公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

佐藤正午著『月の満ち欠け』(岩波文庫的)

月の満ち欠け


佐藤正午さんの直木賞受賞作『月の満ち欠け』が文庫化。
この週末に読了。

めちゃくちゃ面白かった。

佐藤正午さんはすごい作家だと思う。
以前読んだ『鳩の撃退法』も頭の中が交錯するすごいストーリーだったが、本書も頭の中が交錯しまくりだった。佐藤正午さんの本を読む時は、ペンとメモが必要かもしれない。

単行本刊行から2年の作品を「岩波文庫」に入れられないからと岩波文庫的に文庫化され、巻末には伊坂幸太郎さんの「解説お断り文」をそのまま載せるといった、岩波らしくないお茶目さも最高でんな。

直木賞を受賞すれば、岩波をも動かすのか。
左下のマークまで月の満ち欠けになってるし・・・。


岩波文庫的 月の満ち欠け
佐藤 正午
岩波書店
2019-10-05

加藤諦三著『どうしても「許せない」人』 (ベスト新書)

どうしても「許せない」人 (ベスト新書)
加藤 諦三
ベストセラーズ
2008-01-09



感情をもつ人間である以上、「絶対に許せない」「死んでも許せない」ということは、いくらでもある。
(略)
だから、人間である以上、「絶対に許せない」ことがあるのは自然なことだ。
(略)
しかし、つらいことを乗り越えてそのことに向き合うことは重要である(P126)

心理学者 加藤諦三氏の本は何冊か読んできたが、どれも気付きが多く、参考になる。

「許せない人」がいることに対して、「許せ」「忘れろ」と書いている本もあるが、私はしっくりこない。それが簡単に出来るなら悩みなどない。「喜怒哀楽」があれば、「許せない」こともあるのが当然ではないか。本書では、序章から「『許せない』と思うことは心理的に正常である」(P8)と述べている。但し、「許すべき人」と「許してはいけない人」があり、「許してはいけない人」として、人を騙す人などを挙げている(P6)。

著者 加藤諦三氏は、人を騙す人とは、以下のような者だという。

●騙す人は自分のことしか考えていない(P83)
●それでいて自分がひどいことをしているという意識はまったくない(P83)
●自分が騙した人がどれだけ傷つき、苦しみ、滅びていっても、何も感じない(P84)
●人に同情するということは一切ない(P84)
●彼らにとっては他人は人間ではなく、ものなのである(P84)
●(彼らにとっては)蟻を潰しても、大きな動物を殺すほど心は痛まないのと同じこと(P80)
●騙す人は普通の善良な人の感覚がない(P80)
●人を騙す人に幸せな人はいない(P82)

こういう者を「許せない」と思うのは、上述の通り、正常なことである。この時に大切なことは、「許す」ことではなく、「憎しみを乗り越え、命をまっとうすること」である(P89)。憎しみや復讐のために自分の時間・人生を無駄にしてはいかない(P146〜)。憎しみの感情をコントロールできるかできないかで人生は決まる(P173)。

著者は、このように述べている。
自分を騙した人を憎んでいるうちはまだ地獄である
憎しみがなくなって、心が落ち着いたとき、はじめて自分が「地獄にいた」ということが分かる。地獄にいるうちは自分が地獄にいるということが分からない。

そして、それを乗り越えて、はじめて自分を騙した人を心の中で断ち切ることができる
心底「あんな人はどうでもいい」と思える。無理なく「あの人は自分とは関係のない人」と感じる。感情的に離れることができる。
(P8〜)


また、このようにも述べている。
自由とはしたいことをすることではない。
(略)
大いなる自由とは、深く傷つき、生涯復讐の鬼となって生きるだろうと思われていた人が、その憎しみを乗り越えて、今を生きられることをいうのである

人間の自由とは、どこまでその憎しみを乗りこえられたかということである。
自分だけが自分の人生を決めることができる
(P151)

この憎しみを乗り越えるのに大切なことは、それに対する「意味付け」であろう。
(※ これについては、先日、上田紀行著『かけがえのない人間』の書評において、「怒り」について書いた時の話とも通じる)

なぜそのようなことが起こったのか、自分に弱みがあったのではないのか、自分の側にも問題があったのではないか、被害者意識になっているだけではないか、これを学びに代えることはできないのか…といったことと向き合わなければならない(第5章参照)。

ここで、我々が気を付けなければならないことがある。それは、「許せない」という思いが、相手が自画像と合わないことや、相手が自分の要求通りに従わないことによる、神経症的な怒りや、欲求不満的な怒りになっていないかどうか。世の中には、こういった神経症的傾向が強い人がたくさんいる。こういう神経症的な人が「許せない!」と言っているケースがあるが、こういうケースの場合、「許せない」という怒り自体を改めなければならない(P98)。怠ける子どもに叱り付けたり、欲求不満から異性に怒りをぶつけたり、淋しさを回避するために人を支配したり、相手の気持ちも考えずに正論をぶちまけたり・・・といったエゴイスティックなことを自分がやっていないだろうか。こういう場合は、「自分が変わる」ということが必要である(第4章参照)。

-----

人生は不条理である。思い通りにならないものである。
生きていけば、怒ることもあれば、許せないこともある。

私も、これまでの人生において、どうしても許せない人間が数名いる。人を騙すといったレベルではない酷い裏切り行為、邪悪な行為で私の心の安らぎを奪っていった者がいた。「許せ」と言われて許せる訳がない。

こういう「許せない人」のことを、忘れるのか or 忘れないのか、許すのか or 許さないのか、復讐するのか or 復讐しないのか、裁くのか or 裁かないのか・・・、正しい方法なんてない。大切なことは、仮に自分が破壊的な状況に追い込まれたとしても、精神面まで破壊されないことだ。著者がいうように、悔しさや憎しみや怒りを心の中で乗り越えなければならない

本書は数年前から私の座右の書のひとつであった。「許せない人」により感情が乱されそうになるたびにこの本を開いた。そして、私はこの言葉に何度も救われた。

騙される人は悔しくて眠れぬ夜を過ごすことがあるかもしれないが、心の底から笑うときもある。だが、騙す人は心の底から笑うときがない。(P81)

実際にその通りだと思う。

ひどいことをするヤツはいる。

そういうことをするヤツの気持ちを考えてあげられる「心のゆとり」をもっておきたい。

どんなにひどい虐待を受けても、それが外に現れずに、明るい顔をしている人が、将たる器なのである。(P129)




【こちらもオススメ】
伊集院静著 『追いかけるな  大人の流儀5』(講談社)
M・スコット・ペック著『平気でうそをつく人たち ―虚偽と邪悪の心理学』 (草思社文庫)
マーサ スタウト著『良心をもたない人たち』 (草思社文庫)

映画『蜜蜂と遠雷』

蜜蜂と遠雷


アポとアポの間が3時間ほど空いていたので、映画蜜蜂と遠雷を観に行った。映画館に行ったのは久しぶり。

原作は、史上初の直木賞と本屋大賞をW受賞した恩田陸の『蜜蜂と遠雷』原作を読んだ時、映画化して欲しいと思う一方で、映画化はムリじゃねーかとも思ったのだが、映画化された。

当然に原作通りではないので批判もあろうかと思うが、私は非常に良い映画だと思ったし、もう一度観たいとも思った。ネタバレになるから内容については触れないが、この作品から、音楽の美しさ以外に、色んな「ギフト」を頂いた。映画を観て「…って話だったのか…」と思う箇所が幾つかあった。

主演女優の松岡茉優さんという方を初めて知ったが、この女優の表情、演技力、鬼気迫る演奏にも引き込まれた。他のキャストも最適だと思う。

この映画はひとりで観に行ってよかった。
しばし、余韻に浸りたい。

人生は劇的にしか変わらない。

マンダリンオリエンタル東京

私がこれまで数々のセミナーを受講してきた中で「世界最高」と思っているセミナーがアウェアネス(AWARENESS)社の「DRS (Dynamic Relation Seminar)」という3日連続のセミナーである(今は3.5日開催)。

今日は、このDRSの最終日だった。

この3.5日のセミナーに、私のブログを見てくれた高校時代の同級生が受講してくれている。関学の同級生ではなく、私が高校時代にサンディエゴの高校に短期留学した時の同級生(日本人女性)。このセミナーの受講が終わった人たちのことを、我々は「卒業」と呼んでいる。3.5日のプログラムというのは、色んな意味で「卒業」なのだ。それほどの意味を持つ。私の友が、私のブログを見て、私を信頼して、DRSを受講したということは、私にとっても今日は大きな意味を持つ。

私は彼女の「卒業」を祝福するため、セミナー終了の時間(21時)に日本橋の某ホテルに向かい、彼女と待ち合わせし祝杯を浴びた。結婚・出産してから蓋をしていたものから解き放たれてホントにやりたいことが見えた、と言ってくれた。自分は、自分の人生の主人公であり、自分の人生は自分が好きなように書き変えることができる。しかし人生は劇的にしか変わらない。でも卒業生は3日で人生が変わることを知っている。その意味を彼女も分かってくれたと思う。

二十数年来の友達である。言葉にしなくても分かり合えることもある。でも、別れ際、雨の降る日本橋室町の交差点で、彼女はセミナー受講者しか分からない「合図」で私を静止し、言葉と態度で私の存在を承認してくれた。それがただただ嬉しかった。毎回この日は感動する。

私のブログがキッカケでDRSを受講した人が何人かいる。そういう人たちがDRSがキッカケで人生が変わったら、めっちゃ嬉しい。

岡田尊司著『死に至る病』 (光文社新書)




子育て中の母親 必読。


生物学的に、人に幸福を与える仕組み3つしかないらしい(P98)。
(この3つがないと、つらいことばかりなのだ(P100) )

 \戸的な満足、快感エンドルフィン系
  (ex) お腹いっぱい食べる、性的な興奮
◆|成感、報酬系の満足ドーパミン系
  (ex) テスト問題が解けた、マラソンに完走した等の「やった!」という快感
 精神的充足感オキシトシン系
  (ex) 愛、愛着

ここで、「愛着」の仕組みがうまく機能しない時(=による幸福が得られれない時)、人は以下の2つの行動により(代替的に)幸福を得ようとする。(P100〜)
 如短絡的にエンドルフィンを放出をさせることにのめり込む
  (ex) 過食、セックス依存
◆如短絡的にドーパミンの放出をさせることにのめり込む
  (ex) 薬物、ギャンブル、アルコール、買い物、ゲーム等への依存


はしょって書いたが、これで、精神病とも神経症ともつかない現代の奇病の「原因と結果」がハッキリと分かるだろう。

あらゆる依存症、過食嘔吐、摂食障害、ADHD(注意欠如/多動性障害)、うつ、躁うつ、境界性パーソナリティ障害、解離性障害、気分変調症、発達障害・・・といった現代社会で異様に増加し続けるこれらの症状は、「愛着障害」が関わっていることが明らかになっている。


私が、冒頭で「子育て中の母親 必読」と書いたのはなぜかといえば、これらの症状が、中高年ではなく、子どもに急増しているからである。その理由は、書き始めると長くなるので省略するが、先日紹介した上田紀行著『生きる意味』に書かれている戦後の「生きる意味」の喪失感に通じるものがある。戦後の利益主義、効率主義が無機的社会を生み、親子の絆さえもバラバラに粉砕したケースが増えてしまった(P156)。

私が「怖いなぁ〜」と思ったのは、子どもが「愛着障害」にあることの原因が、親との関係に問題があるということを、親の方が気づいていないケースが少なくないということ(P196〜)。一部の親は、親が子どもよりも賢明な方法や正しいことを知っているのだから、子どもにそれを求めることは当然のことだと思い、親が抱いた基準や期待に沿って子どもを動かそうとしている子どもはそれに内心反発し、心がつぶれそうになっているのに、我が子の心の声に気づかない子どもも自分と同じことを望んでいると勘違いしていることも珍しくない

子どもは、母親という「安全基地」(=頼れる場所)を求めている。しかし、母親の愛着が機能していないため、子どもにとって「安全基地」になれない子どもは、ありのままを愛されず、無条件の愛を与えてもらていないと感じる(=オキシトシン系の精神的充足感がない)。すると、上述した「愛着」の仕組みがうまく機能しない時の  のような異常な行動(ゲーム依存等)を取る。母親の方は、何が起きているのか、自分でもどうしていいのか分からないまま、自分の「常識」が通じない子どもに手を焼き、怒り、嘆き、叱り続ける(P198〜)。

このような子ども対して、親がしなければならないことは、子どもの「病気」を治すことではない(P188)。自分自身(=母親)が子どもの「安全基地」になれるようにサポートすることである(P189)。このような母親に共通することは「安全基地」になる能力に欠陥が見られることであり(P204)、「共感性」が乏しい(P206〜)。「安全基地」とは、あくまで最終的に本人を自立させることであるため、「ほどよい世話」「ほどよい関わり」ができなければならない(P204)。本人が求めてもないのに、口出し・手出しをすることは、危険が迫っているような時以外は控え、本人の主体性を尊重した対応を優先しなければならない(P206)。

母親がそういうことをせずに、子どもが依存しているものを取り上げるようなことをしたら、子どもにとっては生きながらえるのに必要なものを失うことになる。

するとどうなるか。

最悪の場合、「死に至る」
何をしても喜びが感じられない人間は死を選ぶ。

「死に至る病」からの回復は、愛着の安定と、安全基地を提供することである。



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最後に、最近流行りの(?)「自己肯定感」というコトバについて、とても共感したので備忘のために抜粋。

自己肯定感を持ちなさい、などと、いい年になった人たちに臆面もなく言う専門家がいる。が、それは、育ち盛りのときに栄養が足りずに大きくなれなかった人に、背を伸ばしなさいと言っているようなものだ。自己肯定感は、これまでの人生の結果であり、原因ではない。それを高めなさいなどと簡単に言うのは、本当に苦しんだことなどない人が、口先の理屈で言う言葉に思える。

一番大切な人にさえ、自分を大切にしてもらえなかった人が、どうやって自分を大切に思えるのか
(P20)



【こちらもオススメ】
岡田尊司著『生きるのが面倒くさい人 ―回避性パーソナリティ障害』 (朝日新書)
岡田尊司著『人間アレルギー ―なぜ「あの人」を嫌いになるのか』 (新潮文庫)
岡田尊司著『あなたの中の異常心理』(幻冬舎新書)
上田紀行著『かけがえのない人間』(講談社現代新書)
苫野 一徳著『』(講談社現代新書)
山竹伸二著『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)
宮口幸治著『ケーキの切れない非行少年たち』 (新潮新書)
トッド ローズ著『ハーバードの個性学入門』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

大型台風

マイクロソフト日本法人元社長の成毛さんのfacebookの投稿より一部抜粋。

国土交通省(河川情報)や自治体(世田谷区や杉並区など)のサイトがぜんぜんダメだ。世田谷区にいたっては大音量で避難勧告をプッシュしてきて、詳細はサイトを見よとのことだが、肝心のサイトはアクセス集中でダウン。1時間後にツイッターを見よというサイトを立てた。このザマを何度繰り返すのだ。バカか?

なんとかしてくれアマゾンかマイクロソフトかグーグル(おまけw)!日本のITゼネコンだのITベンダーだのゴミだ。おまえらは人の生死に関わることから手をひけ。ボクがマイクロソフトを辞めていままで20年間、日本のIT関係者(彼らの広報担当者に成り下がっていたIT関係メディアも含めて)と一切会わない・関わらない理由だ。


以前も書いたが、私の最大の情報収集源はtwitter。特に、今回ような大型台風などの天災が起きる時には、twitterは最強の威力を発揮する。どのメディアよりも早く、大量の情報を入手できる。しかもメディアよりも国よりも区よりも正確に、生の、真実の情報が入手できる。多摩川・荒川の水位も、氾濫の状況も、オンタイムで(動画・画像付きで)分かる。逆に、twitterなしには真実は分からないのではないだろうか。

東日本大震災の時も、電車がずべて止まり銀座で帰宅難民になった私のアシスタントを、twitterの情報だけを元に、数時間かけて柏の自宅に誘導した。今回も、twitterの情報だけを元に、東京のパートナーに情報を提供し続けた(荒川や隅田川が氾濫すると、私の会計事務所は水没する可能性が無きにしもあらずということで)。

普段twitterを見ていない人は、こういう時もtwitterを見ないようだが、TVのニュースを付けるくらいならtwitterを見た方がいいと思う。PCでtwitterを見るなら画面右側に「トレンド」が表示されるし、スマホで見るなら検索画面に「トレンド」が表示される。この「トレンド」を見るだけでも、いま世の中で起きていること(トレンド)が分かると思う。

スタバ

スターバックス

先週・今週と2週続けて東京に行かなかった。珍しく。
クライアントの多くが3・6・9・12月決算会社なので、決算突入1〜2週目に呼ばれることもないし、問い合わせもない。セミナーも当然ない(だから先週バンコクに行った訳だが)。

今週は毎日スタバにいた。ゲラのチェックと、新しい書籍(共著)の企画書作成、新しいセミナーの企画書作成などなど。いずれも良いものに仕上がると思う。

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学生時代の友達が、私がいつもいるスタバの近所で働いていることを知り、20年ぶりくらいに再会した。その友達曰く、私は大学に入学した直後から「公認会計士を目指す!」と言っていたらしい。全く記憶にない。私の記憶では、就職活動に乗り遅れた大学3年の終わりくらいに、「就職したい会社もないから、公認会計士でも目指そうか…」という感じで大原簿記専門学校に通い始めたことになっていたし、公認会計士受験生向けに書いた書籍にもそんなことを書いたが、「全否定」された。

そういえば、先日、高校時代からの友達と飲みに行った時も、「高校時代から成功者になる!フェラーリに乗る!って吠えてたぞ」と言われた。これも全く記憶にない。

記憶なんてそんなもんだ。

平野啓一郎著『マチネの終わりに』を思い出した。

『未来は常に過去を変えている』

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イタリア旅行から帰国したばかりの友達とも会った。私がスタバファンなのを知って、ミラノのスタバでコーヒー豆を買ってきてくれた。めっちゃ嬉しい。封を開ける前からコーヒーの香りが漂う。


スターバックス



この友達も士業なのだが、旅をする時はいつも10泊以上。もっと長い時もある。それを年に数回繰り返している。既に次の年末年始も、来年のGWも、チケットを手配済みだとか。嫉妬。

「武田先生もショートトリップを繰り返すくらいなら、2〜3週間行ってきたらいいじゃないですか〜?」と言われたが、「2〜3週間行けるくらい自由なら、とっくに2〜3年の旅に出とるわ!」。

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スタバのモレスキンプレゼントキャンペーン、もちろん申し込んだ。
12/12迄に対象商品50個を購入すると、スターバックスオリジナルデザインのモレスキン(POCKETサイズ)がもれなくもらえるというもの。POCKETサイズは使わないのでいらないのだけど、12/12迄にスタバに50回くらい行くだろうから申し込んでおいた。1週間で7ポイント獲得。

スターバックスモレスキン

【会計士向けセミナー案内】組織内会計士研修会(大阪)

11/18(月)に、日本公認会計士協会 近畿会・京滋会・兵庫会主催の研修会に登壇します。

初めての関西での登壇。

8月に東京会で実施した際は、300人定員のところ、あっという間に380名の申し込みがあったもの。近畿会からもご依頼を頂きました。詳細は近畿会の研修サイトを御覧くださいませ。


組織内会計士研修会

書くこと

今日読んだ本に、とても共感できることが書いてあった。

書くとは、思いを相手に伝えることでもありますが、自分のなかにあって、自分でも気づかない思いを感じ直してみることです。
(若松英輔著『本を読めなくなった人のための読書論』(亜紀書房、P40)より)

その通り。

私は、「暇ができたらモレスキン」、「暇ができたらモレスキン」、「暇ができたらモレスキン」・・・と、心の中で自分に言い続けている。

あらゆる情報を1冊のノート(私はモレスキンを使っている)にまとめている。思ったこと、考えたこと、気づいたこと、反省点、振り返り、気になった小説の一文、取っておきたい新聞記事・・・なんでもかんでも1冊のノートに書き留めたり、貼り付けたりしておく。そのノートは常に持ち歩き、常に読み返す。思考を脳みそに擦り込ませるように。単に読み返すだけではない。色んなページを行ったり来たりしながら、ある日の思考と、別の日の思考を、ツナいでみたり、合わせてみたり、ズラしてみたり、関係性を考えてみたり、境界線を見つけてみたり、B案を考えてみたり、抽象化してみたり、ということを繰り返していく。それが新たな1ページのネタになる。そうやって「知」は移動する。

ノートに向き合い、自分と向き合い、考え抜くという時間を持つことにより、思考が思想や哲学に昇華されていき、自分の軸が出来上がっていく。特に、ネガティブな出来事があった時や、ネガティブな感情になった時に、じっくりとノートに向き合うことにより、自分の思想や哲学が編まれるのではないかと思う。

だから、出来るだけノートに向き合う時間を確保するようにしている(私の場合は寝る前の時間に1日を振り返ることが多い)。



この本には、こんなことも書かれていた。

「読む」ことを始めるために準備していただきたいのは、誰かがすすめた「ため」になる本ではなくて、何も書いていないノートと使い慣れたペンや鉛筆なのです。
(前掲書P34より)

これも同意。遠回りにみえる時間こそ、人生にとって大切な時間だと思う。







本を選ぶポイント

昨日(10/7)の日経朝刊より。

これもいい内容。




どういう本を選んだらいいか。ポイントは3つある。

まずは書店に行って面白そうなタイトル、すてきだと思う装丁の本を選び、本文の最初の10ページを立ち読みしよう。作者が一番力を入れて書いた部分が面白ければ、その本はきっと面白い。僕は毎週3冊くらい本を読んでいるが、最初の5ページで判断している。

2つ目は古典。何百年も市場で選ばれてきたのだからいいに決まっている。

3つ目は新聞の書評だ。大学の教授や芥川賞作家などのプロが選び、推薦しているからだ。書評を読んで面白そうだと感じたのなら、きっとあなたは推薦者と感性が合っている。

書店、古典、書評の3つは、私も本を選ぶポイントにしている。
書店は週数回は行く。書評は新聞だけでなく、書評サイト「HONZ」、書評ブログ「すご本」は欠かさずチェックしてる(新刊書を中心に紹介する書評サイト、書評ブログの購読・閲覧はやめた。興味がなくなってきた。)。

あとは、関心ある分野(これまで読んできた本の分野)と繋がりがありそうな関連本を片っ端から買ったり、読書好きの友達から紹介してもらった本を片っ端から買ったり・・・、そうやって積ん読の本が100冊以上はある。読み切れなくてもいいかと思い積み上げてるが、どこかでまとめて読んでみたいと思う。


最近、出口さんのこの本を買った。まだ全部読んでないが、分かりやすさが半端ない。つくづく、この人は化け物だと思う。

哲学と宗教全史
出口 治明
ダイヤモンド社
2019-08-08





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2018/10/4 「僕が本を読むのは『面白いから』、これに尽きます」(出口治明)
プロフィール
公認会計士 武田雄治


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