人って、お客様からバレてると思うんですよね。しかし、長期的、大局的に考えて、自分らしく行動している人はちゃんと結果を出しているように思います。


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 (9月2日(金)@東京)
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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治

●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



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