公認会計士武田雄治のブログ

公認会計士武田雄治のもう1つのブログです。

【オススメ本】和仁達也著『年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書』(かんき出版)




経営コンサルタントの知人から薦められた本。

おそらく、本書を読んでも、大半の方が「ふ〜ん」で終わるのではないかと思います。しかし、この本は、とんでもないノウハウを開示してくれてます。この本に書かれていることを実践すれば、「年間報酬3000万円」なんてレベルで済まないと思います。

本書は、コンサル系、士業系ビジネスの「原理原則」が書かれていますが、特に、成功への「原理原則」だと思うのが、この一文。

成果を出せるコンサルタントに共通するのは、先に出口であるアウトプットを用意してからインプット、つまり学んでいるってことです。(P55)

言われてみれば当たり前のことですが、この当たり前のことを実行している人はどれだけいるのでしょうか。

ここでいう「アウトプット」とは、(誰も読んでくれなさそうな)パワポのレポートを納品することではありません(そう思っているのでは?? というコンサルタントが散見されますが・・・)。

「アウトプット」とは、顧客に価値を提供すること。この図は、ビジネスの全体像を示してくれてます(P66より)。


価値提供の範囲を最大化する方法


この「アウトプット」(=価値提供)をするために、どのようなビジネスモデルを作ったらいいのかというところまで、かなり詳細に記載してくれてます。第7章は必読です。


ちなみに、私が独立してから、ボロボロになるまで読み込んで、なぞるように実践したのが、この本です。神田さんのマーケティング関連の書籍(特に2000年前後に出版された書籍)は、全て読んだ方が良いと思います。神田さんの本に書かれているダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)のノウハウと、今回紹介した本に書かれているビジネスモデルを組み合わせたら、無敵だと思います。





黒字社長塾セミナーでの質問

今日は、黒字社長塾セミナーのアンケート用紙をすべて拝読しておりました。皆様、びっちりと書いて下さっておりました。とても励みになります。


いくつかご質問を頂いてましたので、その中からいくつかを、ここで回答させて頂きます。

(問)「コスト削減」の話の中で、P/Lに計上されていない「見えないコスト」だけでなく、P/Lに計上されている「見えるコスト」の削減もできるという話がありましたが、削減できる「TOP5」を教えてもらえませんか。(大阪市・起業家)

(答)P/Lに計上されている「見えるコスト」には削減できるものもあれば、削減できないものもあります。また、会社によっても異なります。ですから、「TOP5」のようにランキング表示することは難しいのですが、これまでの経験上、直ぐに削減できる可能性が高いコストは、以下のようなものです。
 ●接待交際費、会費費
 ●支払報酬、支払手数料
 ●支払家賃
 ●福利厚生費
 ●消耗品費、備品費、新聞図書費


なお、P/Lに計上されているコストだけでなく、B/Sに計上されているものにも無駄がないかをチェックする必要もあります。例えば、
 ●よく分からない有形・無形資産はないか
 ●よく分からない有価証券(債券等)を保有していないか
 ●よく分からない保険積立金がないか
 ●回収不能な債権が計上されていないか
 ●実在性のない棚卸資産がないか
 ●遊休資産、未稼働資産がないか

などなど。

また、B/Sに計上されていないオフバランス取引(リース契約など)もチェックする必要があります。1つ1つ見ていけば、かなりの無駄が見付かる可能性があります。


(問)P/Lに計上されていない「見えないコスト」の削減策の話の中で、「組織変更」の話と、「部門別会計導入」の話がありましたが、両者をどうやって両立させるのかイメージが湧かなかったため、詳しく教えてもらえますか。(大阪市、支店長)

(答)セミナーの中で、「見えないコスト」を削減するために、「無駄な業務の見直し」「組織形態の変更」「部門別会計の導入」を提案させて頂きました。

「組織形態の変更」とは、会社の身の丈にあった組織の在り方を選ぶべきであり(下図参照)、小規模・中規模の会社が、ピラミッド型組織(機能別組織)を採用すると、コストが増えるだけでなく、セクショナリズムの発生、会議の増加、意思決定の遅延、指示待ち社員の増加などのデメリットも大きくなる可能性があります。

組織変更


「部門別会計の導入」とは、P/Lを部門別(事業別、製品別、サービス別、販売先別、地域別など)に区分し、部門別の業績管理を実施すべきということです。中小企業では、部門別業績管理をやっていない企業が多いのですが、部門別業績管理をキチンと実施しなければ、どの部門が赤字なのか、低収益なのか、不採算なのかが分からず、改善すべきかどうかも分かりません(ある程度「勘」で分かるかもしれませんが)。

で、ご質問の「組織形態の変更」と「部門別会計の導入」をどうやって両立させるのかということですが、両者は別モノとお考え下さい。どのような組織形態であっても、部門別業績管理は実施すべきということです。私のような、一人会社においても、部門別(サービス別)業績管理は実施しています。


(問)1年間(もしくは、短期間)で目標を達成した会社(例えば、黒字化を実現した会社)があれば、どのような考え方、行動をされたのか教えて頂きたいです。自社でも取り入れたいと思います。(愛知県、社長)

(答)1年間(もしくは、短期間)で目標を達成した会社に共通することは、社長自身が、自分で考え、自分で行動したということです。「黒字社長塾と契約したから、1年で黒字になるはずだ」とか、「やれるもんならやってみろ」とか、そういう受け身の考え、態度の社長さんも過去にいましたが、そのような会社が目標を達成できるわけがありません。行動なくして結果なしです。行動を促しても行動してくれない社長さんや、言い訳ばかりする社長さんとは、契約を解除しています。契約前から受け身の考え、態度の社長さんとも、契約をしないようにしています。


(問)武田先生を突き動かしているのは、どんなミッションなのでしょうか?(宮崎県・経理部長)

私のミッションは、「1.経営者を変える、2.会社を変える、3.経理を変える、4.そして世の中を変える」の4つです。このミッションの外に、「人生の目的」、「大切にする人」、「大切にする価値観」、「自分の強み・長所」、「将来の夢・願望」、「理想の人物・人格」などを全て書き出し、毎日読み返し、潜在意識に擦りこんでいます。



なお、セミナー中にお話ししました「コスト削減」の話は、拙著『1年で会社を黒字にする方法』に詳述しておりますので、こちらも参考にして下さい。また質問がありましたら、ブログのコメント欄か私の事務所のHPから遠慮なくご連絡ください。



3年ぶりの黒字社長塾セミナー終了!!

黒字社長塾セミナー


3年ぶりに開催したセミナーだというのに、東は東京から、西は九州まで、全国から参加して頂いたご来場者の方々には感謝しかありません。「もう一度復習したくて」と、数年ぶりに参加してくれたリピーターの皆様も感謝!! です。

そして、3年ぶりの自社主催ということで、準備段階からいろんな方にサポートして頂きました。感謝!! です。

今回は、プレセミナーでしたので2時間のセミナーでしたが、8時間分くらいの情報・ノウハウは提供できたかと思います。セミナー中にも言いましたが、どれだけセミナーを聴いても、何百冊という専門書を読んでも、行動しなければ目標を達成することなんてできません。ホンキで黒字化を目指すのであれば、弾を撃ちまくるしかありません。撃つ弾が少なすぎます。セミナーに来場された方は、今回の学びを行動に変えて、弾を撃ちまくってください。

今後、プレセミナーは毎月開催していきます(5月のセミナー情報はこちらをご覧ください)。本番セミナー(黒字社長塾 経営実践セミナー)は8月7日〜8日の2日間、大阪で開催します(両日とも10:30〜17:30)。詳細は後日案内しますが、参加希望の方は予定を空けておいてください。


黒字社長塾セミナー


以下、事後アンケートから一部抜粋です。

とっても分かりやすい!!! そしておもしろい!!! 心に残るセミナーでした。ありがとうございます! (以下、省略)(大阪市、営業担当)

武田先生の思いが伝わり、熱くなりました。一貫性がある内容であり、感動の内容でした。(以下、省略)(大阪市、管理部門)

初めてお話を伺いましたが、迫力に圧倒されました。(以下、省略)(宮崎県、経理部長)

これからの起業に向けて、「お金」についてとても勉強になりました。(以下、省略)(大阪市、起業家)

あっという間の2時間で、大変勉強になりました。ありがとうございました。(大阪市、支店長)

本気で1年で黒字会社にしたいと思ってますので、教えて頂いたことを、ひたすら実践していきたいと思います。(以下、省略)(愛知県、社長)

本当に実務で役立つ内容でした。毎日黒字社長塾のDVDも見ています。優先順位を間違えず、会社を変えていきたいです。(兵庫県、社長)

バリバリIQ全開のセミナー、ありがとうございました!(以下、省略)(大阪市、社長)

行動できているようで、できていない、まだまだやれる、と思いました。セミナーでおっしゃっていた「弾を撃ちまくる行動力」をもって頑張ろうと決意しました。とても勇気づけられました。ありがとうございました。(兵庫県、社長)

【決算早期化セミナーのご案内】『決算早期化実務の最新情報』 /5月25日(木)東京

決算早期化セミナーのご案内です。

”連結の女王”こと、飯塚幸子先生の会社(ラウレア)主催によるセミナーに登壇することになりました。これまで実施してきた他の決算早期化セミナーと異なる内容をお伝えします。追加開催の予定はありませんし、定員も30名ですので、参加希望の方はお早めにお申込みください。


▼『決算早期化実務の最新情報』 開催概要
■開催日:2017年5月25日(木) 19:00〜21:00
■会 場:品川
■講 師:公認会計士 武田雄治
■講義内容:
 ・決算早期化実務の最新情報
 ・決算早期化プロジェクトの成功事例紹介
■定 員:30名
■参加費:5,400円(税込)
■主催:株式会社ラウレア


▼本セミナーの詳細・お申込みはこちら
セミナー『決算早期化実務の最新情報』


▼事前に読んできてください。


【黒字社長塾セミナー開催のご案内!】『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』(5/29(月)in 大阪)

黒字社長塾セミナーのご案内です。


4月開催の『1年で会社を黒字にする方法』セミナーでは「黒字化」にフォーカスを当てた内容であるのに対して、今回開催の『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』は「売上アップ」にフォーカスを当てた内容です。


「これを知っておかないと売上が上がるわけがないじゃないか!?」
という、中小企業の社長さんが最低限知っておかなければならないセールス・マーケティング・イノベーションの基礎知識を、2時間で解説致します。

今回は先着16名限定。お申込みはお早めにお願い致します。



▼『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』 開催概要
■開催日:2017年5月29日(月)18:30〜20:30
■会場:大阪駅・梅田駅近く
     (申込者には別途詳細をご案内致します)
■ 講師:    
   武田雄治:公認会計士/黒字社長塾 代表
■講義内容:
 (1) 会社を理詰めで黒字にする方法
 (2) 売上を伸ばすためのマーケティングとイノベーションの基礎知識
 (3) 社長に必要なマーケティング思考
 (4) 社会、業界、顧客の動きを分析する
 (5) 顧客に認知してもらう方法
  (6) 売上を上げるためのタイムマネジメント
  ※講義内容は変更する場合があります
■定員:16名
■受講対象者:中小企業経営者、幹部候補
■受講料:5,000円(税込)


お申込みの際は、以下の注意点を必ずお読み下さい。

▼注意点
●申込方法は、末尾をご覧ください。
同業者・士業・上場企業在籍者のお申込みはお断りさせて頂きます
●セミナー代金は、当日受付にてお支払い下さい。(お釣りのないようにご準備下さい)
●領収書は当日お渡し致します。
●本人確認のため、当日お名刺を頂戴致します。
●領収書は、当日発行致します。
●お申込みが16名に達した時点で、事前の予告なく申し込みを締め切ります。
●人数限定で開催します。欠席される方は事前にご連絡下さい。無断欠席者は、今後のセミナーご来場をお断り致します。
●ご不明な点がありましたら、黒字社長塾までご連絡下さい。



お申込み方法はこちら。1分で完了します。

↓ ↓ ↓ ↓

▼▼▼ お申し込みはメールにて 先着16名受付中 ▼▼▼ 

メールに、以下の事項を記載の上、黒字社長塾まで送信して下さい。
【件名】 セミナー『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』申込希望
【本文】
 ■氏名:
 ■会社名:
 ■部署名・役職名:
 ■会社住所:
 ■連絡先電話番号:
 ■セミナーで学びたいこと(任意):

◆送信先メールアドレス:otoiawase[あっと]cpatakeda.com
  (※ [あっと]は「@」に変換してください)

◆お申込みが16名に達した時点で、事前の予告なく申し込みを締め切ります。
  お申し込みを希望される方は、お早めにお願い致します。

【IFRSセミナーのご案内】 『現場でつかえる IFRS実務対応のポイント』 /5月25日(木)東京

プロネクサス様主催のIFRSセミナーのご案内です。


IFRS導入プロジェクトの最終ゴールは「IFRSベースの有価証券報告書」の作成・開示です。
単に採用する会計基準がIFRSに変わるだけでなく、有価証券報告書全体の開示が大きく変わります。しかし、有価証券報告書がどのように変わるのかそのためにどのような対策が必要なのかについては、ほとんど議論されていないのが現状です。

そこで、本セミナーでは、日本や諸外国のIFRS先行開示事例を紹介しながら、開示の変更点、その根拠、背景などを解説していきます(前半の【開示編】にて。武田担当。)。

また、監査法人の言いなりにならず、会社負担を最小限に留め、最終ゴールに効果的かつ効率的に辿り着くためには、IFRS導入プロジェクトをどのように進めるべきか重要性基準をどのように算定するか監査法人に対してどのように理論武装するか・・・・などの知識が必要です。これらについて、他社事例を交えながら解説するとともに、IFRS導入後の実務対応に関しても解説いたします(後半の【導入実務編】にて。吉岡担当。)。

これだけの濃い内容を1日でお伝えするセミナーは他に類がないと思います

IFRS導入準備中、もしくはIFRS導入を検討されている企業の方は、是非この機会にご参加下さいませ。



なお、今回のIFRSセミナーは、私と一緒に中央大学専門職大学院国際会計研究科(CGSA)においてIFRS実務の講義を担当した公認会計士吉岡博樹先生と共に登壇致します。



※ 受講者の皆様全員に、拙著『IFRS 導入プロジェクトの実務』を進呈いたします。
(本セミナーのテキストとしても使用いたします。)


▼セミナー『現場でつかえる IFRS実務対応のポイント』開催概要
■ 開催日時:2017年5月25日(木)10:00〜17:00
■会場: プロネクサス社本社(東京・浜松町)
■ 講師:    
   武田 雄治 氏:公認会計士/武田公認会計士事務所 代表
   吉岡 博樹 氏:公認会計士/吉岡公認会計士事務所 代表
■内容:
   こちらの案内チラシをご覧下さい。


  ※当日参加出来ない方、遠方の方は、Webでの受講が可能です。


▼本セミナーの詳細・お申込みはこちら
セミナー『現場でつかえる IFRS実務対応のポイント』



IFRS導入をお考えの方へ
上場企業、上場準備企業、上場子会社のIFRS導入支援を行なっております。GAP分析からIFRS有報作成まで全てお任せ下さい。最短期間、最小コストでのIFRS適用のご提案を致します。企業内研修も致します。詳しくは武田公認会計士事務所のHPよりお問い合わせください。武田本人が返信致します。

【オススメ本】ケント・ギルバート著『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』 (講談社+α新書)




新聞の広告を見て購入。
予想以上に面白かったです。
隣国のことを理解しておくという意味でも、一度読んだ方が良いと思います。

中国、韓国、北朝鮮が非常識な行動を繰り返すのはなぜか??
その源泉は「儒教」に由来する。
それが本書の主張。

他人のことなど顧みず、ひたすら自分の利益を優先させ、他国からの避難に耳を傾けるつもりもないという「中華思想」は、儒教と密接につながっている(P17)。

中国人、韓国人は、歴史認識における不都合な事実から目を逸らすだけではなく、歴史の教科書をも改竄するし、新聞でも虚偽情報を流す(中国では「新聞で信用できるのは日付だけ」と揶揄されているとか)。

同じ儒教の影響を受けながらも、日本は独自の文化を生み出し、中国人、韓国人は強烈な反日思想を生み出したのか、その背景がよく分かる一冊。尖閣諸島の問題も、南沙諸島海域の人工島問題も、朴槿恵事件も、ナッツリターン事件も、背景は同じ。全部「儒教の呪い」

彼らの非常識ぶりに、日本はどう対処すればいいのか――儒教思想の本質を理解することなく、日本の常識に基づいた、日本的な対応を続けていれば、いままでと同じように、必ず裏目に出ます。
儒教国家に対応するには、ちゃんとした「作法」があるのです。それを本書で明らかにしていきます。
(「はじめに」より)

これからどうやって生きていこうか

今日、プラプラ歩いていると、公認会計士試験の受験勉強時代からの親友と偶然に会いました。

スタバでコーヒーを飲みながら、ショッキングな話を聞きました。同じ時期に一緒に受験勉強をしていた友達が、先日、交通事故で亡くなったようです。ネットで検索すると載っていました。

年齢は同じくらい。家族もいたのではないかと思います。

これからどうやって生きていこうかと考えていた時だったので、言葉がでません。

一度しかない人生、いつ終わるかも分からない人生、それが人生。
後悔だけはしないように、やりたいことをやり尽くしたいものです。
何の制約も設けず、自由に、楽しく、おもろく。
No Fun! No Life!

生きづらさの哲学

人間は、生まれ育ってきた「環境」の中で、性格(character)が形成されていくのだと思います。もしかしたら、遺伝的、先天的に備わった性格(attribute)というものもあるのかもしれません。

私は、口から生まれてきたような父親がいる「環境」で長年育ってきたので、小さい頃から「喋る」よりも「聞く」側に回って生きてきた。だから、今でも見知らぬ人と喋ることはできません。極度に内気な性格は、「環境」の影響だと思っています。

他方、仕事でリーダーシップを発揮していた父親の背中を見て育ってきたので、人の前に立つことは苦にならない。というか、むしろ好き。これも、育ってきた「環境」の影響です。

人と喋ることはできないけど、人の前に立つことは好き。矛盾するようなことを言っているように思われるかもしれませんが、私にとっては何も矛盾はしていません。数百人の前で講演をすることは出来るけど、知らない人と差しで飲むことは出来ない。そういうことです。

こういう人それぞれの性格(character)というのは、長所になることもあれば、短所になることもある。個性といわれることもあれば、コンプレックスや苦悩の原因となることもある。でも、それは他の人には分かり合えないし、変えようと努力して変えられるものでもないし、そもそも変える必要もないものだと思います。

ネガティブな解釈をしたらどこまでもネガティブになるし、逆にポジティブな解釈をしたらどこまでもポジティブになれるものです。生きづらさを感じるのであれば意識的に「環境」を変えるしかない。特に大切だと思うのは、「その人と一緒にいて成長できる人」と付き合うことだと思います。そういう人がいないなら、しばらく一人でいればいい。無理に他人と迎合する必要なんて全くないと思います。生きづらさを克服する方法は、他人と迎合することではなく、「自分の哲学を完成させる」という壮絶な闘いをすることだから。

人に迎合しないで、たとえ他の多くの人が反対しても、自分が正しいと思うことを主張することに伴う責任は、他者に嫌われることを引き受けることです。他者の評価を気にかけず、人に嫌われることを恐れないことこそ、自由に生きるということです。
(岸見一郎著 「アドラー心理学 シンプルな幸福論」より)


【関連記事】
2017/3/12 多重人格のわたし


【オススメ本】茂木誠 『日本人の武器としての世界史講座』(ビジネス社)




書店で何気なく手に取った本ですが、これはめちゃくちゃ分かりやすく、面白い!

世界史の本って、学校の教科書のように、古代→中世→近代→現代と、時間軸で説明しているものが多いですが、本書は「中国」、「ヨーロッパ」、「アメリカ」と、それぞれの地域ごとに章立てしており、各章数十頁で約2000年の歴史を一気に解説してくれてます。そのスピード感がたまりません。

目次は、次のとおり。

第1章 日中・日韓関係史を理解する
第2章 一神教を理解する
第3章 ヨーロッパ文明の源を理解する
第4章 近代ヨーロッパを理解する
第5章 アメリカ合衆国を理解する


第1章では、中国の誕生の話から始まり、朱子学などの中華思想がどのように生まれたのかという話になり、近年、中国・韓国の反日思想が根深いのはなぜかという話にまで一気に駆け抜けます。中国の歴史を語るには「思想」の問題が横たわることがよく分かります。

第2章では、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の誕生の話から始まり、様々な宗教対立の話から、近年の中東問題にまで串を指してくれます。ヨーロッパの歴史には、「宗教」「民族」の問題が横たわることが分かります。

第3章では、ヨーロッパで政治権力と宗教権力が分離し(政教分離)、民主主義が誕生し、それが衆愚化し、独裁政治が生まれ・・・という「国家(領土)」「政治(権力)」の歴史を駆け抜けます。ソクラテス、プラトンなどの哲学者が生まれたのは、この時代・この地域の国家・政治への批判でもあるわけですね。

第4章は、現代の歴史を動かしている「グローバリズム」(もしくは資本主義)と「ナショナリズム」(民族主義)について、マルティン・ルターの宗教改革、ホッブス、ロック・ルソーの思想まで遡って俯瞰させてくれます。

第5章は、アメリカを取り上げ、聖と俗、平等と差別、自由と奴隷、解放と支配・・・という偽善と矛盾を抱えた超大国の歴史が紹介されています。

こうやって一気に読むと、「理想」と「現実」の間で闘争し、価値観の揺らぎを繰り返しながら、世界史が作られているということがよーーく分かります。そして、今なお、自由・平等を掲げる大国が「テロとの戦い」を繰り広げています。現在の政治・経済・外交などの諸問題やニュースが、本書で書かれているような歴史の延長にあり、歴史が繰り返されていることもよく分かります。

著者は駿台予備校の著名な講師だけあって、解説が非常に分かりやすく、さらに予備校の授業を聴いているようなライブ感があり、これほど引き込まれ、勉強になった世界史の本に出会ったのは始めてかもしれません。既に5回転以上読んでますが、まだ何度も読み返すと思います。

学校の歴史の教科書は、年号と事実を羅列しただけの「超」下らないテキストとしか思えませんが、本書のような「歴史観」を学ばせてくれる本というのは貴重です。

書店で見て、「いいかも」って思った本は、とりあえず買うべきですね。


【こちらもオススメ】
松岡正剛 「18歳から考える国家と『私』の行方」(春秋社)
セミナー開催情報
【上場企業向けセミナー】

■プロネクサス主催
 (5月25日(水) @東京)
『先行事例から学ぶIFRS導入プロジェクトの実務』

■ラウレア主催
 (5月25日(水) @東京)
『決算早期化実務の最新情報』

■日本経営協会主催
 (7月開催予定@東京)
 (8月開催予定@大阪)


【中小企業向けセミナー】

■黒字社長塾主催
 (5月29日(月) @大阪)
『社長のためのセールス・マーケティング実践セミナー』


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プロフィール
武田雄治



公認会計士 武田雄治


●武田公認会計士事務所 代表
●中小企業支援の「黒字社長塾」代表
●中小企業のコスト削減・業務効率化支援の「バックオフィスサービス株式会社」取締役
●海外展開・クロスボーダーM&Aの「OneAsia」アライアンスメンバー
●起業支援の「一般社団法人スタートアップエンジン」理事



■武田雄治本人によるコンサルティング、セミナー、執筆、取材等のご依頼は、武田公認会計士事務所のホームページよりお願いします。
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