公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

後生畏るべし

会計士飲み会


今宵は、ひょんなキッカケで開催された若手会計士と焼肉総会。

私より一回り以上若い25歳の会計士もいたが、多くの刺激をもらった。365日、9時〜26時まで働いているという人に久しぶりに出会った。若いうちは仕事で磨かれ、仕事を通して色んなことを吸収すべきだと思う。好きで仕事をやっている人に対して、労働時間を抑制するべきではない。

こういう人達と飲んでいると、私は明らかに下山すべき年代だと感じる。若手会計士が色んな分野で活躍し、若手会計士が活気ある業界を作るべきだと思う。そうなれば今よりも夢のある業界になるはず。そうなって欲しいから、おっさんは引き際を考えないとと思う。私は、近いうちにコンサル業からは身を引き、残りの人生、自分の思想・哲学を完成させるという闘いに挑む。自分との約束は守る。

自分との約束を守れ

雑誌『致知』(2019年6月号)に載っていた、侍ジャパン前監督 小久保裕紀氏へのインタビュー記事がめちゃくちゃ良かった。

「これまでの野球人生を振り返り、一つ誇れることがあるとすれば、自分との約束を守り続けてきたということです。監督や親が見ているかどうかは関係なく、自分が決めたことは確実にやる。

中学時代は練習から帰ってきたら必ずランニングをする。練習がない日も必ず素振りをする。プロに入ってからは、空いてる時間は本を読む。”やらない言い訳” を一切せずに、自分との約束を愚直に守り続けてきた。それが人間力の向上に繋がっていくと確信していると。


小久保監督が「人間力」を鍛えるきっかけになったのは、イチロー選手の言葉があったからだというエピソードも、めちゃくちゃ良い話。

福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に入団した小久保選手は2年目で本塁打王を獲得したものの、天狗になってしまい翌シーズンでは全く打てなかった。他方、イチロー選手は、オリックスで連続首位打者を驀進中。そういう状況で、オールスターゲームでイチロー選手と同じチームになった。試合前のランニングの時に、小久保選手がイチロー選手に「モチベーションって下がらないの?」と尋ねたところ、イチロー選手から「小久保さんは数字を残すためだけに野球をやっているんですか?」と答えた。そして、小久保選手の目を見て、こういった。

僕は心の中に磨き上げた "石” がある。それを野球と通じて輝かせたい

有名になること、成績を残すことばかりを考えていた小久保選手は衝撃を受け、(これまでも第一線で大活躍をされていた選手だが)この日を境に考え方が変わり、自分を高めなければならない、人間力を鍛えなければならないと思い至る。そこから空いている時間は読書をすると決め、以後、自分との約束を守り続けている。

なんて素晴らしい記事だと思い、プロ野球選手を目指している息子に記事のコピーを渡した。もちろん読書することなどを強要はしないが、その道のプロになるために何が必要なのかを感じ取ってくれたらと思う。


同じ致知出版社から出ている『平澤興一日一言 』という本に、こんな一言が載っている。私の好きなコトバの一つだ。

『私が私の一生で最も力を注いだのは、なんとしても自分との約束だけは守るということでした。

みずからとの約束を守り、己を欺かなければ、人生は必ずなるようになると信じて疑いませぬ。』





G grks

ggrks


ホリエモンのtwitterを見てると、爽快なツイートがある。

ググレカス


ホンマ、なんでもかんでも人に聞く前に、ググレ。

全ての答えはgoogleにある。

日本の人口動態も、
東京と大阪の気温の違いも、
シンガポールの雨季の時期も、
タイの為替レートも、
ピピ島の行き方も、
フェラーリの燃費も、
体脂肪率の減らし方も、
ディズニーランドでラーメン売ってる場所も、
エモいの意味も、
ググレカスの意味も…


俺に聞くな! ググレカス!

ググレカス2



特に、経営者や起業家の方は、外部環境の変化に自らが対応していかなければならないのに、社会・経済の動きや、業界の変化や、消費者の動向などに無関心の方が多過ぎる。そういったものは調査会社が調べるんじゃなくて、自分で調べろ。ググレ。とことんググレ。めちゃくちゃググレ。本屋に行く前にググれ。図書館に行く前にググれ。ネットサーフィンする時間は遮断しても、ググる時間は惜しむな。とにかくググレカス!!


(※ 画像はすべてネットから拝借した)

マルクス・ガブリエル




ガブリエル、ガブリエル、ガブリエル・・・
と、一体この1〜2年の間にこの人の名前を何度聞いたことか。

マルクス・ガブリエルMarkus Gabriel, 1980年4月6日 - )

「天才」と称されている若き哲学者。

本書は、そのガブリエルを特集したNHKの番組が書籍化されたもの。

3章+終章=4章仕立てで構成されている。個人的にとても気に入って、何度も読み返したのが、第2章のガブリエルによる戦後哲学史講座。「認知」「時間」「歴史」という哲学的な問いに答えながら、「実存主義」「構造主義」「ポスト構造主義」という戦後の哲学史の時間軸を簡潔に(といっても難しいけど)説明し、最後にガブリエル(達)が主張する「新実在論」へと展開していく。たかだか70ページ弱の章だが、これだけの内容を70ページ相当の文字数で説明する辺り、さすがは「天才」と称されるだけある。この章は、今後も読み返すことになると思う。

「新実在論」の話はもっと詳しく聞きかかったが、これについては最近翻訳されたガブリエルの『なぜ世界は存在しないか』を読むことにしようと思う。

なお、「新実在論」やその周辺の話は、『いま世界の哲学者が考えていること』にも詳しい。こちらも、もう一度読み返そうと思う。


本音と建前

都庁


都内にいる時は西新宿に泊ることが多い。先日宿泊した西新宿のホテルのベッドルームからの眺めは凄かった。都庁の中も丸見え。

朝、ホテルのベッドで寝ころびながら、何となくテレビを付けたら、最近の若い人たちはfacebookやinstagramなどのSNSで、「裏アカウント」(裏垢)を複数持っていることが当たり前になっていると報じていた。実名を明かしている「表のアカウント」ではなく、素性を明かさない匿名のアカウントのことを「裏垢」と記すらしいが、これを1つや2つではなく、5個、10個、15個と持っているという。

おっさんは朝からのけぞったわ。

なんでそんなことをするのかという街頭インタビューを見て、さらに驚いた。

何人かのインタビューを要約すると
 ●本音と建前を使い分けるため
 ●本音を書いたら「炎上」するかもしれないから
 ●「炎上」したらアカウントを削除すればいいから

という内容だった。

「キャラを使い分けている」って人もいた。SNSは、もはやコミュニケーションやコミュニティの手段ではなく、情報の海に自分の主張を流し込むだけのものだ。「つながり」なんてない。

こういうテレビ番組って、平気で情報操作するし、やらせもあるだろうから、どこまで信頼していいのか分からんのだが、ある識者の方が「裏垢は日本特有の現象」というようなことを言っていたのは信頼できる。人の顔色をうかがいながら、本音と建前を使い分けて話をしなければならないなんて、日本特有なんだろうな。

この地球上に完璧に道徳的な人間や、矛盾のない人間なんていないと思う。なのに、誰かのちょっとした非道徳的な言動を徹底して打ちのめす。血祭りにする。芸能人の不倫も然り。なぜ赤の他人の不倫が、アナタに関係があるのか。他人を打ちのめすアナタには邪悪な心はないのか。

私は(昨日のブログにも書いたけど)、一度しかない人生、本音で生きるべきだと思っている。私は「完璧な人間」ではないので、本音と建前を使い分けることが下手糞だ。本音で言いたいことを言っている私を、自己チューだとか、非道徳的とか批判されることもある。けど、批判するアナタは、本音を覆い隠し、自分にも他人にも嘘をつき、別のキャラを演じていることを「本当の自分」だと錯覚していないか。人生にまで「裏垢」を作って、嘘に嘘を重ね、嘘を隠すためにまた嘘を付き、その自分を正当化し、「完璧な人間」を演じていないか。そして「炎上」したらアカウント(自分)を削除して、私の前から消えていく。おい、お前のことだ!本音で生きてみろよ!

誰しも自分の中に複数のキャラを持っている。しかし、それは他人に制裁を加えるためではない。先に書いた通り、完璧に道徳的な人間や、矛盾のない人間なんていないと思うから、非道徳的な言動は誰にだってあることだ。ただ、相手の立場に立って道徳的であることは必要なことだと思う。

「裏垢」でしか本音が言えず、本当にしたいことができないのなら、それは切ないことだと思う。私は「裏垢」は作らない。本音で生きていきたい。


フェラーリ

フェラーリ


昨年5月は激動の連鎖だった気がする。色んなことがあったが、そのうちの一つがフェラーリを買ったことだ。ちょうど1年前の今日、契約書にサインした。中学生時代からの夢が叶った瞬間だった。

過去のノートを読み返すと、フェラーリを「買いたい」と思っていたに過ぎなかったものが、「買う」という決断にスイッチが切り替わったのは、2013年にシンガポールに行った時だ。シンガポールのグランドハイアットの正面入口前に、「F430チャレンジ」というフェラーリのレース仕様車が横付けされていたのを見た時に、その美しさに驚愕し、絶句し、しばらく茫然と真っ赤なフェラーリを眺めていた。その後、宿泊していたマリーナ・ベイ・サンズの屋上のプールに戻り、「どうやったらフェラーリを買えるか」をビジネスパートナーと一緒に話し合った。ちなみに、当時の貯金や年収ではフェラーリなんて到底不可能であった。

しかし、私は、成功者とそうでない者の違いをもたらすものはただ一つ、「行動力」だということを知っている。だから、言い訳無用で圧倒的な行動を起こした。

結果として、それから2年以内の2015年にアストン・マーティンを購入し(当時は乗りたいフェラーリがなかった)、2017年にポルシェ、2018年にフェラーリを購入した。来年、別のアストン・マーティンを購入する予定。

夢を夢のまま終わらせるのは簡単だ。行動しなければいい。しかし、一度しかない人生、それでいいのかと思う。IQとか、遺伝とか、能力とか、先天的な要素は関係なく、行動すれば手に入る可能性があるなら、圧倒的な行動をした方がいいと私は思う。行動すれば、世界観も価値観も変わる。いまの常識なんて、常識と思わなくなるはずだ。

だから、

殻を破れ。
常識を疑え。
本音で生きろ。
本気で生きろ。



同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること。それを狂気と言う
  ―アインシュタイン
精神異常者とは、同じ事をやり続けながら、違う結果を求める事である。
  ―ジェームス・スキナー
海外に興味があったら、 チケットを買って行けばいい。 それだけシンプルなこと
  −川宗則

登壇予定のセミナー

武田雄治


登壇予定のセミナーのご案内です。


■上場企業向けセミナー

5月27日(月)東京
 プロネクサス主催『先行開示事例から学ぶIFRS 導入プロジェクトの実務

6月14日(金)東京《満員御礼》 
 Collegia International主催『内部統制対応効率化の秘訣セミナー

7月30日(火)東京
 日本経営協会主催『決算早期化を実現する「経理・決算の仕組み」の作り方


■経営者・起業家向けセミナー

5月28日(火)東京
 AWARENESS主催『PBM (Professional Business Management)


■公認会計士向けセミナー

6月5日(水)東京
 日本公認会計士協会東京会主催
 『会社が決算早期化を達成するために公認会計士として会社にどう助言するべきか?


10万通のメルマガ

あわじ花さじき


引き続き、断捨離を続行中。

サーバー内も断捨離した。メルマガはYahooメール、メルマガ以外のメールはGmailを使っているが、この10年でYahooメールの受信トレイは10万件、Gmailは1万件を超えていた。これらも大半を削除した。

私が独立した頃は、必勝マーケティングツールの一つはメルマガだった。私も5本位配信してたし、購読していたのは200件を超えていたと思う。今回、断捨離する際に十数年前に購読していたメルマガを懐かしく見ていたが、現時点でも配信しているメルマガは1件しかなかった。後は全て消えた。前向きに撤退したのか、持続力がなかったのかは分からないが、発行件数が数十件程度で更新が途絶えたものが多かったので、殆どが持続力がなかったものだと思われる。なお、残っている1件のメルマガは、読者数が数万人の殿堂メルマガとなっている。当たり前の話だが、『継続したものしか残らない』

経営者・起業家向けセミナー『SBM』においても、若手の公認会計士に向けても、このブログでも、何度も何度も私は『生き急ぐな』『隣の芝を見るな』ということを言ってきた。『生き急ぐな』というのは、10〜20年やるつもりでやれ、と言い換えることができる。『隣の芝を見るな』というのは、金儲けに走るな、と言い換えることができる。1〜2年先すら見えてない人は成長曲線を描く前に諦めてしまうし、金儲けに走る人もビジネスが持続することはない。フリーメルマガというツールが出てきたら直ぐに飛びついたものの、思ったように読者が付かずに早期に撤退した人が多かったんだろうと思う。

断捨離しながら、羽生善治さんの「才能とは継続する情熱である 」というコトバを思い出した。

この週末で断捨離はほぼ終了。明日から新しいライフワークを始めようと思う。10〜20年やるつもりで


(※ 写真はドライブで立ち寄った淡路島。本文とは何の関係もない)

人生の濁り

シンガポール


引き続き、断捨離を続行中。

服だけではなく、家具、絨毯、小物、文具、消耗品、鞄、靴…と1年以上使ってないものは捨てていった。独立した頃から付けていたノート、メモなども古いものは捨てた。過去に執着もないし、やり残したこともないし、同じ事を繰り返したいとも思わない。

今必要と思うもの以外は無くなった。過去をばっさり捨てると、不思議と新しい人生が始まるワクワク感が出てくる。澱みとか濁りとかが消えていった感じがする。改めて「ときめき」の意味が分かった。こういうことか。人生の ”Spark Joy” は、古いものを手放した時に始まるのかもしれない。

あれだけ物欲がなかったのに、古いものを捨てると新しいものが欲しくなってくる。新しい人生に必要なものだろうと思い、惜しむことなく「投資」するようにしている。

有形のものは捨てればいいが、無形のものは断捨離することはできない。思い出とか、心の傷とか。そういったものは一生背負って生きていくんだろうな。

(※ 写真は1年前の2018年5月11日に撮ったもの。本文とは何の関係もない)

蜜蜂と遠雷








文庫化をずっと待っていたところ、GW前に文庫化された。

恩田陸の『蜜蜂と遠雷』は、史上初の直木賞と本屋大賞をW受賞した作品。
(しかも、本屋大賞を2度受賞したのは恩田陸のみ)

恩田陸の作品は、『夜のピクニック』『木漏れ日に泳ぐ魚』を読んだことがあり、両方とも再読したいと思う程に良い作品であったが、本作『蜜蜂と遠雷』は ”良い” なんてコトバでは言い表せない。こんな作品を読んだのは初めてだし、想像を超えるストーリーだった。こういう作品を読むたびに、私がどれほど努力したって小説家にはなれないと打ちのめされる。最後の解説を書いているのが本書の編集者というのも想定外の展開だった。

実在するピアノコンクールをベースに、構想から12年、取材11年、執筆に7年をかけて書きあげた渾身の作品。クラシック音楽には詳しくないが、読中はずっと頭の中でピアノが流れていたし、読後もコンクールの音楽を検索して聴いている。是非映画化して欲しい。
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プロフィール
公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表

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■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
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